Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

フォルシア株式会社 (304A)

フォルシアは、独自の検索技術「Spook」を基盤に、旅行・観光業界特化のデジタルビジネスプラットフォームを展開する。膨大・複雑なデータを高速処理する技術力と深い業界知見が強みで、大手旅行会社10社中8社に導入実績を持つ。SaaS型「webコネクト」も中堅企業に普及し、個別開発とSaaSを融合したハイブリッド型で安定収益を確保。業界のデータ流通ハブを目指す。 [本社]新宿区新宿 [創業]2001年 [上場]2024年

フォルシア株式会社は、独自の検索テクノロジー「Spook」を基盤に、デジタルビジネスプラットフォーム事業を展開しています。膨大かつ複雑なデータから必要な情報を的確に抽出する技術を核に、システム開発、サービス提供、コンサルティングを通じて、特に旅行・観光業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。

**1. 事業概要と競争優位性**

収益構造は「ソリューション型サービス」と「SaaS型サービス」の二軸で構成されます。ソリューション型はSpookを活用した個別課題解決で、開発費、運用・保守費、使用許諾費を収受します。SaaS型は、旅行・観光業界向け商品販売プラットフォーム「webコネクト」やデータクレンジングツール「Masstery」等を提供しており、webコネクトは初期設定費、月額利用料に加え、個別カスタマイズ開発費も収受するハイブリッド型ビジネスモデルを採用しています。原則60カ月の継続利用を前提とし、安定収益を確保するとともに、開発で蓄積した技術資産を再活用し、知見や新機能をサービスに反映するリカーリング・ビジネスモデルで成長基盤を強化しています。

競争優位性は以下の要素に支えられています。

* **技術的優位性**: Spookはデータの圧縮・軽量化とデータベース高速処理が強みで、多様な検索条件やリアルタイム在庫変動を瞬時に処理し、旅行業界特有の複雑なデータ構造に適応します。京都大学との共同研究に基づくダイナミックプライシング特許も取得しています(2022年7月)。

* **ノウハウ蓄積・業界知見**: 創業以来、情報検索分野で高度な課題解決に取り組み、旅行業界のビジネス変革に対応することで、深い業界知識と技術・ノウハウを蓄積してきました。

* **顧客ロックイン構造**: webコネクトの原則60カ月継続利用や、ソリューション型サービスの運用・保守費、使用許諾費が顧客のスイッチングコストを高め、安定収益基盤を形成しています。大手旅行会社の基幹システムの一部として導入されるSpookは、高い拡張性とカスタマイズ性で顧客の長期的な競争力維持をサポートします。

* **ブランド力**: 2015年11月にGoogleホテル広告の「インテグレーションパートナー」に認定され、公式パートナーとしてデータフィードや広告運用支援サービスを提供しています。

市場シェアとしては、大手旅行会社10社中8社に対し、Spookの検索技術を活用したソリューションやwebコネクトを提供しています。webコネクトは中堅旅行会社を中心に20社超に導入され、延べ1万2,000施設を超える旅行・観光施設と接続し、業界に深く浸透しています。

**2. 沿革ハイライト**

2001年3月、新宿区新宿にフォルシア株式会社を設立しました。2005年1月には独自の技術基盤「Spook」の第一号案件を獲得し、2011年3月には「情報検索システム」特許を取得しています。2019年9月にはSaaS型サービス「Masstery」及び「webコネクト」の顧客向け販売を開始し、2020年3月にはwebコネクトの第一号案件を獲得しました。2022年7月には京都大学との共同研究に基づくダイナミックプライシングにかかる特許を取得し、2024年12月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場しました。

**3. 収益・成長**

成長ドライバーは以下の要素に支えられています。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VU9B | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.2B 12.6倍 1.1倍 0.0% 1,755.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 2.2B 2.5B 2.3B
営業利益 71M 249M 215M
純利益 49M 171M 132M
EPS 39.5 139.6 126.7
BPS 1,613.7 1,574.1

大株主

株主名持株比率
屋代  哲郎0.32%
屋代  浩子0.32%
フォルシア社員持株会0.09%
山田  尚紀0.03%
フォルシア役員持株会0.02%
野村證券株式会社0.02%
BNY  GCM  CLIENT  ACC OUNT  JPRD  AC  ISG  (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%
楽天証券株式会社0.01%
株式会社SBI証券0.01%
谷本  真一0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-01-08屋代 浩子 65.97

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-01-08TDNetHolding change by 屋代 浩子