Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社SDSホールディングス (1711)

株式会社SDSホールディングスは、省エネルギーと不動産関連事業を展開。省エネルギー事業では、子会社省電舎が多岐にわたる特定建設業許可を持ち、自社製品「エコステップ」や米国FALCON社製品の国内独占販売権を強みとする。不動産関連では、イエローキャピタルオーケストラがリノベーションを本格化させ、ONE EXEが太陽光売電事業を開始。M&Aを通じた事業拡大を図る一方、長年の赤字による脆弱な財務基盤の強化と人材確保が喫緊の課題である。 [本社]東京都港区 [創業]1986年 [上場]2004年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社SDSホールディングスは、省エネルギー事業と不動産関連事業を主軸に展開しています。省エネルギー事業では、顧客企業へエネルギー・ソリューション・サービスを一貫して提供。子会社省電舎は建築、電気、管工事業など多岐にわたる特定建設業許可を保有し、幅広い施工能力が強みです。自社開発製品「エコステップ」や米国FALCON WATERFREE TECHNOLOGIES,LLC社製品の国内独占販売権も有し、特定のニッチ市場で優位性を確立しています。

不動産関連事業では、子会社イエローキャピタルオーケストラがリノベーション、物件販売、資産運用コンサルティング等を実施。宅地建物取引業許認可を保有し、リノベーション事業を本格化しています。連結子会社ONE EXEは太陽光設備を保有し、売電事業を通じてストック型収益の獲得を目指します。

2. 沿革ハイライト

当社グループは1986年6月、省エネルギー事業目的で株式会社省電舎を設立し、エネルギー削減保証型事業を開始。1998年6月「エコステップ」発売、2003年12月米国FALCON社製品の国内独占販売権を取得しました。2004年12月東京証券取引所マザーズ市場に上場。2011年12月ドライ・イー設立で再生可能エネルギー事業を推進。2017年6月「株式会社省電舎ホールディングス」へ、2021年8月「株式会社SDSホールディングス」へ商号変更。2022年4月東証スタンダード市場へ移行し、株式会社イエローキャピタルオーケストラを子会社化。2024年4月M&A合弁会社HARUMI TRUST設立、同年5月ONE EXE設立とメガソーラー発電設備取得により、M&Aと事業投資で事業領域を拡大しています。

3. 収益・成長戦略

当社グループは、省エネルギー関連事業とリノベーション事業の推進により安定収益の確保を目指します。主な成長ドライバーは、リノベーション事業の本格化、株式会社ONE EXEを通じた太陽光売電事業への参入と設備投資、そしてM&A合弁会社HARUMI TRUST設立によるM&A戦略です。常に進展する技術に対応し、幅広い顧客層を開拓するため、パートナー企業との連携強化、新たな商材開発、積極的な顧客開拓を重要な課題と位置づけ、事業協力に注力しています。業績回復と業容拡大には、優秀な人材の確保・育成、および低コスト体制の徹底も不可欠です。

4. 財務健全性

当社グループは、長年の事業赤字により2025年3月末の連結純資産が738百万円まで棄損し、財務基盤が脆弱です。経営成績のみでの急速な回復は困難であり、早期の新株発行による増資が喫緊の課題です。資金調達は銀行等金融機関からの借り入れが困難なため、投資家からの借入やエクイティ・ファイナンスに依存しています。

継続企業の前提に重要な疑義がありましたが、2025年6月26日の取締役会決議で、取締役からの3億円の極度借入基本契約を締結し資金手当てを行うことで、運転資金を十分に賄えると判断され、不確実性は認められないと判断されました。当連結会計年度末の総資産は4,705,055千円、有利子負債は3,515,521千円です。

