Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

美樹工業株式会社 (1718)

美樹工業は総合建設業として建築、土木、設備、都市ガス導管敷設工事を展開する。住宅事業では積水化学工業のユニット住宅「セキスイハイム」等の建築・販売、リフォームを手掛ける。1956年からの大阪ガス指定工事会社としての地位、エポ工法等の技術的優位性、給排水衛生空調設備のメンテナンス体制が競争優位性。顧客満足度向上を重視し、M&Aにより事業領域を拡大する。不動産賃貸や太陽光発電も行う。 [本社]兵庫県姫路市 [創業]1952年 [上場]2003年

1. 事業概要と競争優位性

美樹工業グループは、当社、連結子会社4社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社1社で構成され、総合建設業及び住宅の建築・販売事業を展開する。建設事業では建築、土木、設備、都市ガス導管敷設工事、ガス設備工事、不動産賃貸・管理、太陽光発電を行う。住宅事業では積水化学工業のユニット住宅「セキスイハイム」「セキスイツーユーホーム」の建築・販売、リフォーム、戸建住宅の建築・販売、不動産賃貸・管理を手掛ける。

競争優位性は、1956年からの大阪ガス指定工事会社としての地位、エポ工法(ダイヤモンドカット円形切断技術)等の技術力、給排水衛生空調設備のメンテナンス体制、積水化学工業ブランド活用にある。建設業法等の法的規制も業界への参入障壁となる。ビジネスモデルは、建設請負、住宅販売に加え、不動産賃貸、メンテナンス、太陽光発電など多角的な収益源を持つ。ストック型収益の要素が収益安定化に寄与し、M&Aにより事業領域を拡大する。

2. 沿革ハイライト

1952年10月、兵庫県姫路市で建築請負業「三木組」として創業。1956年10月に大阪ガス株式会社の指定工事会社となる。1971年1月、美樹建設と美樹設備工業が合併し、美樹工業株式会社に商号変更。1972年3月、積水化学工業の代理店として、はりまハウジング(現セキスイハイム山陽)を設立し住宅事業を本格化。2003年10月に株式を店頭登録、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行。2024年には複数の企業を買収し、M&Aによる事業領域拡大を図る。

3. 収益・成長

当社グループは、売上高経常利益率5.0%以上(グループ)、6.0%以上(個別)を経営目標とする。収益力向上に向け、原価率の低減及び経営の合理化・経費削減を推進する。

成長戦略として、人材の確保と育成、顧客満足度向上による企業価値向上を図る。2024年のM&Aは、事業領域拡大を通じた成長ドライバーの一つである。

経営環境は、公共投資や民間設備投資が堅調に推移する一方、労務費等のコスト上昇が継続し、不透明な状況にある。営業展開強化に伴う人材及び施工能力の確保、業務効率化、内部管理体制強化が課題である。

4. 財務健全性

当社グループは、有利子負債の削減と自己資本の充実を図る方針を掲げる。

直近の有利子負債は、2024年12月31日時点で7,107,869千円、現金及び現金同等物は2,396,520千円である。前連結会計年度末(2024年12月31日)の有利子負債は6,002,391千円、現金及び現金同等物は1,802,016千円であった。その前の連結会計年度末(2024年12月31日)では有利子負債は0円、現金及び現金同等物は2,868,519千円であった。

5. 株主還元

当社グループは、安定した収益成長により株主の期待に応えることを経営の基本とする。

直近の年間配当金は、2024年12月31日時点の連結会計年度で200.0円、前連結会計年度で230.0円、その前の連結会計年度で150.0円を支払う。

6. 注目ポイント

美樹工業は、大阪ガス指定工事会社としての実績、エポ工法等の技術力、積水化学工業との提携による住宅事業を競争優位性とする。不動産賃貸やメンテナンス事業はストック型収益の要素を持ち、ビジネスモデルの質を高める。

M&Aによる事業領域拡大を成長ドライバーとする一方、労務費上昇等のコスト問題や人材・施工能力の確保が課題である。財務方針である有利子負債削減と自己資本充実の実行状況も注視すべき点である。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VGUY | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
8.8B 12.7倍 0.5倍 0.0% 7,660.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 27.3B 32.2B 30.8B
営業利益 1.1B 1.3B 1.1B
純利益 658M 840M 735M
EPS 602.2 768.0 672.1
BPS 14,401.1 14,026.2 13,366.6

大株主

株主名持株比率
三木 佳美0.15%
三木 博也0.14%
有限会社フレンド商会0.06%
内藤 征吾0.03%
NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE, LUXEMBOURG RE CLIENTS NON-TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.03%
平野 勝也0.02%
福本 久幸0.02%
中田 純夫0.02%
美樹工業社員持株会0.02%
三木 立子0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-10美樹工業株式会社 1.00%(4.08%)
2026-02-27三木 佳美 17.91%(3.57%)
2026-02-27美樹工業株式会社 6.90%+1.82%
2026-02-25三木 佳美 17.91%(3.57%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-10EDINET大量保有美樹工業株式会社大量保有 1.0%8,060+0.62%
2026-02-27EDINET大量保有三木 佳美大量保有 17.91%8,370-1.19%
2026-02-27EDINET大量保有美樹工業株式会社大量保有 6.9%8,370-1.19%
2026-02-25EDINET大量保有三木 佳美大量保有 17.91%8,250+0.24%
2026-02-24TDNetその他美樹工業定款の一部変更に関するお知らせ8,400-1.79%
2026-02-19TDNetその他美樹工業自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ8,300-1.20%
2026-02-19TDNet決算美樹工業(訂正・数値データ訂正)「2025 年12 月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について8,300-1.20%
2026-02-05TDNet業績修正美樹工業業績予想の修正に関するお知らせ8,650+4.62%
2025-10-27TDNet決算美樹工業2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)8,300-1.45%
2025-07-28TDNet決算美樹工業2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)6,900+0.29%
2025-07-28TDNet業績修正美樹工業第2四半期(中間期)業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ6,900+0.29%
2025-07-28TDNet業績修正美樹工業剰余金の配当(中間配当)及び期末配当予想の修正に関するお知らせ6,900+0.29%