Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社柿安本店 (2294)

株式会社柿安本店は、精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品の5部門を展開する総合食品企業。松阪牛や自社ブランド「三重 柿安牛」を核とする精肉、洋惣菜「柿安ダイニング」、和菓子「口福堂」、料亭、看板商品「料亭しぐれ煮」を提供。契約牧場からの仕入れから加工までの一貫体制と職人の技、徹底した衛生管理により「おいしさ」を追求し、多様なチャネルで高品質な食を提供する。無借金経営を継続し、強固な財務基盤を持つ。 [本社]三重県桑名市 [創業]1871年 [上場]1997年

株式会社柿安本店は、精肉、惣菜、和菓子、レストラン、食品の5部門を展開する総合食品企業であり、企業メッセージは「おいしさ、育む。」である。

**1. 事業概要と競争優位性**

精肉事業では、松阪牛や自社ブランド「三重 柿安牛」を中心に、全国のブランド牛肉、豚肉、鶏肉、肉加工品・惣菜類を専門店で展開する。厳選された契約牧場からの仕入れから枝肉加工まで社内一貫体制で、徹底した衛生管理・温度管理により、安全でおいしい牛肉を安定供給する。

惣菜事業は、百貨店中心の洋惣菜「柿安ダイニング」や中華惣菜「柿安上海DELI」、黒毛和牛牛めし専門店「柿安 牛めし」など多様な業態を展開し、厳選食材を使用し、職人が出来立て調理にこだわり、安全・安心な商品を提供する。

和菓子事業は、ショッピングセンター・駅ビル等の「口福堂」で、定番商品に加え季節・歳時商品を製造販売する。

レストラン事業は、松阪牛のすき焼・しゃぶしゃぶ等の肉料理と懐石料理の料亭部門、本格肉専門レストラン「柿安 Meat Meet」等のグリル部門、フードコート部門「柿安 Meat Express」、中華ビュッフェ部門などを展開する。

食品事業は、「料亭しぐれ煮」を看板商品とし、レトルト食品や「瓶詰めシリーズ」、高付加価値商品「KAKIYASU PREMIUM」シリーズを百貨店、量販店、高級スーパー向けに展開する。「しぐれ煮」は三重県桑名市に伝わる製法で素材の味を生かし、柔らかく炊き上げたものであり、自家需要から贈答用まで幅広く利用される。

当社グループは、素材へのこだわり、職人の技と発想、おもてなしの心により、おいしさの向上に努める。松阪牛や自社ブランド、看板商品「料亭しぐれ煮」によるブランド力、契約牧場からの仕入れから加工までの一貫体制、職人による調理技術、多様なチャネル展開が競争優位性を構築する。

**2. 沿革ハイライト**

1871年(明治4年)に牛鍋店として創業。1968年11月に株式会社柿安本店を設立した。1972年8月には「牛肉しぐれ煮」の百貨店販売を開始し、食品事業基盤を確立。1997年6月に株式を店頭登録し、上場企業となる。1998年4月には洋惣菜「柿安ダイニング」の第1号店舗を開設、2005年11月には和菓子「口福堂」の展開を開始し、事業領域を拡大した。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ上場市場を変更している。

**3. 収益・成長戦略**

当社グループは「おいしいものをお値打ちに提供する」経営理念のもと、おいしさの追求と潜在ニーズの掘り起こしを新業態・新商品の開発により図る。成長戦略として、既存店の改善、新規出店、不採算店の整理、間接部門等の効率改善を推進する。2025年4月期には、総額1,190百万円の設備投資を実施し、変化する食関連市場と顧客ニーズへの対応を図る方針である。

**4. 財務健全性**

当社グループは強固な財務基盤を維持し、無借金経営を継続している。2025年4月期末の有利子負債は0円。現金及び現金同等物は7,995百万円、総資産19,196百万円、純資産15,044百万円と、高い自己資本比率と潤沢な手元資金を確保し、財務の安定性を示す。

**5. 株主還元**

当社グループは、株主への利益還元を重視する。2025年4月期まで年間配当金85.0円を維持。2025年4月期末時点では2,868,600株の自己株式を保有している。

