サトウ食品グループは、サトウ食品と連結子会社うさぎもちの2社で構成され、国内で包装米飯及び包装餅製品の製造販売を主力とする。国内産良質米を原料に、独自の技術で本物の「ごはん」と「餅」を再現する。
競争優位性として、当社は日本で初めて無菌包装米飯(パックごはん)を開発したパイオニアであり、その技術的優位性とノウハウ蓄積は高い参入障壁を形成する。「サトウのごはん」はパックごはん市場で確固たるブランドを確立し、「サトウの切り餅」は包装餅におけるトップブランドとする。品質・安全性は最重要課題であり、ISO22000運用、社内基準検査、トレーサビリティシステム、自社分析機器導入により厳格な品質管理体制を構築する。
ビジネスモデルの質として、包装餅の季節的変動を包装米飯の販売拡大で極小化し、期中を通じて安定的な利益計上を目指す。
当社は1950年4月、新潟市で佐藤勘作商店として創業し、1961年4月に有限会社佐藤食品工業所を設立した。1958年11月に包装餅事業へ進出し、1988年4月には無菌化包装米飯「サトウのごはん」の製造を開始した。2001年4月に東証二部へ上場し、2014年8月には株式会社うさぎもちを連結子会社とした。2019年6月には聖籠ファクトリーを新設し、2020年8月にサトウ食品株式会社へ商号を変更した。
成長ドライバーとして、国内コメ消費量減少下でもパックごはん市場は成長を継続し、一層の拡大を予想する。パックごはんは味、利便性、災害時の非常食としての優秀性が評価され、供給機会拡大とコアユーザー獲得が売上向上に寄与する。
当社グループは「サトウのごはん」「サトウの切り餅」「うさぎもち」のブランドを柱に事業展開を推進し、商品の高付加価値化、品質・味・生産量向上のための成長投資に取り組む。
包装米飯事業では、2024年2月に聖籠ファクトリーで新生産ラインが稼働し、日産20万食の増産体制を整備した。2026年12月生産開始予定の新工場建設も決定し、生産能力向上と生産効率化によるコスト適正化を図る。
包装餅事業では、通年需要喚起と喫食機会拡大のためのプロモーションを積極的に展開する。鏡餅の環境配慮型パッケージ継続展開、受注締日早期設定により課題解決を図る。
研究開発活動では、新製品開発、新規技術開発、新規生産ライン開発、製品の安全性・生産効率向上技術開発を進める。当連結会計年度の研究開発費は143百万円とする。
市場環境への対応として、コメ価格高騰や品薄状態が社会問題化する中、包装米飯・包装餅の商品価値が見直され、その必要性は高まると予想する。当社グループは、最適な原材料調達、人材確保及び設備投資に関する計画を立案・実践し、持続可能な生産・供給体制構築へ貢献する。
事業等のリスクとして、原材料である原料米の市場動向や包装資材の価格変動、為替変動が経営成績に影響を与える可能性がある。また、包装餅の季節商品性により、業績の季節的変動が大きい傾向がある。
当連結会計年度末(2025年4月30日現在)の総資産は48,839,813千円、純資産は22,475,845千円とする。現金及び現金同等物は4,867,882千円、有利子負債は18,560,112千円とする。当連結会計年度の設備投資総額は4,606百万円であり、包装餅・包装米飯製造設備の新設・更新・改修等に充当した。営業活動によるキャッシュフローは4,916,221千円、投資活動によるキャッシュフローは5,119,664千円とする。
当連結会計年度の年間配当金は1株当たり70.0円、1株当たり当期純利益(EPS)は386.52円とする。
当社グループは、無菌包装米飯のパイオニアとしての技術的優位性と、「サトウのごはん」「サトウの切り餅」といった強力なブランド力を背景に、成長するパックごはん市場での地位を強化する戦略を推進する。聖籠ファクトリーでの生産能力増強や新工場建設といった積極的な設備投資は、将来の需要拡大に対応し、収益力向上に直結する成長ドライバーとする。原材料価格変動リスクや季節変動リスクを抱えるものの、品質管理強化や包装米飯による季節変動平準化、環境配慮型商品開発への取り組みは、持続的な企業価値向上に貢献する。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 39.1B | 19.9倍 | 1.7倍 | 0.0% | 7,710.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 46.5B | 42.6B | 39.7B |
| 営業利益 | 2.7B | 2.7B | 2.3B |
| 純利益 | 1.9B | 2.3B | 1.8B |
| EPS | 386.5 | 455.2 | 365.1 |
| BPS | 4,456.3 | 4,081.6 | 3,620.4 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 住吉食品有限会社 | 0.36% |
| 全国農業協同組合連合会 | 0.05% |
| 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 0.05% |
| 株式会社榎本武平商店 | 0.05% |
| サトウ食品取引先持株会 | 0.05% |
| 株式会社第四北越銀行 | 0.04% |
| 一正蒲鉾株式会社 | 0.03% |
| サトウ食品社員持株会 | 0.03% |
| 株式会社藤井商店 | 0.01% |
| 藤屋段ボール株式会社 | 0.01% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2023-08-21 | 藤 一彦 | 5.12% | +2.12% |
| 2022-03-30 | 住吉食品有限会社 | 35.41% | -- |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-10 | TDNet | 決算 | サトウ食品 | 2026年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 7,720 | -0.26% |
| 2026-03-10 | TDNet | 業績修正 | サトウ食品 | 配当予想の修正に関するお知らせ | 7,720 | -0.26% |
| 2026-03-10 | TDNet | 人事 | サトウ食品 | 組織変更及び人事異動に関するお知らせ | 7,720 | -0.26% |
| 2025-12-10 | TDNet | 決算 | サトウ食品 | 2026年4月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 8,100 | -5.19% |
| 2025-12-10 | TDNet | 業績修正 | サトウ食品 | 業績予想及び配当予想に関するお知らせ | 8,100 | -5.19% |
| 2025-09-10 | TDNet | 決算 | サトウ食品 | 2026年4月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 8,180 | +18.34% |
| 2025-07-10 | TDNet | その他 | サトウ食品 | 投資単位の引下げに関する考え方及び方針等について | 7,100 | +1.27% |
| 2025-06-11 | TDNet | 決算 | サトウ食品 | 2025年4月期決算短信〔日本基準〕(連結) | 7,670 | -2.35% |
| 2025-06-11 | TDNet | 人事 | サトウ食品 | 人事異動に関するお知らせ | 7,670 | -2.35% |
| 2023-08-21 | EDINET | 大量保有 | 藤 一彦 | 大量保有 5.12% | — | — |
| 2022-03-30 | EDINET | 大量保有 | 住吉食品有限会社 | 大量保有 35.41% | — | — |