Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ハードオフコーポレーション (2674)

株式会社ハードオフコーポレーションは、ハードオフ、オフハウスなど多業態のリユース店舗を国内外に1,000店舗以上展開する業界のリーディングカンパニーである。地産地消型のリアル店舗と約1,880万件の商品データベース、アプリ・ECサイトを融合した「Re”NK CHANNEL」戦略で、高い経営効率と顧客信頼を獲得する。FC事業も展開し、リユース市場拡大を背景に2030年度1,300店舗を目指し、海外展開も加速する。[本社]新潟県新発田市 [創業]1972年 [上場]2000年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ハードオフコーポレーションは、リユース品の買取・販売とフランチャイズ(FC)事業を主軸とする。ハードオフ、オフハウス、ガレージオフ、ホビーオフ、リカーオフなど多業態を展開し、ブックオフのFC店舗も運営。国内子会社を通じた展開に加え、米国、台湾、カンボジア、タイなど海外にも出店し、国内外合わせて1,000店舗を超える広範なネットワークを構築している。これは新規参入者にとって高い障壁となり、同社を「圧倒的なリユースのリーディングカンパニー」たらしめている。

地域のお客様から買い取った品物をそのまま販売する「地産地消型」のリアル店舗は、店舗ごとに異なる品揃えで顧客の来店を促す。約1,880万件に及ぶ商品データベースに基づく適正な買取査定ノウハウは、同社の競争優位性の源泉である。リアル店舗とインターネットのチャネルを融合させる「Re”NK CHANNEL(リンクチャネル)」戦略を推進し、スマートフォン用アプリや公式ECサイト「オフモール」を通じて、顧客の利便性向上と囲い込みを図る。多業態展開で多様な顧客ニーズに応え、専門性を高めることで信頼を獲得している。

2. 沿革ハイライト

1972年7月、家庭用電気機器販売会社として株式会社サウンド北越を設立。1993年2月にリユース事業「ハードオフ」を開始し、1994年6月にはFC事業を開始した。1995年4月に株式会社ハードオフコーポレーションへ商号を変更。2000年11月に店頭登録、その後東証一部へ上場し、2022年4月にはプライム市場へ移行した。2014年12月には全国47都道府県への出店を達成。2016年以降、米国・台湾に子会社を設立し海外展開を本格化させ、2024年11月には直営・FC店舗数が1,000店舗を達成した。

3. 収益・成長

同社のビジネスモデルは、リユース品の買取・販売収益とFC加盟店からの収入を組み合わせることで、「ローコスト・ハイリターンの高い経営効率」を実現している。当連結会計年度の売上高は335億3,100万円、経常利益は34億300万円、経常利益率は10.1%と高い収益性を維持した。

成長ドライバーとして、環境意識や生活防衛意識の高まりによるリユース市場拡大が挙げられ、同社の事業はSDGs達成にも貢献する。中長期経営戦略として、2030年度までにグループ全体で1,300店舗の達成を目標に掲げ、地方都市の空白エリアへの出店を推進。デジタル戦略では、スマートフォン用アプリや公式ECサイト「オフモール」のサービス向上により、来店促進、買取強化、売上・利用者数の伸長を図る。海外戦略では、既存エリアを中心に新規出店を加速し、リユースのグローバルリーダーを目指す。

4. 財務健全性

同社は「自己資本比率の高い、変化に即応・挑戦できる強い企業体質」を確保している。当連結会計年度末の総資産は256億1,700万円、純資産は183億7,300万円であり、自己資本比率は約71.7%と高い水準を維持。現金及び現金同等物は30億900万円、有利子負債は29億5,000万円を計上し、健全な財務基盤を確保している。

5. 株主還元

当連結会計年度の年間配当額は78.0円で、前連結会計年度から増配となった。

6. 注目ポイント

ハードオフコーポレーションは、リユース業界の「リーディングカンパニー」として、国内外1,000店舗超の強固なネットワーク網が最大の強みである。約1,880万件の商品データベースに基づく買取査定ノウハウと、リアル店舗とデジタルチャネルを融合した「Re”NK CHANNEL」戦略は、顧客信頼獲得と高い経営効率に貢献する。環境意識の高まりによるリユース市場拡大は事業成長を後押しし、2030年度1,300店舗目標や海外展開の加速が今後の成長ドライバーとなる。

一方で、競合激化による仕入れ確保や利益率への影響、海外事業における法令・制度、文化・商慣習、為替変動リスク、大規模自然災害による店舗運営への影響が課題となる。同社はこれらのリスクに対し、古物営業法遵守やリスク管理規程に基づく対応を継続し、持続的な成長を目指す。

株式会社ハードオフコーポレーション [本社]新潟県新発田市 [創業]1972年 [上場]2000年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W2M6 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
27.7B 11.9倍 1.5倍 0.0% 1,988.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 33.5B 30.1B 27.0B
営業利益 3.2B 2.8B 2.3B
純利益 2.3B 2.1B 1.7B
EPS 166.5 150.6 119.1
BPS 1,314.8 1,216.4 1,099.3

大株主

株主名持株比率
ヤマモトアセット株式会社0.34%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)0.09%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.08%
ハードオフコーポレーション社員持株会0.03%
山 本 善 政0.02%
株式会社アイマット0.02%
MORGAN STANLEY & CO. LCC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.01%
山本 太郎0.01%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.01%
FP成長支援A号投資事業有限責任組合0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-03-25アセットマネジメントOne株式会社 0.04%N/A
2023-06-22アセットマネジメントOne株式会社 0.05%+0.05%
2021-04-06山本善政 36.52%--

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-10TDNetその他ハードオフ2025年3月期2月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ2,064-0.87%
2025-12-10TDNetその他ハードオフ2026年3月期 11月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ1,919-0.99%
2025-11-28TDNetIRハードオフ2026年3月期 第2四半期 決算説明資料1,900-0.74%
2025-09-26TDNetM&Aハードオフ株式会社エコノスの普通株式(証券コード:3136)に対する 公開買付けの結果及び子会社の異動(特定子1,878-1.01%
2025-09-10TDNetその他ハードオフ2026年3月期 8月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ1,831+0.00%
2025-08-12TDNetM&Aハードオフ株式会社エコノスの普通株式(証券コード3136)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ1,744-0.11%
2025-08-12TDNetその他ハードオフ2025年3月期7月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ1,744-0.11%
2025-08-12TDNetその他ハードオフ社員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての自己株式の処分に関するお知らせ1,744-0.11%
2025-07-10TDNetその他ハードオフ2026年3月期 6月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ1,702+0.24%
2025-06-10TDNetその他ハードオフ2026年3月期 5月度店舗売上高および出店状況についてのお知らせ1,750-0.46%
2024-03-25EDINET大量保有アセットマネジメントOne株式会社大量保有 0.04%
2023-06-22EDINET大量保有アセットマネジメントOne株式会社大量保有 0.05%
2021-04-06EDINET大量保有山本善政大量保有 36.52%