**6. 注目ポイントとリスク**

柿安本店は、家庭内食、中食、外食を網羅する総合食品企業として、多角的な事業展開と「柿安」ブランドで市場での存在感を示す。松阪牛や自社ブランド、伝統的な「料亭しぐれ煮」といった高品質な商品群と、契約牧場からの仕入れから加工までの一貫体制、職人の技、徹底した衛生管理による品質へのこだわりが強みである。無借金経営と高い自己資本比率に裏打ちされた財務健全性も特筆される。

一方で、原材料・エネルギー価格高騰、物流コスト上昇、人件費増加、消費者の節約志向といった厳しい経営環境が継続する。これに対し、高い価値を感じられる商品・接客サービスの提供と、業務の見直し・効率化による全社的なコスト削減活動を徹底し、利益確保を目指す。

事業リスクとしては、原材料の価格変動、国内生産拠点の三重県桑名市への集中による自然災害リスク、新規出店計画の不採算化、人財の確保及び育成、食品の安全性と風評被害が挙げられる。これらのリスクに対し、予防措置や管理体制の強化を図り、持続的な成長を目指す。

[本社]三重県桑名市 [創業]1871年 [上場]1997年

出典: 有価証券報告書 (2025-04) doc_id=S100WEKB | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
35.3B 39.7倍 1.8倍 0.0% 2,835.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 36.1B 37.1B 43.9B
営業利益 1.5B 2.2B 3.5B
純利益 701M 1.4B 2.2B
EPS 71.5 133.7 210.6
BPS 1,570.7 1,685.8 1,623.8

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.07%
株式会社百五銀行0.04%
赤塚 保正0.04%
赤塚 和隆0.03%
赤塚 美雪0.03%
赤塚 勝子0.03%
柿安取引先持株会0.02%
柿安社員持株会0.02%
赤塚 元康0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-14株式会社赤塚興産 0.00%(7.25%)
2025-02-17株式会社赤塚興産 7.25%+0.40%
2025-02-04株式会社赤塚興産 7.25%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNet決算柿安本店2026年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,815+0.78%
2026-03-12TDNetその他柿安本店2026年4月期2月度の売上高についてのお知らせ2,815+0.78%
2026-02-10TDNetその他柿安本店2026年4月期1月度の売上高および第3四半期の売上高についてのお知らせ2,846+1.41%
2026-01-14TDNetその他柿安本店2026年4月期12月度の売上高についてのお知らせ2,717+0.04%
2025-12-11TDNet決算柿安本店2026年4月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,608+0.15%
2025-12-11TDNetその他柿安本店2026年4月期11月度の売上高についてのお知らせ2,608+0.15%
2025-11-11TDNetその他柿安本店2026年4月期10月度の売上高および第2四半期の売上高についてのお知らせ2,620+0.84%
2025-10-15TDNetその他柿安本店2026年4月期9月度の売上高についてのお知らせ2,649-0.26%
2025-09-08TDNet決算柿安本店2026年4月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,741-0.40%
2025-09-08TDNetその他柿安本店2026年4月期8月度の売上高についてのお知らせ2,741-0.40%
2025-09-08TDNetその他柿安本店当社従業員に対する譲渡制限付株式を活用したインセンティブ制度としての自己株式の処分に関するお知らせ2,741-0.40%
2025-08-19TDNetその他柿安本店2026年4月期7月度の売上高および第1四半期の売上高についてのお知らせ2,738-0.04%
2025-07-16TDNetその他柿安本店2026年4月期6月度の売上高についてのお知らせ2,648-0.30%
2025-06-16TDNetIR柿安本店2025年4月期 決算説明会資料2,623-1.03%
2025-06-10TDNet決算柿安本店2025年4月期決算短信〔日本基準〕(連結)2,699-3.67%
2025-06-10TDNet特損・減損柿安本店2025年4月期の業績予想と実績値との差異及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ2,699-3.67%
2025-06-10TDNetその他柿安本店2026年4月期5月度の売上高についてのお知らせ2,699-3.67%
2025-04-14EDINET大量保有株式会社赤塚興産変更3,025-0.66%
2025-02-17EDINET大量保有株式会社赤塚興産大量保有 7.25%
2025-02-04EDINET大量保有株式会社赤塚興産大量保有 7.25%