Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ジェイホールディングス (2721)

株式会社ジェイホールディングスは、スポーツ、不動産、太陽光、環境ソリューション事業を展開する持株会社。Web事業は休止・清算する。環境ソリューション事業を戦略分野とし、M&Aで拡大を図る。同事業は廃掃法に基づく許可制で参入障壁を持つ。不動産事業は産業廃棄物処理施設への資金調達助言に注力する。2025年には順天堂大学との共同研究に基づく再生医療関連事業を開始予定。継続企業の前提に関する不確実性があったが、新株予約権発行で債務超過を解消した。 [本社]東京都港区 [創業]1993年 [上場]2001年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ジェイホールディングスは持株会社として、スポーツ、不動産、太陽光、環境ソリューションの各事業を展開する。Web事業は経営資源の選択と集中により2023年7月1日より休止し、2024年9月3日付で解散及び清算を決議する。

スポーツ事業は、フットサル施設2店舗の運営、フットサルスクールの開催、フットサルイベントの企画運営を行う。

不動産事業は、事業用資産の資金調達助言を行う。今後は産業廃棄物中間処理施設の運営会社に対し、セール&リースバックを主軸とした資金調達助言業務を提供する。

太陽光事業は、太陽光発電施設の仕入、販売及び仲介事業を展開する。

環境ソリューション事業は、産業廃棄物処理施設の管理、運営を行う。同事業は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」及び関連法令により規制される許可制であり、事業継続には許可の更新が必要となる。この法的規制は一定の参入障壁を形成する。当社グループは2022年9月に安定型最終処分場を運営するエイチビー株式会社を取得し、同事業を開始する。

2025年1月15日付で、新たな事業として再生医療関連事業の開始を決定する。本事業では、順天堂大学大学院との共同研究契約に基づき、エクソソームによるがん治療合併症への治療に関する基礎臨床的解明を目的とした研究を進める。また、細胞培養加工施設においてエクソソームを精製し、販売する事業を2025年12月期中の開始を予定する。順天堂大学との共同研究は、新規事業における技術的優位性構築に寄与する可能性を持つ。

2. 沿革ハイライト

1993年1月、株式会社イザットを設立し、フランチャイズ本部として経営コンサルティングを開始する。2001年11月に日本証券業協会に店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所)に株式を上場する。2009年7月にはスポーツ事業(フットサル施設運営)を開始し、2011年7月には持株会社体制へ移行、商号を株式会社ジェイホールディングスに変更する。2016年6月には住宅事業から撤退する。2022年9月には安定型最終処分場を運営するエイチビー株式会社の全株式を取得し連結子会社化、環境ソリューション事業を開始する。2025年1月15日には再生医療関連事業の開始を決定する。

3. 収益・成長

当社グループは、企業価値向上を目指し各事業を展開する。今後は「環境ソリューション事業」を戦略的事業分野と位置付け、経営資源を重点配分し、売上高利益率及び中期成長率の向上を図る。同事業ではM&Aによる成長戦略を基本方針とし、産業廃棄物中間処理施設運営会社や最終処分場運営会社の取得により業容拡大を目指す。

太陽光事業では、二酸化炭素排出権取引の拡大を見据え、太陽光発電施設取引仲介に加え、手元資金を活用した施設取得・保有による売電収入の確保を検討する。

スポーツ事業では、フットサル施設運営での収益拡大と健康増進事業での新たな収益源確保を目指す。

新規の再生医療関連事業は、エクソソーム研究・精製・販売を通じて、将来的な収益貢献が期待される新市場・新製品である。

当社グループは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上し、債務超過となっていたことから、継続企業の前提に重要な疑義が存在していた。

4. 財務健全性

当社グループは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上し、債務超過となっていたことから、継続企業の前提に重要な疑義が存在していた。

当連結会計年度末(2024年12月31日)の財務状況は、総資産248,615千円、純資産33,074千円、有利子負債70,000千円、現金及び現金同等物53,890千円である。

当社は、財務基盤強化のため、2025年1月15日の取締役会で第三者割当による第8回新株予約権の発行を決議し、2025年1月31日付で新株予約権を発行した。これにより164,340千円の資金調達を行い、現在債務超過は解消している。今後の新株予約権行使により財務基盤はさらに強化される見込みである。しかし、収益基盤強化は外部要因に大きく依存するため、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。

