Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社 篠崎屋 (2926)

株式会社篠崎屋は、豆腐・豆乳等大豆加工食品の企画・開発・販売を手掛ける豆腐版SPA企業である。直営店「三代目茂蔵」を30店舗展開し、加盟店卸売、業務用卸売、通販も行う。「よりいいものをより安く」提供する経営方針と「三代目茂蔵」のブランド力を競争優位性とする。工場生産を全て外部委託する事業構造を持つ。小売事業の拡大、新規店舗出店、オリジナル新商品開発を成長ドライバーとし、持続的成長を図る。 [本社]埼玉県越谷市 [創業]1987年 [上場]2003年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社篠崎屋は、豆腐・豆乳等大豆加工食品及び関連商品の企画・開発・販売、小売加盟店に対する販売指導を中心とした豆腐版SPA(製造小売)を展開する。事業は小売事業とその他事業で構成する。小売事業では、店舗名「三代目茂蔵」の直営店を2025年9月30日現在30店舗展開する。その他事業では、店舗名「三代目茂蔵」の加盟店への卸売事業及び販売指導、業務用得意先への卸売事業、通販事業を行う。

経営理念は「よりいいものをより安く」提供することを通じて、全ての人の健康と幸せに貢献することを使命とする。

競争優位性として、「三代目茂蔵」のブランド力を確立する。また、「よりいいものをより安く」提供する製造小売(豆腐版SPA)モデルを構築し、当社オリジナルの新商品開発や既存商品のリニューアルを積極的に行う商品開発力を有する。ビジネスモデルの質として、2011年10月以降、全ての工場生産を外部の協力企業に委託する事業構造へ移行する。参入障壁としては、「三代目茂蔵」ブランドの認知度が挙げられる。特定の市場シェアに関する記述は一次情報にない。

2. 沿革ハイライト

1987年1月、有限会社篠崎屋食品を設立し、スーパーマーケットへの卸売を開始する。1995年10月に株式会社篠崎屋へ商号及び組織変更する。1999年8月には小売店「三代目茂蔵工場直売所」第1号店を出店し、小売事業へ参入する。2003年11月、東京証券取引所マザーズ市場に上場する。2004年から2006年にかけて複数企業を子会社化または関連会社化し多角化を一時推進したが、2007年から2008年にかけてこれらの株式を売却し、事業の選択と集中を進める。2011年10月には、全ての工場生産を外部の協力企業に委託する体制へ移行する。2022年4月、東京証券取引所の市場区分の見直しによりスタンダード市場へ移行する。

3. 収益・成長

当社の経営戦略の根幹は、「よりいいものをより安く」消費者に提供し続けることにより、強固な収益基盤と成長を実現することにある。中長期的な経営戦略の主要テーマは、販売チャネル(製造小売モデル)の拡大と、消費者のニーズに合った商品をたゆまなく開発することである。小売事業の販売チャネルを一層拡大することで、当社ブランドの認知度を向上させ、収益基盤をより強固なものとし、持続的な成長と企業価値向上を図る。

成長ドライバーは、製造小売(豆腐版SPA)事業への経営資源集中と事業拡大である。「三代目茂蔵」のブランド力向上、オリジナル新商品開発、既存商品リニューアル、販売力強化(既存店舗リニューアル改装、新規店舗出店、新規業態開発)を推進する。経営上の目標として、売上高営業利益率5%以上を重視する。

直近の業績として、2025年9月期(current)の売上高は2,940,221千円、営業利益は59,089千円、純利益は38,040千円を計上する。

4. 財務健全性

2025年9月期(current)の総資産は1,364,760千円、純資産は1,048,709千円である。営業活動によるキャッシュフローは75,640千円、投資活動によるキャッシュフローは15,493千円を計上する。有利子負債は0千円であり、無借金経営を維持する。現金及び現金同等物は609,657千円を保有する。

5. 株主還元

提供された一次情報には、株主還元に関する具体的な方針や配当実績の記載はない。

6. 注目ポイント

株式会社篠崎屋は、卸売から小売、工場生産の外部委託へとビジネスモデルを柔軟に変化させてきた。現在は製造小売(豆腐版SPA)に経営資源を集中し、「三代目茂蔵」ブランドを核とした事業展開を進める。

リスク要因として、年間仕入総額の36.4%を株式会社ハギワラから仕入れ、生産を全て委託している特定の取引先への依存度が挙げられる。同社との売買条件変更や契約更新不調等が発生した場合、店舗運営や業績に影響を及ぼす可能性がある。また、原材料価格の高騰、労働力不足、消費者の嗜好変化、食品衛生問題、災害等の発生による影響も事業リスクとなる。

これらの課題に対し、同社は小売事業の拡大戦略を推進する。既存店舗リニューアル改装や新規店舗出店、新規業態開発を通じて販売チャネルを拡大し、ブランド認知度向上と収益基盤強化を目指す方針である。有利子負債0千円の無借金経営は財務的安定性を示す。

[本社]埼玉県越谷市 [創業]1987年 [上場]2003年

出典: 有価証券報告書 (2025-09) doc_id=S100XAAS | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.4B 35.7倍 1.3倍 96.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.9B 2.8B 2.7B
営業利益 59M -9M -77M
純利益 38M -28M -23M
EPS 2.7 -2.0 -1.6
BPS 74.1 71.4 73.4

大株主

株主名持株比率
樽見 茂0.21%
篠崎屋取引先持株会0.04%
株式会社鈴木物産0.03%
楽天証券株式会社0.03%
川瀬 英司0.03%
株式会社ハギワラ0.02%
篠崎屋役員持株会0.02%
樽見 登美子0.02%
滝澤 武朗0.02%
BARCLAYS CAPITAL SECURITIES LIMITED(常任代理人バークレイズ証券株式会社)0.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-05TDNetその他篠崎屋2026年9月期 2月度月次店舗売上のお知らせ95+2.11%
2026-02-05TDNet決算篠崎屋2026年9月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)101-5.94%
2026-01-08TDNetその他篠崎屋2026年9月期 12月度月次店舗売上のお知らせ95+2.11%
2025-12-11TDNet決算篠崎屋(訂正・数値データ訂正)「2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正について90+1.11%
2025-12-04TDNetその他篠崎屋2026年9月期 11月度月次店舗売上のお知らせ100-4.00%
2025-11-07TDNet決算篠崎屋2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)112-8.93%
2025-10-06TDNetその他篠崎屋2025年9月期 9月度月次店舗売上のお知らせ111+2.70%
2025-09-17TDNet業績修正篠崎屋2025年9月期通期業績予想の開示に関するお知らせ129-10.85%
2025-09-04TDNetその他篠崎屋2025年9月期 8月度月次店舗売上のお知らせ122+7.38%
2025-08-29TDNetその他篠崎屋自己株式の消却完了に関するお知らせ121+0.83%
2025-08-18TDNetその他篠崎屋自己株式の消却に関するお知らせ119-1.68%
2025-07-31TDNet決算篠崎屋2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)103+20.39%
2025-07-04TDNetその他篠崎屋2025年9月期 6月度月次店舗売上のお知らせ117+0.00%