Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ワイズテーブルコーポレーション (2798)

ワイズテーブルコーポレーションは、高級レストラン「XEX」とカジュアル「PIZZA SALVATORE CUOMO」等を直営・FCで展開。高付加価値戦略、ブランド力、会員制度、ホテル連携を強みとし、訪日外国人客増加や国内賃金上昇を成長機会と捉える。インバウンド取り込み、和食・カジュアルイタリアン強化、新店舗開発で持続的成長を目指す。2023年2月期に債務超過を解消し利益計上も、財務体質は強化途上。人材不足やコスト高騰が課題である。 [本社]東京都港区 [創業]1987年 [上場]2004年

1. 事業概要と競争優位性

ワイズテーブルコーポレーションは、高級レストラン「XEX」等とカジュアル「PIZZA SALVATORE CUOMO」等を直営・フランチャイズで展開します。持分法適用会社が「CÉ LA VI TOKYO」を運営。経営基本方針は、安心・安全な食材と上質な空間で高付加価値な料理を提供することです。競争優位性は以下の通りです。

第一に、高付加価値戦略。ハード・ソフト両面を改善し、顧客体験と料理・サービス水準の向上を図ります。

第二に、ブランド力。XEXグループはブランド強化に努め、ホテル事業者との連携で出店拡大を図ります。

第三に、顧客ロックイン構造。会員制度「XEX MEMBERS CLUB」は、安定した収益基盤を形成します。

第四に、参入障壁。ホテル内出店は立地優位性や朝食需要で売上安定に寄与し、和食事業は職人育成・外部提携でコンテンツ力を強化します。

2. 沿革ハイライト

1987年8月、株式会社ゼックス設立。1999年3月、有限会社ワイズテーブルコーポレーション設立、2000年11月に株式会社へ組織変更。2001年9月、運営受託先の株式会社ゼックス等と合併し、「XEX ATAGO GREEN HILLS」開店。2004年3月、東証マザーズ上場。同年4月、「PIZZA SALVATORE CUOMO 白金」開店、11月にはフランチャイズ事業店舗1号店「PIZZA SALVATORE CUOMO 中野」開店。2019年1月、持分法適用会社ICONIC LOCATIONS JAPAN設立、同年12月、「CÉ LA VI TOKYO」を渋谷に開店。2022年4月、東証スタンダード市場へ移行。

3. 収益・成長

当社は「売上高」と「営業利益」を重要指標とし、既存店売上維持と経営効率化を通じて利益率向上を図ります。

直近の業績では、2025年2月期の売上高は12,120,830千円、営業利益118,970千円、純利益260,650千円を見込みます。2024年2月期は売上高11,284,519千円、営業利益179,856千円、純利益113,886千円を計上。2023年2月期には債務超過を解消し、その後も純利益を計上し収益性を改善しています。

成長ドライバーは、訪日外国人客の増加と高価格業態への需要、国内賃金上昇による外食需要の押し上げです。

成長戦略の柱は、インバウンド取り込み、和食事業強化、カジュアルイタリアン事業展開です。具体的には、高級ホテル・旅行代理店との連携強化、訪日外国人向けプロモーション強化、観光地への和食出店、職人育成、郊外SCやホテル内へのカジュアルイタリアン出店を進めます。XEXグループはブランド強化と付加価値向上を、カジュアルレストラングループは既存店収益力向上に加え、新店舗モデル開発と市場開拓に取り組みます。

4. 財務健全性

2023年2月期に債務超過を解消し、その後も純利益を計上していますが、財務体質は「いまだ強固ではない」と認識しています。収益性改善と利益計上を通じて、財務体質の強化を図る方針です。

2025年2月期末の総資産は4,824,545千円、純資産は678,235千円です。有利子負債残高は2025年2月末現在で1,689,214千円であり、負債・純資産合計に占める割合は35%です。変動金利の有利子負債は市場金利上昇時に支払利息が増加するリスクがあるため、キャッシュ・フロー改善と有利子負債削減を図ることで、財務リスクの低減を目指します。

出典: 有価証券報告書 (2025-02) doc_id=S100VTUH | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
9.6B 36.9倍 14.2倍 2,915.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 12.1B 11.3B 9.8B
営業利益 119M 180M -379M
純利益 261M 114M -72M
EPS 79.0 34.5 -23.8
BPS 205.6 126.6 92.1

大株主

株主名持株比率
金 山 精 三 郎0.42%
アサヒビール株式会社0.02%
船 曵 睦 雄0.02%
森ビル株式会社0.02%
株式会社YOUDEAL0.01%
特定有価証券信託受託者  株式会社SMBC信託銀行0.01%
株式会社NIGITA0.01%
ファンズソリューション株式会社0.01%
渡 邊 雅 之0.01%
株式会社プラットフォームホールディングス0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2021-05-18金山 精三郎 41.90%+1.12%
2021-05-12金山 精三郎 41.90%+1.12%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-09TDNetその他Y’s株式会社山の上ホテルの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ2,900+0.69%
2026-01-14TDNet決算Y’s2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,995+0.07%
2025-10-22TDNetIRY’s2026年2月期第2四半期(中間期) 決算説明資料2,912+0.00%
2025-10-14TDNet決算Y’s2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,915-0.10%
2025-10-14TDNet業績修正Y’s2026年2月期第2四半期(中間期)連結業績予想と実績値との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお2,915-0.10%
2025-07-14TDNet決算Y’s2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,946+0.85%
2021-05-18EDINET大量保有金山 精三郎大量保有 41.9%
2021-05-12EDINET大量保有金山 精三郎大量保有 41.9%