Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社プラップジャパン (2449)

プラップジャパンは、PRコンサルティングを軸にデジタルソリューション、海外事業を展開する総合コミュニケーションコンサルティンググループである。創業50年超のナレッジ・メソッド蓄積とメディアとの良好な関係を競争優位性とする。ヘルスケア・IT業界向け専門コンサルティングに強みを発揮し、AIツール開発やSaaS型「PRオートメーション」でDXを推進する。中華圏・東南アジア中心に海外展開を強化し、M&Aで事業領域を拡大する。 [本社]東京都港区 [創業]1970年 [上場]2005年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社プラップジャパンは、PRコンサルティングを核に、デジタルソリューション、海外事業の3セグメントで構成される総合コミュニケーションコンサルティンググループである。PRは、企業や団体が社会との良好な関係を構築する活動を指す。クライアントのコミュニケーション課題に対し、PR発想で開発したストーリーを基盤に、グループ各社の専門性を活かした多様なサービス・手法を組み合わせて総合的なコンサルティングを提供する。サービスは、伝統的PRに加え、デジタルプロモーション、SaaS型クラウドサービス「PRオートメーション」の開発・提供を含む。海外事業では、中華圏・東南アジアを中心にインバウンド・アウトバウンドマーケティングを支援する。

競争優位性(Moat)及び参入障壁として、創業後50年以上蓄積したナレッジやメソッド、データを活用する。マスメディア及びデジタルメディア各社と長期的かつ継続的な情報提供を通じた良好な関係を構築する。高度な専門知識が求められるヘルスケア、IT業界向けのPRサービスに強みを持つ。AIツールの開発やSaaS型「PRオートメーション」の提供による技術活用は、既存事業の生産性向上と新規サービス開発を促進する。PRを起点にデジタル、海外まで含めた総合的なコミュニケーションコンサルティングを提供できる点が、クライアントの多様な課題解決に貢献するビジネスモデルの質を高める。

2. 沿革ハイライト

1970年9月、株式会社プラップジャパンを東京都港区南青山に設立する。1997年12月、中国北京に子会社を設立し海外展開を開始した。2002年1月、WPP Group Plc.と資本提携する。2005年7月、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場した。以降、国内外のM&Aや新規設立を通じて事業領域を拡大し、グループ体制を強化する。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。

3. 収益・成長

経営方針として、日本・アジアにおいてPRを起点にデータを活用し、広報PR、経営、マーケティング領域の課題を解決するコミュニケーションコンサルティング・グループへの進化を掲げる。目標とする経営指標は、売上高、営業利益、EBITDAの持続的拡大である。当連結会計年度(current期)の売上高は7,388,134千円、営業利益は718,288千円、EBITDAは906,987千円であり、前年同期比で売上高、営業利益ともに増加した。

成長ドライバーは、コミュニケーション課題の多様化・複雑化に対応するため、従来のPR会社の枠を超えた総合コンサルティンググループへの進化である。コア事業拡大として、ヘルスケア、IT、サステナビリティ、危機管理広報など専門性の高いサービスの提供を強化する。新規事業拡大として、訪日外国人誘致プロモーション、海外クライアント向けPR、IR・HR関連コミュニケーション、ブランディング・セールスアクティベーション支援を推進する。AIをはじめとするテクノロジーへの投資を促進し、既存事業の生産性向上と新規サービスの開発を実現する。国内外で事業シナジーが見込まれるM&A案件への取り組みを強化し、事業領域の拡充と事業基盤の強化を図る。海外展開では、中国・東南アジアでのサービス拡充や展開地域の拡大を積極的に推進する。優秀人材の確保と育成、多様な働き方への対応を通じて、プロフェッショナルなコンサルティング集団としての成長を加速させる。

4. 財務健全性

目標として高水準の自己資本比率の維持を掲げる。当連結会計年度(current期)の自己資本比率は76.5%と高水準を維持する。総資産は7,008,511千円、純資産は5,600,396千円である。有利子負債は0千円であり、実質無借金経営を維持する。現金及び現金同等物は4,304,300千円を保有し、強固な財務基盤を持つ。

5. 株主還元

持続的な企業価値向上と株主価値の増大に努める方針である。当連結会計年度(current期)の年間配当は41.0円である。

6. 注目ポイント

事業リスクとして、優秀な人材の確保不足や流出、クライアントの機密情報や個人情報漏洩、M&A・新規事業の計画乖離、海外市場展開におけるカントリーリスクや為替変動リスクが存在する。これらに対し、多様な働き方への対応、情報セキュリティ認証取得、M&Aの調査・分析強化、現地子会社との情報共有等の対策を講じる。研究開発活動ではAIツールの開発に22百万円を投じる。設備投資ではSaaS型クラウドサービス「PRオートメーション」のソフトウエア開発等に77,485千円を実施した。テクノロジー活用による生産性向上と新規サービス開発への注力が継続的な成長の鍵となる。人的資本経営を推進し、人材を最も重要な経営資源と位置付ける。成長機会の提供、市場競争力のある給与水準、自律的で柔軟な働き方への対応を通じて、社員エンゲージメントを高める。提出会社の管理職に占める女性労働者の割合は43.8%、男性労働者の育児休業取得率は75.0%である。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100X6O3 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
5.0B 9.4倍 0.9倍 3.9% 1,062.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 8.1B 7.4B 6.9B
営業利益 812M 718M 573M
純利益 504M 476M 227M
EPS 113.5 107.5 51.4
BPS 1,208.2 1,168.0

大株主

株主名持株比率
Cavendish Square Holding B.V. (常任代理人 VML&Ogilvy Japan合同会社)0.21%
矢島 婦美子0.20%
野村 しのぶ0.09%
矢島 さやか0.08%
鈴木 勇夫0.03%
上田八木短資株式会社0.03%
INTERACTIVE BROKERSLLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 代表取締役 ケリガン ダニエル)0.02%
関谷 幸平0.01%
小山 純子0.01%
プラップジャパン従業員持株会0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-03-07アセットマネジメントOne株式会社 0.04
2023-08-04光通信株式会社 4.72
2023-07-13光通信株式会社 5.84
2023-06-06光通信株式会社 6.88
2023-04-11光通信株式会社 7.92
2023-01-23光通信株式会社 8.93
2022-08-03野村 しのぶ 8.42
2022-08-03矢島 さやか 7.85
2022-08-03矢島 婦美子 18.92
2022-01-18光通信株式会社 9.96
2021-11-29光通信株式会社 9.96
2021-04-15光通信株式会社 9.96

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-19TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ
2026-01-19TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ
2026-01-14TDNet2026年8月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-01-14TDNetearnings: 2026年8月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-12-22TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ
2025-12-22TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分に関するお知らせ
2025-11-26TDNet支配株主等に関する事項について
2025-10-20TDNet取締役候補者及び監査役候補者の決定に関するお知らせ
2025-10-15TDNet2025年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-15TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2025-10-15TDNet連結業績予想と実績値との差異及び個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ
2025-10-15TDNetforecast_revision: 連結業績予想と実績値との差異及び個別業績の前期実績値との差異に
2025-10-15TDNetdividend: 剰余金の配当に関するお知らせ
2025-10-15TDNetearnings: 2025年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-15TDNetearnings: 2025年8月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-15TDNet2025年8月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-04-11TDNet2025年8月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-04-11TDNetearnings: 2025年8月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2024-03-07TDNetHolding change by アセットマネジメントOne株式会社
2023-08-04TDNetHolding change by 光通信株式会社