5. 株主還元

当社グループは企業価値向上と株主利益最大化を経営方針としますが、具体的な株主還元策(配当方針等)の記載はなく、直近の財務データでも年間配当は実施されていません。

6. 注目ポイント

SDSホールディングスは、省エネルギー事業において、子会社省電舎の多岐にわたる建設業許可、米国FALCON社製品の国内独占販売権、自社開発製品「エコステップ」による技術的優位性を強みとしています。成長戦略として、リノベーション事業の本格化、太陽光売電事業への参入、M&A戦略を掲げ、事業領域の拡大と収益源の多角化を図ります。一方で、長年の事業赤字による脆弱な財務基盤の強化が喫緊の課題であり、新株発行による増資や資金調達の進捗が今後の事業拡大と安定性に大きく影響します。優秀な人材の確保・育成も重要な経営課題です。

[本社]東京都港区 [創業]1986年 [上場]2004年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W7QE | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.4B 403.4倍 4.2倍 0.0% 234.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 6.2B 5.3B 5.0B
営業利益 120M 114M 120M
純利益 6M -68M -78M
EPS 0.6 -6.7 -7.0
BPS 56.0

大株主

株主名持株比率
吉野 勝秀0.15%
佐々木 和博0.10%
長野證券株式会社代表執行役 岡宮照行0.03%
谷垣 俊一郎0.02%
東京短資株式会社代表取締役社長 後昌司0.02%
楽天証券株式会社代表取締役社長 楠 雄治0.02%
株式会社SBIネオトレード証券 代表取締役 中村昌靖0.01%
株式会社SBI証券代表取締役社長 高村正人0.01%
福光 大輔0.01%
日本証券金融株式会社代表執行役社長 櫛田誠希0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-26株式会社US 14.43
2026-05-26株式会社US 14.43
2024-12-27田口 知志 2.81
2024-12-10田口 知志 6.13
2024-12-10田口 知志 6.13
2024-03-19村田 美夏 5.03
2024-03-11田口 知志 9.04
2024-03-11田口 知志 9.04
2024-03-05吉野 勝秀 18.63
2024-03-05吉野 勝秀 18.63
2024-03-04吉野 勝秀 18.63
2024-02-19田口 知志 10.75
2024-01-31田口 知志 10.75
2024-01-30田口 知志 10.75
2024-01-29田口 知志 10.75
2024-01-04田口 知志 14.66
2024-01-04吉野 勝秀 18.63
2024-01-04田口 知志 14.66
2023-06-08井元 義昭 2.62
2023-05-19井元 義昭 2.62

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNet第11回ストックオプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ
2026-05-27TDNet代表取締役の異動に関するお知らせ
2026-05-26TDNetHolding change by 株式会社US
2026-05-26TDNetHolding change by 株式会社US
2026-03-26TDNet(開示事項の経過)株主優待制度の内容に関するお知らせ
2026-03-11TDNet株主優待制度の変更及び拡充のお知らせ
2026-02-17TDNet小型・分散型AIデータセンター建設事業、小型・分散型AIデータセンター受託開発事業及び、GPUクラウ
2026-01-05TDNet第9回新株予約権の行使状況(2025年12月31日時点)及び発行済株式総数並びに特別利益計上に関する
2025-10-29TDNet(変更)第三者割当増資による調達資金の資金使途支出時期変更に関するお知らせ
2025-10-23TDNet新株予約権の一部譲渡に関するお知らせ
2025-09-30TDNet(開示事項の経過)株主優待制度の内容決定のお知らせ
2025-07-31TDNet(開示事項の経過)TAKARA AI株式会社(旧社名株式会社ZAK)との業務提携契約による共同開発の
2025-07-24TDNet(開示事項の経過)当社連結子会社が保有するセカンダリー太陽光発電設備の売却に関するお知らせ
2025-06-27TDNet代表取締役の異動に関するお知らせ
2025-06-26TDNet「継続企業の前提に関する注記」の記載解消に関するお知らせ
2025-06-26TDNet当社取締役吉野勝秀氏とのコミットメントライン契約締結のお知らせ
2025-05-26TDNet一般社団法人「地域活性化プロジェクト縁GIN」との提携契約について
2025-05-13TDNetforecast_revision: 2025年3月期通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知
2025-05-13TDNetearnings: 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-05-13TDNet2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)