守谷商会グループは、建築、土木、不動産事業を主軸に展開する。建設資材リース、ユニットハウス、舗装工事、不動産売買・賃貸・損害保険代理業も手掛ける。競争優位性は、環境技術における独自の強みにある。地中熱利用冷暖房技術「Heat-Gw-Powerカスケードタイプ」は2016年特許、2019年商標登録済みである。従来方式比イニシャルコストを大幅に低減し、環境省ETV実証技術として省エネ大賞を受賞、ZEB及びBELS:5★適合判定実績を有し、建物のゼロエネルギー化に貢献する。i-Construction推進によるBIM/CIM、3D測量、3D設計の内製化も競争力強化に寄与する。参入障壁としては、建設業法等の法的規制が存在し、建設大臣許可、宅地建物取引業大臣免許を取得する。社会基盤事業として公共性・安全性が求められ、高い技術力と施工能力、優秀な資格者の確保が事業継続のベースとなる。
1916年4月、長野市で建築土木請負業「守谷商会」を創業し、1955年8月に株式会社守谷商会を設立した。1962年守谷不動産設立、1966年東京営業所開設、1990年丸善土木子会社化、1991年アスペック設立、2004年機材サービス設立、2024年未来ネットワーク完全子会社化により事業領域を拡大する。1994年10月店頭登録、2004年12月ジャスダック上場、2022年4月東証スタンダード市場へ移行する。
当社グループは「営業利益率」を重要な経営指標とし、「強靭な経営体質の確立」と「収益至上主義への変革」を目指す。工事粗利益率向上と固定費削減に注力し、安定した利益確保と企業価値向上を図る。成長ドライバーは地中熱利用技術「Heat-Gw-Powerカスケードタイプ」の普及拡大である。長野県ゼロカーボン戦略等の政策的追い風を受け、建物の省エネ化・ZEB化市場の拡大が期待される。経営戦略として、有望企業の買収による事業域拡大と収益力強化を掲げ、未来ネットワークの完全子会社化はその具体例である。DX推進による生産性・業務処理効率の向上も中長期的な成長戦略の柱とする。国内建設投資は底堅く推移するものの、世界経済の不透明感、資材・労務費高騰等のリスクを認識する。与信・施工リスク管理、受注時粗利益確保、工事収支管理の徹底で収益力強化を図る。
当社グループは2025年3月31日現在、総資産34,143,776千円、純資産15,940,610千円、現金及び現金同等物7,529,713千円、有利子負債836,997千円を計上する。安定した利益確保と資産・資本効率向上による企業価値向上を経営目標とする。経済状況悪化、公共投資減少、競争激化、資材・労務費高騰、工事代金回収遅延、瑕疵責任、法的規制変更、人材確保困難、事故・災害、資産減損、自然災害・疫病等を財務リスクとして認識する。これらリスクに対し、受注審査規程整備、与信管理、コンプライアンス遵守、安全・品質管理、人材確保、DX推進等の施策を実行し、事業収益の安定的確保を図る。
当社は2025年3月31日現在、年間配当1株当たり100.0円を実施し、自己株式を83,500株保有する。企業価値向上を目指し、安定した利益確保と資産・資本効率向上により、株主への還元を図る方針である。
守谷商会の注目ポイントは、建設業界における環境技術の先駆的取り組みである。特許・商標登録済みの地中熱利用冷暖房技術「Heat-Gw-Powerカスケードタイプ」は、環境省ETV実証技術として認定され、省エネ大賞を受賞するなど、技術的優位性と社会貢献性が高く評価される。建物のZEB化推進や長野県ゼロカーボン戦略等の政策的追い風を受け、同技術の普及拡大は今後の成長ドライバーとなる。i-ConstructionやDX推進による生産性向上への積極的投資、M&Aによる事業ポートフォリオ再構築は、建設業界で競争力を維持・強化する戦略として注目される。経営目標に「営業利益率」を掲げ、収益至上主義への変革を目指す姿勢は、資本効率を重視する投資家にとって評価できる。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 14.6B | 8.5倍 | 0.9倍 | 0.0% | 6,460.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 50.3B | 43.3B | 39.0B |
| 営業利益 | 2.3B | 2.2B | 1.2B |
| 純利益 | 1.7B | 1.6B | 900M |
| EPS | 759.0 | 732.5 | 410.7 |
| BPS | 7,324.2 | 6,629.9 | 5,878.9 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 守谷商会従業員持株会 | 0.09% |
| 一般財団法人守谷奨学財団 | 0.09% |
| 守谷商会取引先持株会 | 0.08% |
| 株式会社八十二銀行 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 0.05% |
| 山根 敏郎 | 0.04% |
| 守谷 晶子 | 0.04% |
| 内藤 征吾 | 0.03% |
| 守谷 堯夫 | 0.03% |
| 守谷 ソノ | 0.02% |
| 八十二キャピタル株式会社 | 0.02% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-07-18 | TDNet | その他 | 守谷商会 | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ | 4,025 | -0.37% |
| 2025-06-20 | TDNet | その他 | 守谷商会 | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ | 3,875 | -0.65% |