Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

オエノンホールディングス株式会社 (2533)

オエノンホールディングスは、酒類、酵素医薬品、不動産を主要事業とし、発酵技術を核とするバイオテクノロジーが強み。酒類では高付加価値化と輸出拡大(米・韓・台向け堅調)を推進。酵素医薬品では乳糖分解酵素「ラクターゼ」を主力に、遺伝子組換え技術や麹菌プラットフォーム開発で「バイオものづくり」を強化し、成長する乳製品用酵素市場を牽引する。FSSC22000認証や重要微生物の分散保管で品質・リスク管理を徹底。 [本社]東京都墨田区 [創業]1880年 [上場]1949年

**1. 事業概要と競争優位性**

オエノンホールディングスは、酒類、酵素医薬品、不動産を主要事業とする。酒類では焼酎、清酒、洋酒等を製造・販売し、酵素医薬品では酵素、診断薬、発酵受託ビジネスを展開。不動産は売買・賃貸を行う。

当社の競争優位性は、発酵技術を核としたバイオテクノロジーにある。酵素医薬品事業では、乳糖分解酵素「ラクターゼ」を主力に、遺伝子組換え技術や麹菌プラットフォーム開発で最先端の「バイオものづくり」を推進。これは長年の研究開発と生産技術の蓄積に裏打ちされた参入障壁の高い領域である。酒類事業でも独自の技術・ノウハウを活かした高付加価値商品開発を進める。FSSC22000等の国際規格認証による品質保証体制、重要微生物の分散保管によるリスクヘッジも強み。シャトーカミヤは近代化産業遺産等に認定され、歴史とブランド力も有する。

**2. 沿革ハイライト**

当社の原点は、明治13年(1880)の初代神谷傳兵衛による「みかはや銘酒店」開業に遡る。明治33年には民間初のアルコール製造を開始し、明治36年にはシャトーカミヤを建設。大正13年、北海道内の焼酎製造会社4社が合併し、合同酒精株式会社を設立。昭和24年5月、東京証券取引所に上場。酵素医薬品事業は、昭和45年の酵素工場建設、昭和55年の乳糖分解酵素「ラクターゼ」製造設備導入で本格化。平成15年7月、持株会社体制へ移行し、オエノンホールディングス株式会社に商号変更。令和元年11月に本社を東京都墨田区に移転し、令和4年4月には東京証券取引所のプライム市場へ移行した。

**3. 収益・成長戦略**

国内酒類市場の縮小傾向に対し、当社グループは構造改革と競争力強化を図る。

酒類事業では、高付加価値商品の市場投入、選択と集中、コスト低減を進め、総合焼酎メーカーとしてのプレゼンス強化を目指す。酒類輸出の販路拡大とスケールアップを重要課題とし、令和10年度に売上高23億円を目標に、アメリカ、韓国、台湾向けが堅調に推移。

酵素医薬品事業では、世界的な健康志向の高まりによる乳製品用酵素市場の成長を見込む。基幹商品である中性ラクターゼの販売拡大に加え、将来の収益の柱となる遺伝子組換え品の早期上市に向けた研究開発を強化。発酵受託ビジネスも展開する。

研究開発は「健康」と「環境」をテーマに「バイオものづくり」分野で新技術・新商品開発に注力。経済産業省の「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定されるなど、ESG経営にも貢献する。

**4. 財務健全性**

当連結会計年度末の総資産は55,739百万円、純資産は24,478百万円、自己資本比率は約43.9%と上昇傾向。有利子負債は3,050百万円と減少した。健全な財務体質の維持・強化に努める。

**5. 株主還元**

当社グループは、持続的成長と中長期的な企業価値最大化を目指し、安定的な利益創出を図る。中期経営計画2028でROE10.0%と1株当たり配当金12円(令和10年12月期)を目標とし、株主還元を重視する。

**6. 注目ポイント**

発酵バイオ技術を基盤に、酒類と酵素医薬品という異なる事業領域で競争優位性を確立。国内酒類市場の課題に対し、高付加価値化、輸出拡大、成長市場である酵素医薬品事業の強化を成長ドライバーとする戦略は注目に値する。特に酵素医薬品事業における「バイオものづくり」の技術革新と社会実装への貢献、ESG経営の推進は、中長期的な企業価値向上に繋がる重要な要素である。

[本社]東京都墨田区 [創業]1880年 [上場]1949年

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VG4C | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
28.0B 9.0倍 1.0倍 0.0% 427.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 84.1B 84.9B 81.1B
営業利益 3.4B 3.6B -707M
純利益 2.7B 3.4B -1.3B
EPS 47.4 58.3 -21.2
BPS 414.6 367.3 305.2

大株主

株主名持株比率
THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LTD - SINGAPORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENTS A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.23%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.10%
第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.05%
オエノンホールディングス従業員持株会0.04%
株式会社南悠商社0.03%
株式会社北洋銀行0.03%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.02%
J.P. MORGAN SE - LUXEMBOURG BRANCH 381639(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.02%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-02-27GLOBAL MANAGEMENT PARTNERS LIM 20.28%+0.53%
2025-01-20株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.15%(1.04%)
2025-01-10株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.19%+1.07%
2024-11-18株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.12%+5.12%
2024-08-07株式会社みずほ銀行 0.02%+0.02%
2024-07-29株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.75%(0.58%)
2024-03-05GLOBAL MANAGEMENT PARTNERS LIM 19.75%+1.00%
2024-02-29GLOBAL MANAGEMENT PARTNERS LIM 19.75%+1.00%
2022-12-07株式会社みずほ銀行 0.02%N/A
2022-09-26株式会社みずほ銀行 0.04%N/A
2022-04-04重田 光時 18.75%+0.34%
2021-12-14重田 光時 18.41%+0.52%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-26TDNet配当・還元オエノンHD連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ471+2.55%
2026-02-24TDNet人事オエノンHD取締役会の実効性に関する評価結果の概要について467+0.64%
2025-11-07TDNet決算オエノンHD令和7年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)532-2.82%
2025-08-06TDNet決算オエノンHD令和7年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)619+2.75%
2025-07-30TDNet業績修正オエノンHD業績予想の修正に関するお知らせ590-0.17%
2025-07-17TDNet配当・還元オエノンHD自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ604-2.32%
2025-07-01TDNet配当・還元オエノンHD自己株式取得状況に関するお知らせ556+0.36%
2025-02-27EDINET大量保有GLOBAL MANAGEMENT PA大量保有 20.28%406+2.96%
2025-01-20EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 5.15%
2025-01-10EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 6.19%
2024-11-18EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 5.12%
2024-08-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2024-07-29EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 4.75%
2024-03-05EDINET大量保有GLOBAL MANAGEMENT PA大量保有 19.75%
2024-02-29EDINET大量保有GLOBAL MANAGEMENT PA大量保有 19.75%
2022-12-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2022-09-26EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.04%
2022-04-04EDINET大量保有重田 光時大量保有 18.75%
2021-12-14EDINET大量保有重田 光時大量保有 18.41%