Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ロック・フィールド (2910)

株式会社ロック・フィールドは、惣菜の製造・販売を「RF1」等多様なブランドで展開。製造から販売まで一貫する「生販一体」モデルを構築し、長年の調理技術、多ブランド戦略、神戸・静岡・玉川のファクトリーによる生産体制を競争優位性とする。高齢化・単身化等による中食・惣菜市場の拡大を背景に、冷凍食品や新ブランド、EC・外販強化で新たな市場領域への拡大を目指す。自己資本比率81.8%と財務基盤も強固。 [本社]神戸市中央区 [創業]1972年 [上場]1991年

### 1. 事業概要と競争優位性

株式会社ロック・フィールドは、惣菜の製造・販売を手掛けています。基幹ブランド「RF1」をはじめ、「いとはん」「神戸コロッケ」「融合」「ベジテリア」「RFFF」など、多様なブランドを展開。販売は百貨店や駅ビル等の店舗が中心ですが、オンラインショップや外販も強化し、連結子会社を通じて中国でも事業を展開しています。

同社の強みは、製造から販売まで一貫する「生販一体」のビジネスモデルです。長年の調理技術と旬の素材を活かす研究開発力、多様な顧客ニーズに応える多ブランド展開、高いブランド認知度と顧客信頼が競争優位性。神戸、静岡、玉川にファクトリーを保有し、相互補完的な生産体制で安定供給と生産性向上を図っています。顧客エンゲージメント強化のため、メンバーズ会員へのアプリ活用プロモーションも推進。強固なブランド構築、多額の設備投資を伴うファクトリー設置、全国的な店舗網とサプライチェーン、食品衛生管理・品質保証体制の確立は、新規参入障壁として機能しています。

### 2. 沿革ハイライト

1972年、株式会社ロック・フィールドを設立し、惣菜の製造販売を開始。大丸神戸店に1号店を出店しました。1980年代には関東地区へ進出し、神戸工場を開設。1989年「神戸コロッケ」1号店を出店。1991年大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄に上場し、静岡ファクトリーを開設しました。1992年基幹ブランド「RF1」を創設。2000年東京証券取引所市場第一部に上場。2003年首都圏への商品供給強化のため玉川SPSファクトリーを開設。2012年子会社を設立し、中国での海外展開を開始。2017年オンラインショップを開設。2022年東京証券取引所プライム市場へ移行し、創業50周年を迎え「ビジョン2030」を制定。同年10月には冷凍食品ブランド「RFFF」を創設しています。

### 3. 収益・成長戦略

高齢化、単身化、共働き世帯の増加等による中食・惣菜ニーズの拡大が見込まれる一方、業界の垣根を越えた競争激化、原材料・エネルギーコスト高騰、人件費上昇等の厳しい経営環境が続くと想定されます。当社グループは「ビジョン2030」に基づき、持続可能な食の未来実現を目指し、中期経営計画では「成長へ繋げる改革」と「未来へのチャレンジ」の両立を基本方針としています。

具体的には、以下の3つの戦略テーマを推進します。

1. **既存業態の利益率向上:** 基幹ブランド「RF1」のサラダ独自性・付加価値追求、コンパクトモデル出店、ファクトリーの生産性向上、顧客満足度向上、メンバーズ会員プロモーション等を図ります。

2. **新たな市場領域への拡大:** 冷凍食品の新カテゴリー商品開発と外販・EC配荷拡大、若い世代向け新ブランド開発と新たなマーケットへの出店に取り組みます。

3. **人財の活躍促進:** 人的資本経営に基づき、専門能力向上施策やプロフェッショナル人財育成を推進します。

連結営業利益率を重要な経営指標と位置付け、事業活動による収益性向上を図ります。

### 4. 財務健全性

直近の財務状況では、総資産353億円、純資産289億円、自己資本比率は81.8%と極めて高い水準を維持しています。現金及び現金同等物は132億円、有利子負債は3.7億円と低水準であり、強固な財務基盤と潤沢な流動性を特徴とします。営業キャッシュフローは20億円を創出し、投資キャッシュフローは14億円を実施。主な設備投資は、ファクトリーの設備更新・改修や店舗の新規出店・リニューアルです。

### 5. 株主還元

2025年4月期および2024年4月期において、年間配当金23.0円を実施しています。

### 6. 注目ポイント

「ビジョン2030」達成に向けた中期経営計画では、既存業態の利益率向上と新たな市場領域への拡大を両立させる戦略を推進。特に、冷凍食品やEC、外販の拡大、若い世代向け新ブランド開発による新たな顧客層の獲得が今後の成長を牽引する可能性を秘めています。労働人口減少、人件費・原材料価格高騰といった外部環境リスクに対し、生産性向上、労働環境改善、調達産地の分散等で対応を図っています。独立社外取締役による経営戦略リスク協議や危機管理委員会を通じ、リスク管理体制を強化しています。

[本社]神戸市中央区 [創業]1972年 [上場]1991年

出典: 有価証券報告書 (2025-04) doc_id=S100WEDD | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
37.6B 111.3倍 1.3倍 0.0% 1,402.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 51.2B 51.4B 50.0B
営業利益 1.2B 1.7B 1.5B
純利益 329M 1.3B 1.1B
EPS 12.6 47.2 40.6
BPS 1,106.3 1,115.4 1,096.3

大株主

株主名持株比率
株式会社岩田0.09%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.08%
ロック・フィールド取引先持株会0.06%
明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.05%
株式会社四国銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.05%
岩田 弘三0.03%
ロック・フィールド社員持株会0.02%
株式会社みなと銀行0.02%
東京海上日動火災保険株式会社0.02%
四銀総合リース株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-06-05小澤 拓 5.54%+5.54%
2025-06-05松永 茂生 0.00%(5.39%)
2023-06-02小林 俊一郎 0.00%(5.11%)
2023-06-02松永 茂生 5.39%+5.39%
2021-04-05安倍 寛信 0.00%(5.00%)
2021-04-05小林 俊一郎 5.11%+5.11%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-06TDNet決算ロックフィルド2026年4月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,410+1.06%
2026-03-06TDNetその他ロックフィルド2026年4月期 第3四半期決算補足説明資料1,410+1.06%
2025-12-05TDNet業績修正ロックフィルド2026年4月期第2四半期(中間期)連結業績予想と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知ら1,314+3.73%
2025-12-05TDNet決算ロックフィルド2026年4月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,314+3.73%
2025-12-05TDNetIRロックフィルド2026年4月期 第2四半期(中間期)決算説明資料1,314+3.73%
2025-09-05TDNet決算ロックフィルド2026年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,490+0.74%
2025-09-05TDNetその他ロックフィルド2026年4月期 第1四半期決算補足説明資料1,490+0.74%
2025-06-11TDNetIRロックフィルド2025年4月期 決算説明資料1,434+1.12%
2025-06-10TDNet業績修正ロックフィルド2025年4月期連結業績予想と実績値の差異に関するお知らせ1,461-1.85%
2025-06-10TDNet事業計画ロックフィルド中期経営計画策定に関するお知らせ1,461-1.85%
2025-06-10TDNet決算ロックフィルド2025年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結)1,461-1.85%
2025-06-05EDINET大量保有小澤 拓大量保有 5.54%1,490-0.20%
2025-06-05EDINET大量保有松永 茂生変更1,490-0.20%
2023-06-02EDINET大量保有小林 俊一郎変更
2023-06-02EDINET大量保有松永 茂生大量保有 5.39%
2021-04-05EDINET大量保有安倍 寛信変更
2021-04-05EDINET大量保有小林 俊一郎大量保有 5.11%