Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社スタジオアリス (2305)

株式会社スタジオアリスは、こども写真館を全国展開し、マタニティ・七五三撮影、成人振袖レンタル「ふりホ」、スクールフォト等の写真事業と衣装製造卸売事業を行う。ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱との包括契約による全ディズニーキャラクター使用権と、衣装製造の内製化が競争優位性。少子化や競争激化に対応するため、「ふりホ」やスクールフォト事業を成長ドライバーと位置付け、経営資源を投入する。現場主義の「サッカー型経営」を推進する。 [本社]大阪市北区 [創業]1974年 [上場]2002年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社スタジオアリスは、写真事業と衣装製造卸売事業を主軸に展開しています。写真事業では全国のこども写真館チェーンでマタニティ・赤ちゃん、七五三撮影を主力とし、成人振袖レンタル「ふりホ」やスクールフォト事業を成長領域と位置付け、経営資源を投入しています。衣装製造卸売事業では、京都府京丹後市の工場で和装衣装を内製化し、品質とコスト効率を追求するとともに、グループ外への販売も強化しています。

競争優位性は、ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱との包括契約による全ディズニーキャラクター使用権、衣装のデザインから生産・店舗供給までの一貫した内製化体制にあります。全国に広がる店舗網、現場主義の「サッカー型経営」、研修センターによる人材育成も強みです。女性従業員比率90%以上、女性管理職比率約80%を背景とした女性活躍推進は、人材定着とサービス品質維持に貢献し、新規参入者にとって高い参入障壁を形成しています。顧客のライフイベントに合わせたサービス提供で、顧客生涯価値向上と安定収益を目指しています。

2. 沿革ハイライト

1974年5月、商業写真事業で株式会社日峰写真工芸を設立しました。1992年10月にこども写真館事業に進出し、1999年2月、株式会社スタジオアリスへ商号変更しました。2001年3月、ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱とディズニーキャラクター使用に関する包括契約を締結し、同年10月には全都道府県出店を達成しました。2002年6月にジャスダック市場へ上場し、2004年6月には東京証券取引所市場第一部指定を受けました。2006年1月、株式会社マリモを子会社化し衣装の生産・供給体制を確立、2010年1月には株式会社豊匠を子会社化し撮影用和装衣装の企画・製造を内製化しました。2020年1月、成人振袖レンタル事業「ふりホ」を開始し、新たな成長基盤を確立しました。2022年4月、東証プライム市場へ移行後、2025年2月にはスタンダード市場へ市場区分を変更しました。

3. 収益・成長

当社グループの成長ドライバーは、写真事業におけるマタニティ・赤ちゃん撮影、七五三撮影の推進、成人振袖レンタル事業「ふりホ」への継続的な経営資源投入、および今後の成長基盤となるスクールフォト事業の新規契約施設数の増加です。衣装製造卸売事業における当社グループ以外の販売先の増加も成長に寄与します。少子化の進行や競合店の増加による競争激化という経営環境に対し、優位性を確立し、お客様のニーズ変化に対応した新たなサービス提供に挑戦しています。店舗統廃合の推進や人時生産性の維持・向上に努め、費用構造の適正化に取り組んでいます。目標とする経営指標は連結総資本経常利益率20%以上とし、資本効率の向上を図っています。

4. 財務健全性

2025年2月期、現金及び現金同等物は19,056百万円です。有利子負債は0百万円で実質無借金経営を維持しています。総資産41,223百万円に対し、純資産は31,073百万円と高い自己資本比率を維持しています。当連結会計年度の設備投資総額は2,593百万円です。

5. 株主還元

2025年2月期の年間配当金は50.0円です。

6. 注目ポイント

ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱との包括契約は重要な競争優位性ですが、契約更新の可否は経営成績に影響を与える可能性があります。少子化という構造的な課題に対し、成人振袖レンタル「ふりホ」やスクールフォト事業への経営資源投入が持続的成長の鍵を握ります。七五三の慣習希薄化リスクには、営業平準化策(「Happy Birthday 七五三」、早撮り七五三)や成人式撮影、赤ちゃん撮影の推進で対応しています。現場主義の「サッカー型経営」と女性活躍推進による人材戦略は、サービス品質の維持・向上と競争力強化に寄与する可能性があります。衣装製造卸売事業の内製化は、品質管理とコスト競争力強化に貢献し、当社グループ以外の販売先増加は事業ポートフォリオの多様化に繋がります。

[本社]大阪市北区 [創業]1974年 [上場]2002年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VTRG | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
30.6B 20.9倍 1.0倍 2.8% 1,781.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 32.9B 33.8B 35.6B
営業利益 2.1B 2.9B 3.0B
純利益 1.2B 1.4B 1.4B
EPS 68.4 85.4 80.4
BPS 1,779.9 1,753.3

大株主

株主名持株比率
株式会社トーランス・ジャパン0.23%
富士フイルム株式会社0.20%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)  0.05%
本村 初江0.03%
スタジオアリス従業員持株会0.02%
SMBC日興証券株式会社0.02%
山本 浤0.01%
株式会社三菱UFJ銀行0.01%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.01%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-03-03株式会社トーランス・ジャパン 26.03
2025-02-12株式会社トーランス・ジャパン 26.03
2024-09-25本村昌次 26.04
2023-10-30本村昌次 26.04
2023-08-17本村昌次 26.04
2022-10-07三井住友DSアセットマネジメント株式会社 4.05
2022-09-07SMBC日興証券株式会社 5.11
2021-10-22三井住友DSアセットマネジメント株式会社 5.11
2021-09-24SMBC日興証券株式会社 4.45
2021-08-20SMBC日興証券株式会社 5.65

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNet2026年2月の月次売上高等について
2026-01-16TDNet2025年12月の月次売上高等について
2026-01-14TDNet2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-01-14TDNetearnings: 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-11TDNet2025年11月の月次売上高等について
2025-10-14TDNet2025年9月の月次売上高等について
2025-10-14TDNet2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-14TDNetearnings: 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-09-11TDNet2025年8月の月次売上高等について
2025-08-18TDNet2025年7月の月次売上高等について
2025-07-14TDNet2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-14TDNet2025年6月の月次売上高等について
2025-07-14TDNetearnings: 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-06-12TDNet2025年5月の月次売上高等について
2025-05-19TDNet支配株主等に関する事項について
2025-05-07TDNet取締役の退任に関するお知らせ
2025-04-30TDNet親会社等の決算に関するお知らせ
2025-04-15TDNet2025年3月の月次売上高等について
2025-04-14TDNet2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-04-14TDNetearnings: 2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)