Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社CSSホールディングス (2304)

CSSホールディングスは、ホテル・レストラン向け食器洗浄等のスチュワード管理を全国展開する中核事業で、40年の実績と業界ナンバーワンのノウハウを競争優位性とする。従業員食堂や高齢者施設給食等のフードサービス、音響・映像システム等の空間プロデュースも手掛ける。空間プロデュース事業はストック型ビジネスへの転換を図り、DX・AI導入やライフケア分野での成長を推進する。堅調な財務基盤と株主還元を重視し、中長期計画「Go Beyond! next20」で企業価値向上を目指す。 [本社]東京都中央区 [創業]1984年 [上場]2002年

CSSホールディングスは、純粋持株会社として、ホテル・レストラン向けスチュワード管理、総合給食、空間プロデュースの3事業を展開しています。

中核のスチュワード事業は、ホテル・レストランの食器洗浄を中心としたスチュワード管理を全国展開しています。40年の実績と業界ナンバーワンのノウハウを競争優位性とし、新規案件獲得及び既存顧客との契約更改管理を強化しています。業務請負形態により、顧客から独立した指揮命令系統で専門性の高いサービスを提供し、顧客のスイッチングコストを高める戦略をとっています。従業員教育の刷新、DX・AI・ロボティクス導入検討、異業種交流推進を通じて、技術的優位性とノウハウ蓄積を図っています。また、外国人や高齢者の雇用機会増加に対応し、人材の獲得・育成に積極的に投資しています。社長直轄のリスクマネジメント室を組織化し、組織的なリスク対応と「攻めのリスクマネジメント」を推進することで、企業価値向上を目指しています。

フードサービス事業は、従業員食堂運営、レストラン運営、高齢者施設等給食運営を全国展開しています。HACCP等の衛生管理を徹底し、専門性と信頼性を確保しています。特に、老人ホーム等のライフケア分野を第三の柱として育成し、新規開業事業所を順調に増加させています。

空間プロデュース事業は、音楽関連事業、セキュリティシステム、音響映像システム等の販売・施工、業務用音響機器の輸入・販売を行っています。グループ内の連携と外部パートナーとの協業により、顧客への最適なソリューション提案を推進しています。この事業は案件受注の多寡により業績が変動する「フロー型ビジネス」が中心であるため、今後は「ストック型ビジネス」への転換を図り、安定的な収益確保とビジネスモデルの質向上を目指しています。

CSSホールディングスは1984年12月、株式会社セントラルサービスシステムとして設立され、スチュワード業務請負を開始しました。その後、全国へ事業展開し、九州、東海、関西ブロックへ進出しています。2002年6月にはジャスダック市場へ上場し、2008年4月には純粋持株会社体制へ移行し、商号をCSSホールディングスに変更しました。この過程で、フードサービス事業や空間プロデュース事業の強化・拡大のため、複数の企業を連結子会社化しています。2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行しました。

グループは、2025年度から「中長期経営計画 Go Beyond! next20」の3ヶ年フェーズを開始し、既存事業の堅実な収益を新たな顧客価値提供への金銭及び人的投資に充てる方針を掲げています。

スチュワード事業では、「スチュワード業務の確立と収益力の強化」を重点課題とし、新規案件獲得と既存顧客との契約更改管理を強化します。DXやAI・ロボティクスといった先進技術の導入によるバックヤード変革を検討・実行し、生産性向上と競争力強化を図ります。外国人や高齢者の雇用機会増加に対応し、人材の獲得・育成に積極的に投資します。

フードサービス事業では、老人ホーム等ライフケア分野を第三の柱として育成し、新規開業事業所を順調に増加させてきた実績を基盤に、高齢者向けサービスの慎重な運営を重視しつつ、人材のエンゲージメント向上と専門性の高い人材への成長投資を実施します。

空間プロデュース事業は、案件受注の多寡により業績が変動する「フロー型ビジネス」が中心であるため、今後は「ストック型ビジネス」として安定的な収益を確保するため、プロダクトセールス型からサブスク型フィービジネスへの転換を図ります。これにより、ビジネスモデルの質を向上させ、収益の安定化と成長を目指します。

提供財務データによると、グループの財務状況は堅調に推移しています。総資産、純資産、現金及び現金同等物はいずれも増加傾向にあり、自己資本比率は健全な水準を維持しています。有利子負債は直近で減少傾向を示しており、安定した財務基盤と資金繰りの健全性がうかがえます。グループは、株主への利益還元を重視する方針を示しており、年間配当金は継続的な増配傾向にあります。これは、堅調な業績推移と将来の成長に対する自信の表れと解釈できます。

グループ事業は、主要顧客であるホテル・レストラン業界の事業環境に大きく影響を受けるリスクがあります。景気変動や新型感染症等のパンデミックにより、顧客の内部コスト見直しや契約金額引き下げ要求、債権回収困難化、契約継続不能といった事態が発生する可能性があります。

