Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

幼児活動研究会株式会社 (2152)

幼児活動研究会は、幼稚園・保育園向けに体育指導、イベント企画、療育事業等を提供。創業以来の独自ノウハウと全国約5,000園への指導実績、全国ネットワークを模倣困難な競争優位性とする。年間契約や月謝によるストック型収益構造を構築し、少子化市場で高付加価値・高品質サービスを提供し差別化を図る。無借金経営と潤沢な現金を誇る強固な財務基盤を持つ。幼児体育・幼児教育分野での日本一を目指し、療育事業や学習塾等への多角化も推進し、安定性と成長性を両立させる企業である。 [本社]東京都品川区 [創業]1972年 [上場]2007年

## 幼児活動研究会株式会社の企業概要と成長戦略

### 1. 事業概要と競争優位性

幼児活動研究会は、幼稚園・保育園・こども園向けに、正課・課外体育指導、イベント企画、障がい児向け療育事業、小規模保育事業、学習塾等の幼児体育指導関連事業と、園の経営・教育コンサルティング、運営指導、職員研修等を提供するコンサルティング関連事業を展開しています。

「サービス・ノウハウで貢献する」を経営方針とし、子供に特化した多角化を推進。年間契約、月謝、会員制によるストック型収益構造を構築し、売上高経常利益率15%以上を目標とする高成長・高収益企業を目指します。

競争優位性は、創業以来培った独自の指導ノウハウとカリキュラム、全国約5,000園への指導実績、全国展開による豊富な情報量です。これらは「独自性があり、模倣できない」と認識され、高い参入障壁を築いています。「コスモ」ブランドで親しまれる既存サービスを高付加価値化・差別化し、指導スタッフの育成・研修体制を充実させることでサービス水準を向上。中長期的な経営戦略として、幼児体育・幼児教育分野での「日本一」を目指します。

### 2. 沿革ハイライト

1972年9月、東京都品川区に設立。1978年4月の大阪支部開設を皮切りに全国各地へ業務エリアを拡大しました。1988年4月にはコンサルティング部門、1989年4月にはイベント企画部門を創設し、事業領域を広げました。2007年5月に大阪証券取引所ヘラクレス市場へ上場し、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行。近年では、2022年4月に療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設し、障がい児向け体育教育指導を本格化させるなど、事業の多角化を進めています。

### 3. 収益・成長戦略

同社は「高成長・高収益企業」の実現を目指し、売上高経常利益率15%以上を目標に掲げています。少子化傾向は市場縮小要因となり得ますが、子供の希少価値向上に伴い、高付加価値・高品質な商品やサービスが求められる傾向にあると認識し、これに対応する戦略を推進しています。

成長ドライバーは、幼児体育指導関連事業における既存契約園の安定化と新規開拓、高付加価値化による「契約園の倍増」です。課外体育指導では、独自のカリキュラムを進化させ「クラブ員の倍増」を図ります。また、児童発達支援サービスの充実、療育事業や小規模保育事業のノウハウ活用、幼児・学童向け学習塾の運営により、周辺分野への多角化を進め、新たな収益源を確立します。コンサルティング関連事業では、全国約5,000園の指導経験を活かし、情報提供会員制度の拡充や特別個別研修コンサルティング事業に注力し、「会員の倍増」を図ります。さらに、新たなイベント開発も積極的に推進し、事業の成長を加速させています。

### 4. 財務健全性

同社は強固な財務基盤を確立しており、有利子負債は0.0円の無借金経営を維持しています。現金及び現金同等物は、直近で8,937,180千円と潤沢な水準を保ち、事業の安定性と将来の投資余力を示しています。総資産は直近で12,754,097千円、純資産は9,601,260千円に達しており、自己資本比率も非常に高い水準です。設備投資は当事業年度で50百万円と比較的少額に留まり、効率的な経営が伺えます。

### 5. 株主還元

株主還元として、安定的な配当を実施しており、年間配当は直近で23.0円と増加傾向にあります。これは株主への利益還元を重視する姿勢を示しています。また、直近の財務データでは自己株式981,400株を保有しており、資本効率の向上や機動的な資本政策に活用する可能性があります。

### 6. 注目ポイント

同社は少子化という市場環境下で、高付加価値・高品質サービス提供による差別化と、療育事業等の周辺分野への多角化戦略を推進している点が注目されます。創業以来の独自の指導ノウハウと全国ネットワークを基盤とした競争優位性を維持し、「幼児体育、幼児教育日本一」を目指す目標の達成状況が今後の焦点となります。年間契約や月謝、会員制による安定的なストック型収益構造と、有利子負債0.0円の強固な財務基盤は事業の安定性を高める要因です。一方で、法的規制の変更、事故発生、個人情報保護、情報システム障害、ノウハウ流出、流行性疾患の蔓延、特殊契約の競合制限、寄附金拠出といった事業リスクへの継続的な対応が、持続的な成長のための課題となります。

[本社]東京都品川区 [創業]1972年 [上場]2007年

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
17.4B 16.0倍 1.5倍 1.8% 1,479.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 7.6B 7.5B 7.4B
営業利益 1.3B 1.3B 1.2B
純利益 997M 1.1B 876M
EPS 92.3 105.9 81.1
BPS 1,018.6

大株主

株主名持株比率
株式会社山善0.37%
株式会社UH Partners 20.10%
山 下 明 子0.09%
光通信株式会社0.07%
コスモ従業員持株会0.06%
山 下 孝 一0.03%
株式会社エスアイエル0.02%
アイザワ証券株式会社0.02%
東京中小企業投資育成株式会社0.02%
株式会社UH Partners 30.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-26光通信株式会社 21.07
2025-07-11光通信株式会社 20.93
2024-04-10光通信株式会社 19.92
2022-01-18光通信株式会社 18.92
2021-11-29光通信株式会社 18.71

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNet公益財団法人財務会計基準機構への加入状況及び加入に関する考え方等に関するお知らせ
2026-05-28TDNet支配株主等に関する事項について
2026-01-30TDNet2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2026-01-30TDNetearnings: 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-10-31TDNetearnings: 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-10-31TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-10-21TDNet(開示事項の経過)投資有価証券売却益(特別利益)の計上に関するお知らせ
2025-09-26TDNetHolding change by 光通信株式会社
2025-09-08TDNet政策保有株式の売却に伴う特別利益の計上見込みに関するお知らせ
2025-07-31TDNet2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-07-31TDNetearnings: 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-07-11TDNetHolding change by 光通信株式会社
2025-06-24TDNet資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組みについて
2025-05-29TDNet支配株主等に関する事項について
2025-05-29TDNet公益財団法人財務会計基準機構への加入状況及び加入に関する考え方等に関するお知らせ
2025-05-12TDNet2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-05-12TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2025-05-12TDNetearnings: 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-05-12TDNetdividend: 剰余金の配当に関するお知らせ
2024-04-10TDNetHolding change by 光通信株式会社