Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社フジオフードグループ本社 (2752)

フジオフードグループ本社は、各種飲食店の直営経営とフランチャイズ(FC)本部運営を展開する。主力は「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」等、多業態を国内外で運営する。直営で培ったノウハウをFCに展開し、ストック型ビジネスモデルへの転換を図る。大衆食に特化し、店内調理と安心安全な食、手作り感を重視した業態・メニュー開発で差別化を図る。店舗数拡大を基本戦略とする。 [本社]大阪市北区 [創業]1979年 [上場]2002年

1. 事業概要と競争優位性

フジオフードグループ本社は、国内外で飲食店の直営経営とフランチャイズ(FC)本部運営を展開する。主力は「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「麺乃庄 つるまる」等、多岐にわたる業態を直営で運営している。FC事業では、直営で培ったノウハウを基に加盟店を支援し、直営店の売却・営業委託を通じてストック型ビジネスモデルへの転換を図っている。

競争優位性は、ブランド、立地、価格を分散させる「マルチ戦略」と、直営とFCの収益構造分散による安定収益体制にある。「お客様に人のぬくもりを感じていただく」お店づくりを掲げ、店内調理、安心安全な食、手作り感を重視。また「大衆食」カテゴリーに特化し、時代のニーズに対応した業態・メニュー開発で差別化を図る。外食業界は参入障壁が低いが、多様な業態運営ノウハウとFC本部としての指導体制が強み。「大衆食のカテゴリーで日本一の外食企業」を目指し、市場シェア拡大を図る。

2. 沿革ハイライト

1979年12月、個人事業として藤尾実業を設立し、グループ1号店をオープンした。1999年11月、株式会社フジオフードシステムを設立し、飲食店の経営とFC本部経営を開始。2002年12月、大阪証券取引所「ヘラクレス」(現 東京証券取引所「JASDAQ」)に上場した。2006年6月には中国・上海に子会社を設立し、海外1号店を出店するなど海外展開を推進。2012年2月、「ホノルルコーヒー」のマスターフランチャイズ契約を締結し、株式会社ホノルルコーヒージャパンを設立した。その後もM&Aにより事業規模を拡大し、2019年11月には東京証券取引所市場第一部へ市場変更。2020年7月、持株会社体制へ移行し、商号を株式会社フジオフードグループ本社へ変更した。2022年4月、東京証券取引所プライム市場へ移行している。

3. 収益・成長戦略

当社グループの成長ドライバーは、直営店およびFC加盟店の確実な出店による店舗数拡大を基本戦略とする。既存店の収益力向上を課題と認識し、QSC(品質・サービス・清潔)レベルの向上やモバイルオーダー対応等のDX施策を推進している。大衆食をキーワードに、既存業態のブラッシュアップと新業態開発で他社との差別化を図る。海外では中国、台湾、米国、シンガポール等で事業を展開し、グローバルな成長を目指す。人材の確保と育成も重要な課題であり、キャリアアッププラン制度や独立支援制度を通じて従業員の定着とレベルアップを図る。目標とする経営指標は、連結売上高経常利益率10%以上、自己資本利益率(ROE)15%以上を目指す。

4. 財務健全性

2024年12月期の有利子負債は、負債及び資本合計の40.8%を占め、金利変動による調達コスト上昇リスクを認識している。設備投資は直営事業の出店が中心で、当連結会計年度は7億62百万円を実施した。同期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,153百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは732百万円であった。総資産は26,310百万円、純資産は8,578百万円である。

5. 株主還元

2024年12月期の年間配当は2.0円を実施した。潜在株式は存在しないが、ストックオプション付与による費用計上リスクを認識している。

6. 注目ポイント

外食業界は食材・エネルギー価格の高騰や慢性的な人手不足といった厳しい経営環境が続く。このような状況下で、フジオフードグループ本社が推進するマルチ戦略による収益構造分散と、FC事業への転換によるストック型ビジネスモデルへの移行が、安定成長に寄与するか注目される。「大衆食」に特化した多業態展開と、店内調理・安心安全・手作り感を重視した差別化戦略が、競合環境下で顧客支持を維持できるか重要である。海外展開の進捗と、進出国特有のカントリーリスクへの対応も注視すべき点となる。また、人材確保・育成における「独立支援制度」の活用状況は、持続的成長の基盤としてその重要性を増している。

[本社]大阪市北区 [創業]1979年 [上場]2002年

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VHQR | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
55.6B 108.2倍 6.5倍 0.0% 1,085.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 31.3B 29.8B 26.5B
営業利益 1.2B 389M -1.9B
純利益 459M -706M -3.4B
EPS 10.0 -15.7 -77.2
BPS 167.3 31.1 12.9

大株主

株主名持株比率
有限会社エフエム商業計画0.13%
サッポロビール株式会社0.09%
藤尾 政弘0.06%
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)0.04%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)0.04%
三井住友信託銀行株式会社 (信託口)0.04%
フジオ取組先持株会0.03%
サントリービバレッジ ソリューション株式会社0.03%
伊藤忠商事株式会社0.02%
株式会社池田泉州銀行0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-06-17サッポロビール株式会社 5.84%(4.26%)
2024-12-06藤尾 政弘 29.09%(0.04%)
2024-12-03サッポロビール株式会社 10.10%--
2024-08-27サッポロビール株式会社 10.10%(2.68%)
2023-05-12Long Corridor Asset Management 4.56%(1.25%)
2023-03-24Long Corridor Asset Management 5.81%+0.81%
2021-09-01藤尾 政弘 29.13%(0.01%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-08-12TDNet業績修正フジオフードG本社2025年12月期第2四半期(中間期)業績予想と実績値との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知1,155-4.76%
2025-08-12TDNet決算フジオフードG本社2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,155-4.76%
2025-06-17EDINET大量保有サッポロビール株式会社大量保有 5.84%1,200+0.17%
2024-12-06EDINET大量保有藤尾 政弘大量保有 29.09%
2024-12-03EDINET大量保有サッポロビール株式会社大量保有 10.1%
2024-08-27EDINET大量保有サッポロビール株式会社大量保有 10.1%
2023-05-12EDINET大量保有Long Corridor Asset 大量保有 4.56%
2023-03-24EDINET大量保有Long Corridor Asset 大量保有 5.81%
2021-09-01EDINET大量保有藤尾 政弘大量保有 29.13%