フィットイージーは、商標登録された「アミューズメントフィットネスクラブ」を全国展開する。MISSION「新たなフィットネス文化の創造で世界を変えていく」、VISION「世界一のアミューズメントフィットネスクラブを目指す」を掲げ、フィットネスマシンに加え、ゴルフ、サウナ、ラウンジ、セルフエステ等の多様なアミューズメント要素を取り入れ、五感で楽しめる「サードプレイス」を提供する。会員は入会店舗に関わらず全店舗相互利用が可能であり、顧客層は20-30代男性に加え、40代以降や女性比率も向上する。事業は「フィットネスクラブ運営事業」の単一セグメントであり、直営店とフランチャイズ・チェーン(FC)店のハイブリッドモデルで展開する。2025年10月期の売上構成比は直営売上15.7%、運営売上21.5%、開発売上62.6%であり、FC展開が収益の主軸を占める。
競争優位性として、独自のポジショニングを確立する。低コスト・ハイクオリティな店舗開発・施工システムを構築し、居抜き物件主体での出店、建材・設備品の海外直接大量仕入れ、既存店再利用、自社内製デザイン、工期管理によるコスト削減とスピード加速を実現する。AI顔認証、スマート入会、WEB予約等のDX活用と24時間対話型警備システムにより、1日スタッフ平均約1.5名での省力化運営を可能にする。FC運営では、会費回収代行、物件転貸借による地代・賃料低減、スタッフ業務システム化で安定的な利益獲得を目指す。FIA加盟やPマーク取得(2024年4月)により、安心・安全な運営体制を構築する。
2018年7月に設立し、同年9月には1号店から4号店を同時オープンし、AI顔認証を導入する。以降、FIT-GOLF(2022年2月)、FIT-SAUNA(2022年9月)、セルフエステ(2023年3月)など多様なアミューズメントサービスを順次導入し、店舗の魅力を高める。店舗数は急速に拡大し、2022年9月に100店舗、2025年4月に200店舗を達成する。会員数も増加し、2023年10月に10万人、2025年8月に20万人を突破する。2024年7月には東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場し、2025年10月には東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場へ市場区分を変更する。
2025年10月期末時点で、店舗数は238店舗(直営23店舗、FC215店舗)、会員数は224,740人に達する。経営上の目標は会員数の増加数及び新規出店数である。成長ドライバーは、新規出店及びエリア拡大、既存店舗の更なる会員数増加、そして2つの成長戦略である。
新規出店は、東海3県での出店ノウハウを全国展開し、商圏人口5万人以上のエリアをターゲットとする。直営店は30店舗を目途とし、FC店の展開を中心に事業拡大を図る。同業他社の買収や店舗買収も積極的に検討する。出店戦略のパッケージ化により、物件獲得、マーケティングリサーチ、入会数予測、マシン・サービス決定、施工、経営数値、運営マニュアル、プロモーションを標準化し、出店期間と初期投資コストの回収期間短縮に努める。
既存店舗では、顧客満足度向上と新規会員獲得のため、店舗業務改善、サービス改善、社員・スタッフの質向上に努める。アミューズメントサービスの追加や近隣店舗との差別化(ドミナント効果)により、カニバリゼーションを回避しつつ会員数上限を追求する。オピニオン・ボックスの運用、Google口コミ管理、覆面調査、清掃、接客レベルの徹底により、会員継続率を高め、顧客体験価値向上を図る。
新たな収益源創出に向けた2つの成長戦略を展開する。一つは「AIヘルスケアオートメーション」であり、AI顔認証、AIカメラ、体組成計データに基づき、AIによる個別トレーニングメニューを提供する。これによりトレーニングの継続性や顧客満足度の向上を目指す。もう一つは「海外進出」であり、中長期的な視点から、現会員の渡航が多い国や日本人の居住が多いエリアを第一候補としてグローバル市場への進出を目指す。
本部機能の充実及び強固なFC管理体制の構築も重要な課題である。顧客管理システムを活用した店舗運営の効率化、リスク管理、コンプライアンス遵守体制、内部統制システムの強化に努める。スーパーバイザーによる店舗巡回強化や店舗責任者ミーティングを通じて、運営ノウハウを共有し、FC加盟店及び店舗責任者の育成に注力する。
2025年10月期末の有利子負債依存度は5.0%であり、当社は有利子負債への依存度を低減させる方針である。敷金及び保証金残高は1,429百万円であり、賃貸借契約により回収不能リスクを減じる。当事業年度の設備投資額は1,098,363千円であり、新規出店に伴う店舗建物、トレーニングマシン、アミューズメント設備が中心である。
2025年10月期の年間配当は25.0円である。
商標登録された「アミューズメントフィットネスクラブ」という独自のポジショニングとブランド力は、競争環境下での差別化要因となる。FC展開を主軸とした急速な店舗・会員数拡大は、低コスト出店ノウハウとDX活用による効率運営体制に支えられる。AIヘルスケアオートメーションや海外進出といった成長戦略は、将来の収益拡大に寄与する可能性がある。一方で、単一事業であるため、フィットネス産業の成長鈍化や事業環境の変化、競合の激化、FC店の運営リスク、優秀な人材確保の難しさ等が事業に影響を及ぼすリスクとして存在する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 37.6B | 23.7倍 | 6.4倍 | 0.0% | 2,277.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9.7B | 6.7B | 4.5B |
| 営業利益 | 2.3B | 1.6B | 1.1B |
| 純利益 | 1.5B | 1.1B | 722M |
| EPS | 96.1 | 71.2 | 48.4 |
| BPS | 355.9 | 187.9 | 71.9 |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2025-11-04 | 株式会社オリーブ | 55.25% | (1.90%) |
| 2025-10-17 | 株式会社オリーブ | 57.15% | (11.71%) |
| 2025-10-08 | 株式会社オリーブ | 68.86% | -- |
| 2025-08-05 | 野村證券株式会社 | 4.17% | (1.26%) |
| 2025-07-04 | 野村證券株式会社 | 5.43% | (0.53%) |
| 2025-06-26 | 株式会社オリーブ | 68.86% | (0.22%) |
| 2025-06-05 | 野村證券株式会社 | 5.96% | (1.11%) |
| 2025-01-08 | 野村證券株式会社 | 7.07% | +1.65% |
| 2024-10-04 | 野村證券株式会社 | 5.42% | +5.42% |
| 2024-08-26 | 株式会社オリーブ | 69.08% | (1.94%) |
| 2024-07-25 | 株式会社オリーブ | 71.02% | +71.02% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-11-04 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 55.25% | 2,601 | -0.62% |
| 2025-10-17 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 57.15% | 2,704 | +3.55% |
| 2025-10-08 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 68.86% | 3,240 | -5.56% |
| 2025-08-05 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 4.17% | 2,618 | -0.99% |
| 2025-07-04 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 5.43% | 2,091 | +4.45% |
| 2025-06-26 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 68.86% | 2,118 | -0.85% |
| 2025-06-05 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 5.96% | 1,781 | +1.12% |
| 2025-01-08 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 7.07% | — | — |
| 2024-10-04 | EDINET | 大量保有 | 野村證券株式会社 | 大量保有 5.42% | — | — |
| 2024-08-26 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 69.08% | — | — |
| 2024-07-25 | EDINET | 大量保有 | 株式会社オリーブ | 大量保有 71.02% | — | — |