Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ハローズ (2742)

株式会社ハローズは、瀬戸内沿岸部を中心に107店舗を展開する24時間営業の食品スーパーマーケットチェーンである。標準化した600坪型NSCを主力とし、ドミナント出店で地域シェアを確立。24時間トータルオペレーションシステムと製造・物流・販売の一括管理体制が競争優位性を構築し、PB商品「ハローズセレクション」も成長を牽引する。長期ビジョン「西日本5000億円構想」を掲げ、新規出店とドミナント化で事業拡大を目指す。 [本社]岡山県都窪郡早島町 [創業]1949年 [上場]2002年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ハローズは、瀬戸内沿岸部を中心に107店舗(2025年2月28日現在)を展開する24時間営業の食品スーパーマーケットチェーンである。主力は600坪型NSC(近隣購買型ショッピングセンター)で、商圏人口3万人を基準に出店し、地域に密着したサービスを提供している。

同社の競争優位性は、ドミナント出店戦略による地域シェア確立、1994年開始の24時間営業による顧客利便性向上、そして「24時間トータルオペレーションシステム」を核とする製造・物流・販売の一括管理体制にある。これにより、安全・安心な商品を安価に安定供給し、労働生産性向上、ロス削減、ローコスト・オペレーションを実現し、他社が模倣困難な参入障壁を構築している。PB商品「ハローズセレクション」の開発も、品質と価格競争力を両立させ、顧客満足度向上に貢献している。

2. 沿革ハイライト

1949年に個人商店として創業し、1958年に法人化。1988年に株式会社ハローズへ社名変更後、1994年には24時間営業を開始し、現在の事業モデルの礎を築いた。2002年に上場を果たし、2022年には東証プライム市場へ移行。2003年にはPB商品「ハローズセレクション」の運用を開始し、商品戦略を強化した。物流センターの拡充や、株式会社西条プラザ(2016年)、株式会社藤屋(2024年)などのM&Aを積極的に推進し、商勢圏の拡大と経営基盤の強化を図っている。

3. 収益・成長

同社は「西日本5000億円構想」を長期ビジョンに掲げ、商勢圏内でのドミナント化と継続的な新規出店によりマーケットシェアを高めることを成長ドライバーとする。2026年2月期から始まる5カ年の中期経営計画「瀬戸内2814計画」では、2030年2月期までに140店舗体制、営業収益2,800億円達成を目指す。PB商品「ハローズセレクション」の品揃え充実、既存店の大規模改装強化、省エネ推進、作業効率改善に加え、「24時間店舗運営・物流・情報システム」の高度運用により、労働生産性の向上とロス削減を推進し、収益力強化を図る。業績は堅調に推移しており、2025年2月期は営業収益204,846百万円、営業利益12,270百万円、純利益8,913百万円を計上し、各利益項目は前年度比で増加した。

4. 財務健全性

同社の財務状況は健全性を維持している。2025年2月期末の総資産は112,869百万円、純資産は70,428百万円。有利子負債は10,273百万円と純資産と比較して低い水準にあり、純資産は総資産の約62.4%を占める。営業キャッシュ・フローは2025年2月期に15,892百万円と安定的に創出されており、積極的な設備投資を賄う強固な基盤を持つ。目標とする経営指標として、自己資本利益率(ROE)10%以上、売上高経常利益率4~5%を掲げ、効率的な経営を目指している。

5. 株主還元

株主還元については、安定的な配当を継続し、増配傾向にある。2025年2月期の年間配当は60.0円。2025年2月期末には72,300株の自己株式を保有しており、株主価値向上への意識も高い。

6. 注目ポイント

食品スーパーマーケット業界は、人口減少、オーバーストア化、消費者の生活防衛意識の高まりにより競争激化が予測される。同社は、ドミナント化、標準化フォーマット、NSC化、ベスト立地確保、大規模改装強化、PB商品開発、物流網活用、24時間システム高度運用、人材育成・確保、環境保全を主要課題と認識している。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VUO3 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
82.1B 9.5倍 1.1倍 1.8% 3,820.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 219.4B 224.2B 204.8B
営業利益 12.5B 12.3B 12.3B
純利益 9.0B 8.6B 8.9B
EPS 420.9 402.2 416.9
BPS 3,630.1 3,282.3

大株主

株主名持株比率
株式会社サンローズ0.23%
佐 藤 利 行0.12%
イオン株式会社0.09%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND 常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行0.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.04%
ハローズ従業員持株会0.04%
佐 藤 太 志0.02%
公益財団法人ハローズ財団0.02%
株式会社さんミラーズ0.01%
野村信託銀行株式会社(投信口)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23FMR LLC 10.0
2026-03-06FMR LLC 9.07
2022-07-12イオン株式会社 8.51
2022-07-12マックスバリュ西日本株式会社
2021-08-20FMR LLC 9.07
2021-04-22FMR LLC 8.07

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-05-28TDNet株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行について
2026-03-23TDNetHolding change by FMR LLC
2026-03-10TDNet主要株主の異動に関するお知らせ
2026-03-06TDNetHolding change by FMR LLC
2026-01-15TDNet取締役の委嘱業務の変更に関するお知らせ
2025-12-26TDNetearnings: 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-12-26TDNet2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-09-26TDNetearnings: 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-09-26TDNet2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-06-27TDNet譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行の割当完了に関するお知らせ
2025-06-26TDNetbuyback: 自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付に関するお知らせ
2025-06-26TDNetearnings: 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-06-26TDNet2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2025-06-26TDNet自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付に関するお知らせ
2025-06-13TDNet株式報酬型ストックオプションの発行内容の確定に関するお知らせ
2025-05-29TDNet株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行について
2025-05-29TDNet譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行に関するお知らせ
2025-04-22TDNet役員人事等に関するお知らせ
2025-04-14TDNet記念配当及び増配に関するお知らせ
2025-04-14TDNet2025年2月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)