Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ダイショー (2816)

株式会社ダイショーは、たれ、スープ等の液体調味料、味塩こしょうを主力とする食品メーカーです。FSSC22000等の食品安全規格に則った生産体制と、顧客ニーズに基づく迅速な商品開発力が競争優位性。国内主要都市圏でのシェア拡大、業務用・即食向け製品の強化、海外市場への投資、簡便調味料等の新商品開発を成長戦略とし、2028年3月期に売上高295億円を目指します。 [本社]福岡県福岡市 [創業]1966年 [上場]1997年

**1. 事業概要と競争優位性**

株式会社ダイショーは、たれ、スープ等の液体調味料、味塩こしょうを主力とする食品事業を展開し、小売用、業務用、OEM/PB製品の開発・製造・販売を手掛けています。競争優位性は、FSSC22000等の食品安全規格に則った生産体制と、関東工場拡張による主力製品(鍋スープ等)の生産能力増強による安定供給力にあります。また、お客様・販売現場・生産現場と直結した迅速かつ高精度な商品開発体制を整備し、「“楽しい味”で世界にプラスを。」をビジョンに、消費者インサイトに基づく多様な新商品を開発しています。温暖化・少子化等の社会潮流に対応した簡便調味料や、名店・シェフ監修シリーズ、映画タイアップ商品なども手掛けるほか、「焼肉一番」「味・塩こしょう」等の商標登録ブランドも保有しています。

参入障壁として、高度な食品安全規格の取得・維持、大規模な設備投資(当事業年度3,534百万円)、原材料調達から物流に至る複雑なサプライチェーン管理ノウハウ、食品衛生法等の法的規制遵守体制が挙げられます。

**2. 沿革ハイライト**

1966年12月、大昌食品株式会社として設立され、焼肉のたれの製造販売を開始しました。1968年5月には「味・塩こしょう」の製造販売を開始し、主力製品を確立。1970年代から1980年代にかけて全国主要都市に営業拠点を展開し販売網を拡大しました。1989年9月には茨城県に関東第一工場を設置し生産体制を強化。1994年4月に商号を株式会社ダイショーに変更しました。1996年1月には東京本社を新設し、福岡との二本社体制を発足。1997年4月に日本証券業協会に店頭登録、2000年11月には東京証券取引所市場第二部に上場を果たしました。2010年以降、福岡工場、九州工場、関東工場でISO22000やFSSC22000といった食品安全マネジメントシステム認証を順次取得し品質管理体制を強化。2022年4月には東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場へ移行しました。

**3. 収益・成長戦略**

国内市場の縮小と消費者の節約志向という経営環境下、当社は2025年から2027年までの3カ年における新中期経営計画「Challenge 2028 ~世界に誇れる企業へ~」を策定しました。成長ドライバーは、国内主要都市圏に経営資源を投入しシェア拡大に努めること、特に成長分野である業務用製品、即食向け製品の販売展開に注力すること、そして海外市場への投資と海外輸出を目的とした海外専用ブランド商品の開発推進です。生産面では、関東工場拡張による鍋スープを中心とした主力製品の生産能力増強により、需要拡大に対応した安定供給と生産性向上を図ります。製品開発では、「“楽しい味”で世界にプラスを。”」を具現化するため、新たな価値創造と「ビジョンを軸にした新たなダイショーブランド」の確立を目指し、温暖化・少子化等の社会潮流に対応した簡便調味料の開発や、監修シリーズ、映画タイアップ商品、オイルソースシリーズ等の新商品投入を継続します。経営基盤の強化として、ITの積極活用による生産性向上や、原材料調達面からのコスト低減に取り組みます。

2028年3月期には、売上高29,500百万円、経常利益800百万円、当期純利益560百万円の数値目標を掲げています。当事業年度の研究開発費総額は350百万円でした。

**4. 財務健全性**

2025年3月期末時点の総資産は18,705百万円、純資産は9,799百万円です。有利子負債は2,760百万円。キャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが988百万円、投資活動によるキャッシュフローが3,268百万円でした。投資活動によるキャッシュフローは、主に生産設備の増設・更新に充当された設備投資(総額3,534百万円)によるものです。

**5. 株主還元**

2025年3月期の年間配当金は18.0円です。株主還元に関する具体的な方針の記載は提供テキストにありません。

**6. 注目ポイントとリスク**

当社は、国内市場の縮小と消費者の節約志向という厳しい経営環境に直面する中で、国内主要都市圏でのシェア拡大と海外市場への積極投資を成長戦略の柱としています。FSSC22000等の高度な食品安全規格に裏打ちされた生産体制と、顧客・現場密着型の迅速な製品開発力が競争優位性となります。業務用・即食向け製品や簡便調味料など、変化する市場ニーズを捉えた製品開発の継続が成長を牽引します。一方で、原材料価格変動、気象変動、食品の安全性、法的規制、情報システムリスク、感染症拡大といった食品業界特有のリスクへの適切な対応が、持続的な企業価値向上には不可欠です。

[本社]福岡県福岡市 [創業]1966年 [上場]1997年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W5WN | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
14.0B 30.0倍 1.4倍 0.0% 1,423.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 26.2B 25.4B 23.4B
営業利益 656M 890M 484M
純利益 458M 599M 310M
EPS 47.5 62.1 32.2
BPS 1,015.2 988.1 941.8

大株主

株主名持株比率
有限会社山田興産0.25%
一般財団法人金澤記念育英財団0.15%
松 本 賢 子0.09%
ダイショー従業員持株会0.03%
松 本 洋 助0.02%
株式会社西日本シティ銀行0.02%
松 本 俊 一0.01%
株式会社福岡銀行0.01%
松 本 ひ か る0.01%
松 本 寿 子0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2023-11-24松本 洋助 37.87%(2.03%)
2023-11-20松本 洋助 37.87%(2.03%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23TDNet人事ダイショー人事異動に関するお知らせ
2025-08-04TDNet決算ダイショー2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)1,402+0.07%
2023-11-24EDINET大量保有松本 洋助大量保有 37.87%
2023-11-20EDINET大量保有松本 洋助大量保有 37.87%