Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

麻生フオームクリート株式会社 (1730)

麻生フオームクリートは、気泡コンクリートの現場施工と地盤改良工事を主力とする専門工事業者である。気泡コンクリート工事では、土木分野のニッチ市場で独自の配合・施工技術と施工体制に優位性を持ち、FCB工法等の独自技術と特許で高い市場シェアを誇るパイオニアだ。主に公共工事の下請けだが、国土強靭化や維持・補修需要を背景に、気泡コンクリートの用途拡大、民間需要開拓、地盤改良工事の強化、ICT活用を含む技術開発を成長ドライバーとする。自己資本当期純利益率13%の実現を目指す。 [本社]川崎市中原区 [創業]1961年 [上場]2001年

1. 事業概要と競争優位性

麻生フオームクリート株式会社は、気泡コンクリートの現場施工、地盤改良工事、資材販売を主な事業とする特定建設業者である。事業セグメントは建設業の単一。

主力事業の気泡コンクリート工事は、軽量盛土、管路中詰、空洞充填の施工を行う。同社は土木分野のニッチ市場で、独自の配合・施工技術と施工体制に優位性を持ち、高い市場シェアを誇るパイオニア。FCB工法は共同研究実績があり、2006年には特許を取得、技術的優位性と参入障壁を形成している。

もう一つの主力事業である地盤改良工事では、アスコラム工法、HYSC杭工法、L&Rジオファイン工法等を実施。アスコラム工法は長年の実績とノウハウを蓄積。L&Rジオファイン工法は重金属汚染土壌の原位置不溶化技術として環境配慮型ソリューションを提供する。

親会社である株式会社麻生の子会社群と継続的に事業取引があり、工事受注や主要資材仕入れにおいて安定的な事業基盤を形成している。

2. 沿革ハイライト

1961年6月、麻生産業(現 株式会社麻生)出資により設立。1963年、東海道新幹線工事で気泡コンクリートが土木用材料として初採用。1987年、地盤改良工事(アスコラム工法)を開始。1988年、軽量盛土工事(FCB工法)を開始し事業領域を拡大。2001年株式店頭登録、2004年ジャスダック上場。2006年、気泡混合軽量土の特許を取得。2022年、東証スタンダード市場へ移行。

3. 収益・成長

同社のビジネスモデルは主に下請けでの受注を行う専門工事業者。主力の気泡コンクリート工事は公共工事の比率が高く、特定の顧客への偏りはない。

成長ドライバーは国内建設投資の堅調な推移。大型プロジェクトや防災・減災、国土強靭化が追い風。長期的には建設投資の中心が維持・補修へと移行すると予測されており、これに対応する技術とサービスを提供する。

気泡コンクリート工事では、品質向上、用途拡大、生産性向上のためのICT活用を含む研究開発に注力。公共工事依存からの脱却を目指し、提案営業を強化し民間需要の開拓、コンサルへの上流営業を推進する。

地盤改良工事は成長の重要事業と位置付け、受注増加、施工能力強化、利益率改善を図る。両主力事業の営業・施工一体化を推進し、設備投資を積極化、一次下請を目指す。

技術開発活動を強化し、環境変化に対応。原材料改良、施工機械開発、新グラウト材開発、ICT管理システム、環境配慮型エアモルタル開発等に取り組む。営業力・施工力強化、人材確保・育成にも注力。

中長期的な経営指標として、自己資本当期純利益率13%の実現を目標とする。

4. 財務健全性

経営基盤強化にはフリーキャッシュフローの堅実な向上が重要と考え、本業の営業利益を重視する。

事業リスクとして、公共工事の減少、受注単価低下、不良債権化、不採算工事、施工不良、災害・事故、材料価格上昇、労務人員確保難、法的規制変更などを認識し、リスク管理と安全管理に万全を期している。

5. 株主還元

提供テキストに具体的な株主還元方針の記載はない。

6. 注目ポイント

麻生フオームクリートは、気泡コンクリート工事におけるニッチ市場での高い技術的優位性と市場シェアを確立。FCB工法やアスコラム工法といった独自工法と特許保有が、競争優位性と参入障壁を形成する。国内建設投資の堅調な推移、特に防災・減災や国土強靭化、維持・補修需要の増加は追い風。公共工事依存からの脱却を目指し、民間需要開拓や地盤改良工事強化による事業ポートフォリオ多角化、収益性改善に取り組む。ICT活用や環境配慮技術を含む積極的な研究開発活動は、持続的な成長を支える。親会社グループとの連携による安定的な事業基盤も強み。

[本社]川崎市中原区 [創業]1961年 [上場]2001年

出典: 有価証券報告書 (2024-03) doc_id=S100TVAA | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.1B 3.6B 3.6B
営業利益 -183M -25M
純利益 -386M -18M -52M
EPS -113.1 -5.2 -15.2
BPS 289.0 408.8 413.5

大株主

株主名持株比率
株式会社麻生0.42%
株式会社麻生地所0.12%
麻生商事株式会社0.09%
宗教法人萬福寺0.07%
楽天証券株式会社0.02%
麻生興産株式会社0.01%
麻生泰0.01%
麻生フオームクリート従業員持株会0.01%
日本証券金融株式会社0.01%
堺阪南運送株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-03-03日特建設株式会社 99.82%+7.71%
2025-02-13株式会社麻生 92.11%--
2025-02-12日特建設株式会社 92.11%--
2025-02-04株式会社麻生 92.11%+27.78%
2025-01-29日特建設株式会社 92.11%+83.34%
2024-12-16株式会社麻生 64.33%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-03-03EDINET大量保有日特建設株式会社大量保有 99.82%677+0.44%
2025-02-13EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 92.11%
2025-02-12EDINET大量保有日特建設株式会社大量保有 92.11%
2025-02-04EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 92.11%
2025-01-29EDINET大量保有日特建設株式会社大量保有 92.11%
2024-12-16EDINET大量保有株式会社麻生大量保有 64.33%