ピックルスホールディングスは、2022年9月1日に株式会社ピックルスコーポレーションの持株会社として設立された。子会社14社及び関連会社3社により構成され、浅漬・惣菜等の製造、販売及び漬物等の販売を主たる業務とする。主力製品は浅漬、キムチ(「ご飯がススムキムチ」含む)、惣菜であり、主要原料に国産野菜を使用する。事業セグメントは単一である。
競争優位性として、全国を網羅した生産・物流体制を構築する。食品安全規格JFS-B及び環境管理国際規格ISO14001の取得、フードディフェンス強化による食の安全・安心への取り組みを徹底する。独自の乳酸菌Pne-12を活用した製品開発力、得意先の要望に応じたスピーディーなオーダーメードの商品開発力も強みとする。販売先のニーズに対応するベンダー機能を発揮し、コンビニエンスストアや全国の量販店に製品を販売する。漬物市場全体は縮小傾向にあるものの、惣菜を中心とした中食需要は拡大が見込まれる。特定の得意先であるセブン&アイ・ホールディングスグループへの売上高は2025年2月期で26.6%を占める。
事業中核の株式会社ピックルスコーポレーションは、1977年2月に設立され、漬物及び佃煮の製造販売を開始した。1993年9月に商号を変更。2001年12月に株式を店頭登録し、その後、東京証券取引所プライム市場へ移行した。
2022年9月1日、単独株式移転によりピックルスホールディングスが設立され、東京証券取引所プライム市場に上場し、持株会社体制へ移行した。全国各地に工場を新設・取得し、複数の企業を子会社化することで、全国的な生産・販売ネットワークを構築した。近年、外食・小売、農業、農産物加工販売を行う子会社を設立し、事業領域の拡大を図る。2024年12月には生産効率化のため、茨城工場を新設した。
継続的な成長を実現するため、連結売上高、連結営業利益を経営指標に設定する。中期経営計画の最終年度である2028年2月期は連結売上高43,000百万円、連結営業利益1,700百万円を目標とする。
成長ドライバーとして、製品開発強化(新製品、Pne-12活用、冷凍食品)、販売エリア拡大(西日本エリア強化)、販売先拡大(ドラッグストア等新たな売場)、新規事業への取り組み(外食・小売、農業、さつまいも加工、冷凍食品)、企業買収を推進する。研究開発費は当連結会計年度で259百万円を計上し、差別化されたスピーディーな商品開発を得意とする。
事業リスクとして、原材料価格の変動、特定の得意先への高い依存度、競合他社の存在、異常気象による原材料調達リスク、食品の安全性問題、新規事業や企業買収の不確実性、業績の季節変動(第1・2四半期に利益が偏重)などを認識する。
2025年2月期において、総資産30,242百万円、純資産18,884百万円を計上する。現金及び現金同等物は4,974百万円、有利子負債は4,818百万円である。
キャッシュフローの状況では、2025年2月期に営業活動によるキャッシュフローは831百万円、投資活動によるキャッシュフローは4,693百万円の支出を計上する。EBITDAは2,382百万円を計上する。当連結会計年度中における設備投資総額は4,700百万円であり、茨城工場の新築が主たるものである。
株主への利益還元を経営の重要課題の一つと認識する。2023年2月期には年間配当22.0円、2024年2月期には24.0円、2025年2月期には26.0円と、安定的な配当の増加を継続する。
ピックルスホールディングスは、漬物市場縮小下で中食需要拡大を捉え、惣菜分野を強化する戦略を推進する。全国生産・物流ネットワーク、JFS-B/ISO14001に基づく品質管理、乳酸菌Pne-12を活用した独自製品開発力は競争優位性の源泉となる。
今後は、西日本エリアでの販売強化、販路拡大、外食・農業・冷凍食品といった新規事業の育成、M&A戦略を通じて、事業領域の多角化と成長加速を図る。2024年12月に稼働した茨城工場による生産効率化と供給力強化は、今後の収益改善に寄与する可能性がある。原材料価格の変動リスクや特定の得意先への依存度、新規事業の確立状況は注視すべき点となる。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 15.1B | 15.2倍 | 0.8倍 | 0.0% | 1,175.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 41.5B | 43.0B | — |
| 営業利益 | 1.3B | 1.7B | 1.5B |
| 純利益 | 958M | 1.2B | 1.1B |
| EPS | 77.1 | 94.3 | 88.8 |
| BPS | 1,482.4 | 1,438.5 | 1,362.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 東海漬物株式会社 | 0.16% |
| 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 0.09% |
| 荻野 芳隆 | 0.04% |
| 株式会社埼玉りそな銀行 | 0.03% |
| BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.03% |
| ピックルスホールディングス取引先持株会 | 0.03% |
| 株式会社セブン-イレブン・ジャパン | 0.02% |
| 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 0.02% |
| 野村信託銀行株式会社(投信口) | 0.02% |
| STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | FMR LLC | 7.19% | -- |
| 2026-03-23 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 5.31% | +5.31% |
| 2026-03-06 | FMR LLC | 7.99% | -- |
| 2025-11-21 | FMR LLC | 7.99% | (1.05%) |
| 2024-02-07 | FMR LLC | 9.04% | +1.00% |
| 2023-01-11 | FMR LLC | 8.04% | +1.35% |
| 2022-09-26 | FMR LLC | 6.69% | +6.69% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 変更 | — | — |
| 2026-03-23 | EDINET | 大量保有 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 | 大量保有 | — | — |
| 2026-03-06 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 7.99% | 1,203 | -0.58% |
| 2025-12-29 | TDNet | 決算 | ピックルスHD | 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,351 | -1.92% |
| 2025-12-03 | TDNet | その他 | ピックルスHD | 株主優待制度の一部変更(拡充)及び優待内容決定に関するお知らせ | 1,253 | -0.40% |
| 2025-11-21 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 7.99% | 1,181 | -1.44% |
| 2025-09-30 | TDNet | 決算 | ピックルスHD | 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結) | 1,163 | -2.92% |
| 2025-09-22 | TDNet | 業績修正 | ピックルスHD | 業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ | 1,156 | +2.68% |
| 2025-07-23 | TDNet | 資本政策 | ピックルスHD | 株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行内容確定に関するお知らせ | 984 | +0.71% |
| 2025-06-30 | TDNet | 決算 | ピックルスHD | 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) | 970 | +1.75% |
| 2025-06-30 | TDNet | 資本政策 | ピックルスHD | 株式報酬型ストックオプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ | 970 | +1.75% |
| 2024-02-07 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 9.04% | — | — |
| 2023-01-11 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 8.04% | — | — |
| 2022-09-26 | EDINET | 大量保有 | FMR LLC | 大量保有 6.69% | — | — |