5. 株主還元

提供テキストに株主還元に関する具体的な方針や実績の記載はない。

6. 注目ポイント

当社グループの注目ポイントは、第一に「環境ソリューション事業」の成長戦略である。同事業は廃掃法に基づく許可制による参入障壁が存在し、M&Aを基本方針として業容拡大を図ることで、売上高利益率及び中期成長率の向上を目指す。

第二に、2025年1月15日に開始を決定した「再生医療関連事業」である。順天堂大学との共同研究に基づくエクソソーム関連事業は、新たな成長ドライバーとなる可能性を秘める。細胞培養加工施設の完成と事業開始に向けた進捗が注目される。

第三に、継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在していた状況からの脱却と、今後の収益基盤強化の進捗である。新株予約権発行により債務超過は解消されたが、各事業における収益基盤の強化は外部要因に依存する側面が大きく、その実行状況が今後の経営の安定化に直結する。多角的な事業ポートフォリオの中で、経営資源の選択と集中がどのように進められるか、その戦略的実行力が問われる局面にある。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VGW5 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.1B -7.4倍 10.1倍 0.0% 116.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 79M 453M 190M
営業利益 -64M -153M -311M
純利益 -64M -170M -257M
EPS -6.5 -15.8 -29.7
BPS 11.5

大株主

株主名持株比率
LGT BANK LTD (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.17%
中谷 正和0.09%
青山 洋一0.06%
日高 早斗0.06%
森上 和樹0.05%
東京短資株式会社0.03%
株式会社SBI証券0.02%
株式会社クロスウォーク0.02%
株式会社ココカラデザイン0.02%
Lizard Records合同会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-05-28Evo Fund 36.27
2026-05-27Evo Fund 37.76
2026-05-25Evo Fund 39.11
2026-05-22株式会社SBI証券 6.64
2026-04-06株式会社SBI証券 6.12
2026-04-03Evo Fund 30.93
2026-03-25Evo Fund 31.06
2026-03-23株式会社SBI証券 5.63
2026-03-23Evo Fund 31.78
2026-03-10眞野 定也 1.0
2026-03-10Evo Fund 1.0
2026-02-20Evo Fund 33.02
2025-12-22中谷 正和 14.02
2025-11-11ノアグループホールディングス株式会社 5.22
2025-07-24日高早斗 16.78
2025-07-18中谷 正和 14.79
2025-06-27大内 将伸 4.32
2025-06-19大内 将伸 2.79
2025-05-27日高早斗 17.83
2025-05-26中谷 正和 17.38

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNetHolding change by Evo Fund
2026-05-27TDNetHolding change by Evo Fund
2026-05-25TDNetHolding change by Evo Fund
2026-05-22TDNetHolding change by 株式会社SBI証券
2026-04-06TDNetHolding change by 株式会社SBI証券
2026-04-03TDNetHolding change by Evo Fund
2026-04-01TDNet第三者割当により発行された第10回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-03-30TDNet上場維持基準(流通株式時価総額・純資産の額)への適合に関するお知らせ
2026-03-30TDNet当社子会社における主要取引先との契約終了に関するお知らせ
2026-03-25TDNetHolding change by Evo Fund
2026-03-23TDNetHolding change by 株式会社SBI証券
2026-03-23TDNetHolding change by Evo Fund
2026-03-12TDNetノアグループホールディングス株式会社との業務提携基本契約締結に関するお知らせ
2026-03-10TDNetHolding change by Evo Fund
2026-03-10TDNetHolding change by 眞野 定也
2026-03-02TDNet第三者割当により発行された第10回新株予約権(行使価額修正条項付)の月間行使状況に関するお知らせ
2026-02-27TDNet役員人事に関するお知らせ
2026-02-20TDNetHolding change by Evo Fund
2026-01-28TDNet第三者割当による第10回新株予約権(行使価額修正条項付)、第11回新株予約権の発行並びに新株予約権の
2026-01-28TDNet資本業務提携に関するお知らせ