Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

横浜冷凍株式会社 (2874)

横浜冷凍は、冷蔵倉庫、食品販売、通関を主軸とする。冷蔵倉庫事業は、社員オペレーションによる高品質な物流と、自然冷媒導入による環境対応が強み。食品販売事業は、国内外のネットワークと目利き力で多様な食品を加工・販売・輸出入する。大規模設備投資や専門人材育成が参入障壁。冷凍食品需要増を成長ドライバーとし、国内外での物流センター新設や省人化・自動化投資で事業拡大を図る。気候変動対応や人材育成も重要課題として取り組む。 [本社] [創業]1948年 [上場]1962年

1. 事業概要と競争優位性

横浜冷凍株式会社は、冷蔵倉庫事業、食品販売事業、通関事業を主軸とする。

冷蔵倉庫事業は、水産品・農畜産品等の冷蔵・冷凍保管を担い、社員オペレーションによる高品質な物流サービスを提供する。災害に強く、自然冷媒冷凍機への移行を促進する環境配慮型事業も強みである。大規模な施設・設備投資、専門人材の確保・育成、ITインフラ構築が参入障壁となる。

食品販売事業は、国内外の生産者ネットワークと目利き力を活かし、水産品・農畜産品等の加工・販売・輸出入を行う。調達先の分散化や在庫の適正化により、商品価格変動リスクを分散するビジネスモデルを構築している。

通関事業は、通関業務を営む。

2. 沿革ハイライト

1948年5月に横浜冷凍企業株式会社として設立され、1953年11月に横浜冷凍株式会社へ社名変更した。1962年12月に東京証券取引所市場第2部に上場し、1991年3月には市場第1部に指定、2022年4月にはプライム市場へ移行した。

創業以来、国内外で積極的な事業展開を進め、多数の物流センターや工場を新設。海外では1989年にTHAI YOKOREI CO.,LTD.を設立するなどグローバルネットワークを拡大し、M&Aで事業基盤を強化した。

3. 収益・成長

人口減少による労働力不足、エネルギー価格高騰、為替変動、物価上昇、気候変動、食資源枯渇など、厳しい経営環境が続く。

このような環境下、当社グループは「ヨコレイ事業ビジョン2030」と「ヨコレイサステナビリティビジョン2030」を掲げ、新・中期経営計画「繋ぐ力」(第Ⅱ期:2023年10月~2026年9月)を推進している。

冷凍食品需要の増加を背景に、国内外での積極的な設備投資、省人化・自動化システムの導入による生産性向上、海外戦略による調達・販売ルート拡張を成長ドライバーとする。当連結会計年度における設備投資総額は21,554百万円であり、国内外で主要な物流センターの新設を進めている。

次期の業績見通しは、売上高127,000百万円、営業利益4,250百万円、経常利益4,150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,800百万円を見込む。

4. 財務健全性

当連結会計年度末の総資産は178,795百万円、純資産は83,021百万円、有利子負債は79,329百万円。営業活動によるキャッシュ・フローは13,311百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは12,298百万円を計上した。

海外取引先債権での特別損失を受け、全社的リスク管理の在り方を見直し、2025年1月1日付でリスク管理部を設置し、リスク管理体制の強化を図る。

5. 株主還元

当連結会計年度の年間配当は23.0円で、前連結会計年度と同額を維持している。当連結会計年度末の自己株式数は211千株である。

6. 注目ポイント

* **気候変動リスクへの対応:** TCFD提言に賛同し、「地球環境との共生」をマテリアリティに位置づける。冷蔵倉庫事業では、エネルギー消費量削減と再生可能エネルギー使用量増加、自然冷媒冷凍機への移行促進により、2030年までに温室効果ガス排出量を40%削減(2015年比)、自然冷媒導入率を85%以上とする目標達成を目指す。

* **人材の確保・育成:** 社員オペレーションを強みとするため、人材確保・育成は重要な課題である。国内の少子高齢化と人口減少による競争激化に対し、通年での計画的な採用・育成、多様な人材が働きやすい職場づくり、省人化・自動化システムの積極的な導入により対応している。

* **海外展開の強化とリスク管理:** 集中リスク回避のため調達・販売ルートを拡張し、コスト競争力向上のため委託加工を拡大する。テロ、政情悪化、経済変動、法規制変更、為替変動などの海外事業リスクに対し、投融資後のモニタリングやリスク管理体制の強化を進めている。

* **大規模な設備投資:** 将来の成長基盤を構築する上で、国内外での物流センター新設など大規模な設備投資を継続的に実施している。

[本社] [創業]1948年 [上場]1962年

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
154.1B 51.1倍 2.0倍 0.9% 2,600.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 64.2B 125.0B 122.3B
営業利益 4.1B 7.0B 4.6B
純利益 2.8B 4.8B 3.9B
EPS 48.2 81.3 66.8
BPS 1,450.9 1,327.8

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)0.09%
株式会社松岡0.04%
第一生命保険株式会社0.04%
株式会社横浜銀行0.04%
農林中央金庫0.02%
株式会社八丁幸0.02%
横浜冷凍従業員持株会0.02%
株式会社サカタのタネ0.02%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.02%
横浜振興株式会社0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-04-30株式会社 松岡 9.3
2025-04-08株式会社 松岡 9.23
2025-02-25横浜冷凍株式会社
2025-02-21株式会社 松岡 8.23
2025-01-31株式会社 松岡 7.09
2025-01-28株式会社 松岡 7.09
2025-01-07株式会社 松岡 6.03
2024-12-17株式会社 松岡 5.03
2024-12-10株式会社 松岡 5.03

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-23TDNetbuyback: 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-12-23TDNet社外取締役との責任限定契約締結に関するお知らせ
2025-12-23TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正につい
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第2四半期期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」の一
2025-12-19TDNet過年度の決算短信の訂正並びに過年度の有価証券報告書・半期報告書の訂正報告書の提出について
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2024年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正につい
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
2025-12-19TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正につい
2025-12-19TDNetearnings: 過年度の決算短信の訂正並びに過年度の有価証券報告書・半期報告書の訂正報告書の提出
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第2四半期期(中間期)決算短信〔日本
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部
2025-12-19TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2024年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結
2025-12-11TDNet(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
2025-12-11TDNetearnings: (訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部
2025-11-28TDNetベントール・グリーンオーク株式会社との戦略的パートナーシップに関する基本合意締結のお知らせ