スチュワード事業は「業界ナンバーワン」の地位を堅持するものの、同業他社との競争激化の可能性を認識しており、40年の実績とノウハウを武器に競争優位性を維持する取り組みが重要となります。また、スチュワード事業及びフードサービス事業は多くの雇用を抱えるため、慢性的な人材不足や法的規制の変更、退職率上昇が業績に影響を及ぼすリスクがあります。これに対し、グループは外国人や高齢者の雇用機会増加への対応、人材のエンゲージメント向上と専門性の高い人材への成長投資を通じて、人材確保と定着を図ります。

空間プロデュース事業における「フロー型ビジネス」から「ストック型ビジネス」への転換は、収益の安定化と成長ドライバーとして注目されます。社長直轄のリスクマネジメント室を組織化し、リスクを機会として有効に活かす「攻めのリスクマネジメント」を推進する姿勢は、企業価値向上への意欲を示すものです。

出典: 有価証券報告書 (2025-09) doc_id=S100XC7V | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.1B 8.3倍 1.5倍 0.0% 969.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 19.5B 17.6B 14.8B
営業利益 718M 596M 276M
純利益 587M 429M 230M
EPS 117.4 85.9 46.1
BPS 626.0 535.6 469.7

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行㈱(リテール信託口) (注)10.13%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(リテール信託口) (注)10.13%
㈱ユニヴァ・アセット・マネジメント0.12%
野口 緑0.12%
S・TEC㈱0.08%
白土 将敏0.04%
秋元 之浩0.04%
CSSグループ従業員持株会0.03%
㈱日本カストディ銀行(信託E口) (注)20.02%
越智 敦生0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-12野口 緑 37.11%+0.39%
2023-05-19Oakキャピタル株式会社 0.00%(11.35%)
2023-05-18株式会社ユニヴァ・アセット・マネジメント 11.35%+6.35%
2022-08-01S・TEC株式会社 12.81%+2.65%
2022-06-07野口 緑 12.59%+10.59%
2022-06-06S・TEC株式会社 10.16%+1.35%
2022-06-06野口 緑 36.72%+0.03%
2022-06-03S・TEC株式会社 10.15%+1.34%
2022-06-02S・TEC株式会社 10.15%+1.34%
2022-01-14野口 緑 36.69%--
2021-12-15野口 緑 36.69%(11.24%)
2021-12-07Oakキャピタル株式会社 11.35%+6.35%
2021-09-22野口 緑 47.93%(1.43%)
2021-09-22野口 緑 49.36%+0.01%
2021-09-14株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 25.61%+1.77%
2021-09-13S・TEC株式会社 8.81%+1.03%
2021-09-10S・TEC株式会社 8.79%+1.01%
2021-09-09S・TEC株式会社 8.79%+1.01%
2021-08-26S・TEC株式会社 9.06%+1.28%
2021-07-06野口 緑 47.93%(1.42%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12EDINET大量保有野口 緑大量保有 37.11%964+1.66%
2026-02-24TDNetIRCSSHD2026年9月期第1四半期決算説明資料958-0.10%
2026-02-10TDNet決算CSSHD2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,000-5.80%
2025-12-01TDNetIRCSSHD2025年9月期決算説明資料974-1.03%
2025-11-11TDNet決算CSSHD2025年9月期決算短信〔日本基準〕(連結)958+3.55%
2025-11-11TDNet配当・還元CSSHD剰余金の配当(最高益記念配当を含む期末配当)に関するお知らせ958+3.55%
2025-08-20TDNetIRCSSHD2025年9月期第3四半期決算説明資料960+0.42%
2025-08-13TDNet配当・還元CSSHD自己株式取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ940+0.21%
2025-08-12TDNet決算CSSHD2025年9月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)969-2.99%
2025-08-12TDNet業績修正CSSHD期末配当予想の修正に関するお知らせ969-2.99%
2023-05-19EDINET大量保有Oakキャピタル株式会社変更
2023-05-18EDINET大量保有株式会社ユニヴァ・アセット・マネジメント大量保有 11.35%
2022-08-01EDINET大量保有S・TEC株式会社大量保有 12.81%
2022-06-07EDINET大量保有野口 緑大量保有 12.59%
2022-06-06EDINET大量保有S・TEC株式会社大量保有 10.16%
2022-06-06EDINET大量保有野口 緑大量保有 36.72%
2022-06-03EDINET大量保有S・TEC株式会社大量保有 10.15%
2022-06-02EDINET大量保有S・TEC株式会社大量保有 10.15%
2022-01-14EDINET大量保有野口 緑大量保有 36.69%
2021-12-15EDINET大量保有野口 緑大量保有 36.69%