Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ホクト株式会社 (1379)

ホクトは国内に広範な生産・営業拠点を持ち、鮮度重視のきのこ生産・販売を展開。独自のバイオテクノロジーで新品種開発や栽培技術、健康機能性研究に強みを持つ。海外では米国、台湾、マレーシアに生産拠点を有し、特に台湾では市場リーダーの地位を確立。加工品事業では子会社アーデンのレトルト食品製造ノウハウを活用し、化成品事業ではきのこ栽培資材製造と総合指導で固定客を確保。原料調達の安定化も図る。 [本社]長野県長野市 [創業]1964年 [上場]1994年

ホクトは、国内きのこ事業を核に、海外きのこ事業、加工品事業、化成品事業の4部門を展開する企業です。長野県長野市に本社を置き、1964年に創業、1994年に上場しました。

**事業内容**

国内きのこ事業では、全国に広範な生産拠点を持ち、鮮度を重視したきのこを安定供給しています。培地原料の安定調達のため、インドネシアでのコーンコブミール生産も開始し、サプライチェーンの強靭化を図っています。

海外きのこ事業は、米国、台湾、マレーシアに生産・販売拠点を有し、特に台湾では市場リーダーとして高い収益性を維持しています。アジアを中心にグローバル展開を推進しています。

加工品事業では、きのこ加工品の開発・販売に加え、子会社の株式会社アーデンが持つレトルトパウチ食品製造ノウハウを活用し、事業強化を図っています。

化成品事業はホクト産業株式会社が担い、きのこ生産に不可欠な栽培用資材の製造・販売と、きのこの生産から包装までの総合相談・指導を提供しています。長年の経験と質の高い指導で固定客を確保し、非食品業界への展開も進めています。

**競争優位性**

ホクトの競争優位性は、長年にわたるきのこ栽培技術と研究開発力にあります。開発研究本部ではバイオテクノロジーを駆使した新品種開発、栽培技術開発、きのこの健康機能性研究に注力し、多数の特許・品種登録実績を持ちます。この高い技術力は、高付加価値商品の創出と市場競争力の源泉です。

また、全国に広がる生産センター網と鮮度重視の物流体制は、安定供給と品質維持を可能にし、国内市場における参入障壁を形成しています。化成品事業における栽培資材の自社製造と総合指導も、顧客の囲い込みに貢献しています。

**沿革ハイライト**

1964年、包装資材販売で創業。1968年にはきのこ栽培用資材製造に着手し、きのこ事業の基盤を確立しました。1983年にきのこ総合研究所を設置し、研究開発体制を強化。1986年以降、えのきたけ、ぶなしめじ、エリンギなど多様なきのこの新品種を開発しました。1994年上場。2003年にホクト株式会社へ商号変更。2006年の米国進出を皮切りに海外展開を加速し、台湾、マレーシアにも進出。2013年には株式会社アーデンを完全子会社化し、加工品事業を強化。2023年にはインドネシアに原料調達会社を設立し、サプライチェーンの安定化を図っています。

**収益・成長**

ホクトは持続的な成長を実現しています。直近3期の売上高は増加傾向にあり、2025年3月期には831億円を計上。営業利益も同期間に伸長し、2025年3月期には66億円を達成しました。純利益も堅調に推移し、EPSも成長を続けています。

**成長戦略**

今後の成長戦略として、国内きのこ事業では品質向上、生産効率化、調達コスト最適化による利益率向上を目指します。営業部門は鮮度重視の営業とマーケティングで高付加価値商品の成長を加速させ、きのこの健康成分訴求にも注力。開発研究では、栽培技術や新品種開発に加え、きのこ以外の新商品開発も視野に入れます。

海外きのこ事業では、米国でのマーケティング強化と生産最適化、台湾での高付加価値商品販売やOEM内製化、マレーシアでの原価削減と営業体制強化による早期黒字化を目指します。

加工品事業では業務用・市販用加工品の販売促進と新商品開発、子会社アーデンの収益性強化、隣接きのこ領域での新規事業開発を推進。化成品事業では取引先の課題解決を通じた新たな需要取り込み、高品質で安定した製造体制の訴求、利益率改善を図ります。

**財務健全性**

総資産、純資産は増加傾向にあり、2025年3月期には潤沢な手元資金を確保しつつ、有利子負債は減少しています。営業活動によるキャッシュ・フローも堅調に創出しており、投資活動を賄える範囲に収め、財務健全性を維持しています。

**株主還元**

安定的な配当を重視し、2025年3月期には年間50円の配当を実施。自己株式の保有も行い、株主価値向上への意識が高い企業です。

**注目ポイント**

ホクトは、長年のきのこ栽培経験と全国生産網を基盤に、研究開発力で高付加価値商品を創出しています。海外では台湾で市場リーダーの地位を確立し、グローバル展開を推進。加工品事業での子会社ノウハウ活用、化成品事業での固定客確保、原料調達の安定化も強みです。中期経営計画では、きのこの健康成分訴求による市場拡大、生産効率化、新商品開発、海外戦略強化、DX推進を掲げ、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。

[本社]長野県長野市 [創業]1964年 [上場]1994年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W0ZY | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
60.7B 10.9倍 0.9倍 3.4% 1,820.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 88.1B 85.9B 85.9B
営業利益 7.3B 7.0B 7.0B
純利益 5.2B 7.0B 7.0B
EPS 167.2 223.8 223.6
BPS 2,071.2

大株主

株主名持株比率
株式会社北斗0.19%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
株式会社八十二銀行 (常任代理人:日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.05%
公益財団法人水野美術館0.05%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.03%
ホクト従業員持株会0.02%
水野 雅義0.02%
キッセイ薬品工業株式会社0.02%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(従業員持株ESOP信託口・80122口)0.01%
三木産業株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-04-12AAGS Investment, Inc. 13.5
2023-07-20野村アセットマネジメント株式会社 2.69
2023-07-05野村證券株式会社 6.5
2021-11-18野村證券株式会社 7.11
2021-06-03野村證券株式会社 6.69
2021-04-20野村證券株式会社 7.36

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-08TDNet有限会社舟形マッシュルームの株式取得(子会社化)に関するお知らせ
2026-01-16TDNet当社の執行役員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分に関するお知らせ
2026-01-16TDNetbuyback: 当社の執行役員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分に関するお知らせ
2025-11-26TDNet2026年3月期第2四半期 決算説明資料
2025-08-18TDNet2026年3月期第1四半期 決算説明資料
2025-05-26TDNet資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について
2025-03-28TDNet当社の執行役員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ
2025-03-28TDNetbuyback: 当社の執行役員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ
2024-04-12TDNetHolding change by AAGS Investment, Inc.
2023-07-20TDNetHolding change by 野村アセットマネジメント株式会社
2023-07-05TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2021-11-18TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2021-06-03TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2021-04-20TDNetHolding change by 野村證券株式会社