Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ケンコーマヨネーズ株式会社 (2915)

ケンコーマヨネーズは、調理加工食品、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品の製造販売を主力とする。特に、業界で初めて開発した冷蔵ロングライフサラダでトップシェアを誇り、原料調達から商品開発、生産、品質管理、販売まで自社一貫体制を構築し、多くの技術とノウハウを蓄積する競争優位性を持つ。『サラダ料理で世界一になる』をビジョンに掲げ、中長期経営計画『KENKO Vision 2035』に基づきグローバル展開と新規事業拡大を推進する。 [本社]東京都 [創業]1958年 [上場]1994年

1. 企業概要と競争優位性

ケンコーマヨネーズは、調理加工食品、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品の製造販売を主力とする。「サラダ料理」を事業の核とし、特に冷蔵ロングライフサラダでは業界初の開発者としてトップシェアを誇る。原料調達から商品開発、生産、品質管理、販売までの一貫体制を構築し、安定した品質と供給能力、豊富な技術・ノウハウ、顧客課題解決に貢献するメニュー提案力を強みとする。食品安全マネジメントシステム(FSSC22000等)の取得やトレーサビリティシステムの導入により、製品の安全性と信頼性も確保し、強固な競争優位性を確立している。

2. 沿革と成長の軌跡

1958年森本油脂として設立後、1966年にケンコー・マヨネーズへ商号変更。1961年に業務用マヨネーズ事業へ転換し、1970年には専門メーカーとなった。1977年には業界初のロングライフサラダ「ファッションデリカフーズ®」を発売し、現在の主力事業の礎を築いた。1994年株式を店頭登録、2012年東証一部、2022年プライム市場へ移行。2012年以降はインドネシアでの合弁会社設立やカナダでの研究拠点開設など、グローバル展開を加速している。

3. 中長期経営戦略『KENKO Vision 2035』と業績

当社グループは、持続的な成長を目指し、中長期経営計画『KENKO Vision 2035』を策定。「サラダ料理で世界一になる」をビジョンに掲げ、2035年度までの12年間で、既存事業の収益基盤強化、ブランド構築、事業ポートフォリオ再構築を基本戦略とする。特に、グローバル展開の加速と新規事業の拡大を成長ドライバーと位置付けている。DXを通じた企業改革と生産性向上、人材投資、サステナビリティと社会的責任への取り組みも重視する。

2035年度の財務目標は、連結売上高1,250億円以上、連結営業利益75億円以上(営業利益率6%以上)、ROE8%以上、海外売上高比率10%以上。直近の2025年3月期は、連結売上高91,703百万円、営業利益4,845百万円を計上し、前年度から増収増益。営業利益率5.28%、ROE8.77%と、目標達成に向けた堅調な進捗を見せている。

4. 財務状況と株主還元

当社グループは健全な財務状況を維持している。2025年3月期の自己資本比率は約62.36%と高く、有利子負債3,815百万円に対し現金及び現金同等物が15,729百万円と、実質無借金に近い状態である。有利子負債比率(D/Eレシオ)も0.095と低く、強固な財務基盤を持つ。過去3年間も自己資本比率は57%〜62%台で安定的に推移している。

株主還元では、資本コストや株価を意識した経営を強化する方針で、安定配当、政策保有株式の縮減、自己株式の取得、株主・投資家との対話強化を推進する。配当政策にDOE(株主資本配当率)の考え方を取り入れ、2027年度に1.5%以上、2035年度に2.5%以上を目標とする。2025年3月期の年間配当は43.0円と、前年度30.0円、前々年度17.0円から着実に増加傾向にある。

5. 総合的な魅力とリスク

ケンコーマヨネーズは、業務用ロングライフサラダのトップシェアと自社一貫体制による強固な競争優位性を確立している。『KENKO Vision 2035』で「サラダ料理で世界一になる」という野心的なビジョンを掲げ、グローバル展開と新規事業拡大を成長ドライバーとする。DX推進、人材投資、サステナビリティへの取り組みも企業価値向上に貢献する。財務面では高い自己資本比率と低い有利子負債で健全性を保ち、DOEを指標とした株主還元強化策も投資家にとって魅力的な要素である。原材料価格高騰や為替リスクなどの外部環境リスクは存在するものの、市場変化への迅速な対応と価格改定等の対策を講じる方針である。

フッター:上記は提出された情報を基に要約したものです。最新かつ詳細な情報は、必ず企業が公開している公式情報をご確認ください。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W3MC | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
35.4B 9.7倍 0.8倍 0.0% 2,147.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 91.7B 88.7B 82.4B
営業利益 4.8B 2.9B 105M
純利益 3.5B 2.7B 485M
EPS 221.6 169.9 29.9
BPS 2,678.1 2,439.9 2,281.8

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(注)10.11%
株式会社ティーアンドエー0.10%
鈴与コンストラクションホールディングス株式会社0.04%
日本生命保険相互会社(常任代理人:日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.04%
キッコーマン株式会社0.03%
一般財団法人旗影会0.03%
東洋製罐グループホールディングス株式会社0.02%
第一生命保険株式会社(常任代理人:株式会社日本カストディ銀行)0.02%
三井物産株式会社(常任代理人:株式会社日本カストディ銀行)0.02%
株式会社三井住友銀行0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-03-06第一生命保険株式会社 1.84%(3.49%)
2023-03-20株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.13%(1.38%)
2022-05-09ハイクレア・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー 3.92%(1.10%)
2022-02-07レオス・キャピタルワークス株式会社 4.50%(1.07%)
2021-11-22レオス・キャピタルワークス株式会社 5.57%(0.82%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-02TDNetその他ケンコーマヨ中長期経営計画『KENKO Vision 2035』の見直しに関するお知らせ2,334-0.04%
2026-02-24TDNet人事ケンコーマヨ取締役候補者及び監査役の辞任並びに新任監査役候補者の選任に関するお知らせ2,278+2.11%
2026-02-13TDNet決算ケンコーマヨ2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,135+5.57%
2026-02-13TDNet業績修正ケンコーマヨ期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ2,135+5.57%
2025-11-17TDNet配当・還元ケンコーマヨ自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果及び取得終了に関するお知らせ1,919+1.51%
2025-11-14TDNet決算ケンコーマヨ2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,905+0.73%
2025-11-14TDNet業績修正ケンコーマヨ2026年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ1,905+0.73%
2025-11-14TDNet配当・還元ケンコーマヨ自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ1,905+0.73%
2025-08-21TDNetその他ケンコーマヨ譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ1,926-0.16%
2025-08-08TDNet決算ケンコーマヨ2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,925+2.13%
2025-07-22TDNetその他ケンコーマヨ譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ1,872-0.37%
2025-03-06EDINET大量保有第一生命保険株式会社大量保有 1.84%1,924+0.47%
2023-03-20EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 4.13%
2022-05-09EDINET大量保有ハイクレア・インターナショナル・インベス大量保有 3.92%
2022-02-07EDINET大量保有レオス・キャピタルワークス株式会社大量保有 4.5%
2021-11-22EDINET大量保有レオス・キャピタルワークス株式会社大量保有 5.57%