Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社クシム (2345)

株式会社クシムは、旧経営陣による主要子会社・資産流出事案からの事業再構築を最重要課題としています。Web3領域の知見と技術力を活かし、ブロックチェーン開発・コンサルティング事業を再開。イーサリアムを中核とするデジタルアセットトレジャリー事業も推進し、財務基盤強化を図ります。継続企業の前提に重要な疑義があるものの、第三者割当増資で資金を調達し、収益力改善と資産回復に注力。 [本社]東京都港区 [創業]1997年 [上場]2002年

株式会社クシムは、旧経営陣による主要子会社及び資産の流出事案を経て、事業再構築を推進しています。

1. 事業概要と競争優位性

旧経営陣による主要子会社及び資産の流出事案により、従来の主要事業の収益計上は停止しました。当社は2025年6月1日より「ブロックチェーン開発・コンサルティング事業」を再開し、暗号資産及びWeb3領域で培った知見・技術力を活用した開発支援及びコンサルティングサービスを提供、早期の顧客獲得と売上計上を目指します。また、デジタルアセットトレジャリー(DAT)事業も推進し、イーサリアム(ETH)の購入及び試験運用を通じて運用益獲得とリスク管理検証を図り、財務基盤の強化を目指します。

競争優位性として、ブロックチェーン技術・ビジネスに精通した豊富な人材と実績・知見が強みです。イーサリアムを金融インフラの核と捉え、その高い処理性能、分散性、中立性を評価し、関連技術を中核としたサービス提供とデジタル資産戦略を推進しています。技術力強化のためKushim Labsを創設し、プライバシー重視のレイヤー2関連技術「INTMAX」と提携することで、技術力・知見を強化しています。

2. 沿革ハイライト

1997年6月、株式会社アイキャンとして設立。

2002年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。

2016年4月、アイスタディ株式会社に社名変更。

2020年5月、株式会社クシムに社名変更。

2022年3月、チューリンガム株式会社の連結子会社化によりブロックチェーンサービス事業を拡大。

2022年4月、東京証券取引所スタンダード市場に移行。

2023年10月、株式会社カイカエクスチェンジホールディングス(現ZEDホールディングス)を連結子会社化し、株式会社Zaif等をグループに加える。

2025年2月、旧経営陣によるZEDホールディングス含む主要子会社の譲渡により連結から除外。

2025年4月、臨時株主総会により新経営陣が選任。

2025年10月、第三者割当増資により199百万円を調達しました。

3. 収益・成長

2025年度は、旧経営陣による資産流出事案の影響で売上高が著しく減少し、重要な営業損失を計上する見込みです。

成長ドライバーは、ブロックチェーン開発・コンサルティング事業の収益基盤構築と、イーサリアム(ETH)を中核とするデジタルアセットトレジャリー(DAT)事業の推進による財務基盤強化及び安定的な収益基盤構築です。ブロックチェーン開発・コンサルティング事業では、積極的な営業活動によりエンジニア稼働率を高水準で維持しています。事業基盤回復に向け、グループ再編・資産回復の取り組みや、暗号資産交換業を含む周辺事業の再構築も検討しています。

経営環境として、ブロックチェーン技術の「実金融」領域への応用拡大、国際的な金融イノベーションの中心としての地位確立、政府のデジタル社会推進を中長期の追い風と捉えています。米国でのビットコイン・イーサリアム現物ETF承認や、BlackRock等の伝統的金融機関によるオンチェーン化の実装は市場拡大を示しています。国内ではWeb3推進の環境整備、暗号資産税制の見直し、金融商品取引法での規制整備が進み、ブロックチェーン採用急増の可能性を認識しています。

4. 財務健全性

旧経営陣による資産流出により、事業基盤及び財務基盤は毀損しています。2025年10月31日時点の現金及び現金同等物は222,836千円、有利子負債は0円です。継続企業の前提に重要な疑義が存在します。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100XIHR | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.8B -1.9倍 4.2倍 0.0% 95.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 59M 47M 26M
営業利益 -303M -202M -98M
純利益 -347M -244M -100M
EPS -18.7 -13.2 -5.4
BPS — — —

大株主

株主名持株比率
山中 夕典0.05%
株式会社a'gil0.05%
坂元政弘0.04%
楽天証券株式会社0.04%
DEUTSCHE BANK (SCHWEIZ) AG0.02%
吉田昌勇0.02%
田原弘貴0.02%
冨田加奈子0.01%
山下博0.01%
NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-07-03株式会社a’gil 19.33
2026-06-19株式会社ファンドコーポレートインベストメント 47.47
2026-05-26株式会社a’gil 15.93
2026-05-26田原 弘貴 15.93
2026-05-26田中 遼 7.18
2026-05-26田中 遼 7.74
2026-05-25田原 弘貴 15.93
2026-05-25株式会社a’gil 15.93
2026-05-25田中 遼 7.74
2026-05-25田原 弘貴 18.62
2026-05-21株式会社ファンドコーポレートインベストメント 46.23
2026-04-06田原 弘貴 7.87
2026-01-30株式会社a’gil 8.5
2025-12-17株式会社a’gil 8.5
2025-12-02株式会社a’gil 3.86
2025-11-05株式会社a’gil 8.5
2025-02-12菅原 源一郎 3.73
2025-02-12菅原 源一郎 3.73
2024-03-06東海東京証券株式会社 3.12
2024-03-01楽天証券株式会社 4.67

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-10-02TDNet臨時株主総会に係る基準日設定に関するお知らせ——
2026-10-02TDNet株式会社ベルウッドグループとの合弁会社の設立に関するお知らせ——
2026-09-30TDNetJNグループによる保全異議の申立てに関するお知らせ——
2026-09-14TDNet2026年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2026-09-07TDNet暗号資産(イーサリアム)保有状況に関するお知らせ(2026年8月末時点)——
2026-08-28TDNet臨時株主総会の議案の承認に関するお知らせ(付議議案 剰余金の処分の件)——
2026-08-26TDNet代表取締役及び取締役からの暗号資産融資枠コミットメントライン契約の締結に関するお知らせ——
2026-08-06TDNet暗号資産(イーサリアム)保有状況に関するお知らせ(2026年7月末時点)——
2026-07-24TDNet臨時株主総会の招集決定に関するお知らせ(付議議案:剰余金の処分の件)——
2026-07-03TDNetHolding change by 株式会社a’gil——
2026-07-03TDNet暗号資産(イーサリアム)保有状況に関するお知らせ(2026年6月末時点)——
2026-06-19TDNetYahoo!ファイナンス掲示板上の当社への書き込みに係る当社の見解について——
2026-06-19TDNetHolding change by 株式会社ファンドコーポレートインベストメント——
2026-06-15TDNet2026年10月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)——
2026-06-11TDNet株式会社博報堂キースリーとの業務提携に関する基本合意書締結のお知らせ——
2026-06-08TDNetStartale Group Pte. Ltd.との業務提携に関する基本合意書締結のお知らせ——
2026-06-05TDNet暗号資産(イーサリアム)保有状況に関するお知らせ(2026年5月末時点)——
2026-05-26TDNetHolding change by 田原 弘貴——
2026-05-26TDNetHolding change by 田中 遼——
2026-05-26TDNetHolding change by 田中 遼——