Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

滝沢ハム株式会社 (2293)

滝沢ハムは食肉・食肉加工品の製造販売を主力とし、1976年国際食肉ハムオリンピック金メダル受賞、大谷石採掘跡利用の「大谷天然熟成プラント」での生ハム生産、FSSC・ISO22000認証による品質管理が強み。プリマハムとの提携で商品開発を強化する。原材料高騰や消費低迷が続く厳しい経営環境下、新規チャネル開拓、DX化、サプライチェーン見直しを通じて収益回復と持続的成長を目指す。営業利益率2%等の目標達成に向け、事業基盤強化を図る。 [本社]栃木県栃木市泉川町 [創業]1950年 [上場]1990年

1. 事業概要と競争優位性

滝沢ハムグループは、ハム・ソーセージ等の食肉加工品、レトルト食品、惣菜、食肉の製造販売を主力とし、コーヒーショップ経営も手掛ける。

同社の競争優位性は、長年の品質と技術力にある。1976年国際食肉ハムオリンピックで日本初の金メダルを受賞し、1986年には大谷石採掘跡に「大谷天然熟成プラント」を新設し、イタリア式生ハムを生産。この独自の設備と技術が製品差別化に貢献する。FSSC・ISO22000認証による高度な品質管理体制を構築。「安全・安心・健康」を基本方針に、市場ニーズに合わせた新商品開発、品質・生産効率向上に注力。外部連携やライフスタイル変化に対応した商品、価格競争力のある商品、地元コラボ商品、コンビニ・通販向け商品開発を推進する。プリマハムとの提携により、商品開発力・販売力を強化。食品製造業特有の設備投資、高度な品質管理、法的規制対応、原材料安定調達能力は事業継続の重要要素。

2. 沿革ハイライト

1950年設立、1966年滝沢ハムに商号変更。1976年国際食肉ハムオリンピックで日本初の金メダルを受賞。1986年大谷天然熟成プラントを新設し、イタリア式生ハム生産を開始。1990年店頭登録、2004年ジャスダック上場、2022年東証スタンダード市場へ移行。事業拡大と効率化のため工場新設・集約を進めてきた。

3. 収益・成長

「より良い食品を通じて食文化の向上と健康増進に貢献する」を経営理念とし、安全・安心な商品提供、安定配当、地域社会との共生を経営方針とする。

原材料・エネルギーコスト高騰、物価高による消費低迷、人件費・物流費上昇など、厳しい経営環境が続く。

成長ドライバーは、新商品開発、新規チャネル開拓、提携先との協業、単品量販による販売量回復。生産面では、FSSC・ISOに基づく品質安定化、集約生産・商品絞り込みによるコスト削減、生産性向上に努める。

中長期的には、DX化・サプライチェーン見直しによる資本効率化、在庫・収益管理基盤や人事制度改革、新規チャネル開拓・営業強化、提携企業・地域連携、市場ニーズに合わせた商品開発、強みへの集中と育成を重点施策とする。

経営目標は営業利益率2%、自己資本当期純利益率10%以上、EPS150円だが、2025年3月期は販売減少やコスト増で営業利益率△1.5%、自己資本当期純利益率△13.2%、EPS△241.16円と目標未達。

4. 財務健全性

2025年3月期末の総資産は12,466百万円、純資産3,480百万円、有利子負債4,208百万円。営業CFは3百万円、投資CFは496百万円の支出。原材料価格変動、為替、疾病、金利、固定資産減損等の事業リスクを認識し対応。

5. 株主還元

「安定した配当」を経営方針とする。2024年3月期は年間配当20円を実施したが、2025年3月期と2023年3月期は配当実績がない。

6. 注目ポイント

国際的な品質評価、独自の生産設備、FSSC・ISO22000認証による高度な品質管理体制が同社の競争優位性。プリマハムとの提携、新商品開発、新規チャネル開拓、DX化を成長ドライバーとし、厳しい経営環境下での収益回復と成長を目指す。原材料価格変動や消費低迷リスクへの対応力、中長期戦略の実行進捗が今後の注目点。

[本社]栃木県栃木市泉川町 [創業]1950年 [上場]1990年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W2QQ | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.6B 68.0倍 1.6倍 0.8% 2,650.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 27.9B 26.6B 26.6B
営業利益 80M -383M -400M
純利益 80M -230M -220M
EPS 39.0 -112.2 -107.1
BPS 1,625.6

大株主

株主名持株比率
有限会社滝沢興産0.22%
伊藤忠商事株式会社0.15%
滝沢ハム取引先持株会0.08%
株式会社足利銀行0.04%
瀧澤太郎0.03%
瀧澤悦子0.02%
上野さり0.02%
吉田潤子0.02%
岩井由紀子0.02%
田中悦子0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-01-21渡邊 弘樹 7.26
2026-01-21小堺裕一郎
2026-01-16渡邊 弘樹 7.26
2026-01-16小堺裕一郎
2024-02-01株式会社 常陽銀行 3.6
2021-07-09小堺裕一郎 8.07

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-21TDNetHolding change by 渡邊 弘樹
2026-01-21TDNetHolding change by 小堺裕一郎
2026-01-16TDNetHolding change by 小堺裕一郎
2026-01-16TDNetHolding change by 渡邊 弘樹
2025-03-25TDNet監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ
2024-02-01TDNetHolding change by 株式会社 常陽銀行
2021-07-09TDNetHolding change by 小堺裕一郎