株式会社JBイレブンは、純粋持株会社として、ラーメン・中華料理の直営・フランチャイズ(FC)店、洋食店、喫茶店、食材販売事業を展開する企業グループです。子会社はJBレストラン、ハートフルワーク、JBシンフォニー、桶狭間フーズの4社で構成されます。
**1. 事業概要と競争優位性**
主要事業は「ラーメン・中華料理飲食店」の直営店経営と「その他部門」です。ラーメン部門では「一刻魁堂」「有楽家」を、中華部門では「ロンフーダイニング」を展開。その他部門では、「コメダ珈琲店」のフランチャイジー運営、洋食店「ドン・キホーテ」「鯱ひげ」、FC店やプロデュース店、製造食材の直営販売店「50年餃子」を手掛け、総店舗数は97店舗です。
当社グループの重要な競争優位性は、食材の自社製造能力にあります。名古屋センターで店舗食材の一次加工を、有松工場で麺の製造および粉体調味料の調合を行い、グループ子会社への販売および一部を外部販売しています。これにより、品質の安定化、コストコントロール、独自性の確保を図り、技術的優位性およびノウハウ蓄積による参入障壁を構築しています。多ブランド・多業態展開により、幅広い顧客ニーズと多様な立地に対応しています。
**2. 沿革ハイライト**
1971年個人創業「サッポロラーメン11番」を源流とし、1981年株式会社十一番を設立。1988年加工工場設置。1994年株式会社JBイレブンに商号変更。2003年以降「ロンフーキッチン」「一刻堂」など新業態を開発しました。2006年名古屋証券取引所セントレックスに上場。2010年有松工場開設で麺の内製化を強化。2014年持株会社体制へ移行。2018年以降M&Aにより「コメダ珈琲店」FC運営のハートフルワーク等を子会社化し事業領域を拡大。2021年からは製造食材販売事業「生ギョーザ直売所」「50年餃子」を展開しています。
**3. 収益・成長**
国内市場の厳しい競争環境下で、当社グループは独自性に強みがある業態と事業領域の拡大を成長戦略の柱としています。
**成長ドライバー**: M&A等を活用した「ニッポンの美味しさ・楽しさを提供する企業グループ」への事業領域拡大、自社工場での生産能力を活かした製造食材販売事業の外部販売強化、FC店舗比率を高めることによるロイヤリティ収入増加と初期投資抑制、東海地区を基盤としつつ関東エリアの重点拡充や海外出店・食品輸出の推進、DX推進と労務環境改善による業務効率化と人材確保・定着を通じた1店舗当たりの売上・利益向上と店舗数増加を目指します。
**ビジネスモデルの質**: 直営とFCのハイブリッドモデルにより、リスク分散と効率的な店舗展開を両立します。製造部門の内製化は、品質管理とコスト競争力を強化し、新たな収益源を創出します。収益性の低い店舗の撤退と新規出店を継続的に実施するスクラップアンドビルドも経営戦略の一つです。
**4. 財務健全性**
2025年3月期末の連結総資産は5,253百万円、純資産は2,116百万円です。有利子負債は1,857百万円に対し、現金及び現金同等物は1,381百万円であり、ネット有利子負債は476百万円です。連結ネットDEレシオは0.225と目標値1.0を大きく下回る水準であり、健全な財務状況を維持し、今後の成長投資余力があることを示します。営業キャッシュフローは100百万円、投資キャッシュフローは409百万円です。
**5. 株主還元**
2025年3月期の年間配当金は2.5円です。
**6. 注目ポイント**
当社グループは、国内市場の厳しい競争環境とコスト高騰に直面する中で、M&Aによる事業領域拡大、自社製造能力を活かした製造食材販売の強化、フランチャイズ展開の推進、DX投資、そして関東・海外への地理的拡大といった多角的な成長戦略を推進しています。自社工場での食材製造は、品質とコスト面での競争優位性を提供し、今後の事業拡大の強固な基盤となります。健全な財務体質は、これらの成長戦略を支える重要な要素です。
一方で、特定地域への依存度、原材料価格高騰、人件費上昇、人材確保・育成といった外食産業特有のリスクへの継続的な対応が、持続的な成長に向けた課題となります。
[本社]愛知県名古屋市緑区 [創業]1981年 [上場]2006年
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| — | — | — | — | — |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8.0B | 7.6B | 7.1B |
| 営業利益 | 184M | 133M | -289M |
| 純利益 | 58M | 80M | -319M |
| EPS | 6.5 | 10.0 | -40.5 |
| BPS | 224.1 | 163.4 | 135.8 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 十一番合同会社 | 0.06% |
| 椋本 充士 | 0.04% |
| アリアケジャパン株式会社 | 0.04% |
| 新美 司 | 0.03% |
| サッポロビール株式会社 | 0.03% |
| 株式会社グルメ杵屋 | 0.03% |
| NIMホールディングス 合同会社 | 0.03% |
| 株式会社大光 | 0.02% |
| 株式会社折兼 | 0.02% |
| 北沢産業株式会社 | 0.02% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-23 | TDNet | その他 | JBイレブン | 当社子会社の店舗における焼損事故発生に関するお詫びとお知らせ | — | — |
| 2026-03-09 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 2月度 店舗月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2026-02-26 | TDNet | 不祥事・訂正 | JBイレブン | (訂正)「株主優待「お食事券・割引券」ご利用店舗の拡大および ご利用方法の変更に関するお知らせ」の | — | — |
| 2026-02-26 | TDNet | その他 | JBイレブン | 株主優待制度の変更に関するお知らせ | — | — |
| 2026-01-09 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 12月度 店舗月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2025-12-08 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 11月度 店舗月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2025-10-07 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 9月度 月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2025-09-17 | TDNet | 人事 | JBイレブン | 組織変更および人事異動に関するお知らせ | — | — |
| 2025-09-08 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 8月度 月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2025-08-04 | TDNet | その他 | JBイレブン | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ | — | — |
| 2025-07-18 | TDNet | その他 | JBイレブン | 譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ | — | — |
| 2025-07-07 | TDNet | その他 | JBイレブン | 2026年3月期 6月度 月次売上・店舗数のお知らせ | — | — |
| 2025-06-17 | TDNet | 配当・還元 | JBイレブン | 自己株式立会外買付取引(N-NET3)による自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ | — | — |
| 2025-06-16 | TDNet | 配当・還元 | JBイレブン | 自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(N-NET3)による自己株式の買付けに関するお知らせ | — | — |
| 2025-06-16 | TDNet | 人事 | JBイレブン | 組織変更および人事異動に関するお知らせ | — | — |
| 2025-06-16 | TDNet | その他 | JBイレブン | 公益財団法人財務会計基準機構への加入状況および加入に関する考え方等に関するお知らせ | — | — |
| 2025-05-30 | EDINET | 大量保有 | 椋本 充士 | 大量保有 3.44% | — | — |
| 2024-11-05 | EDINET | 大量保有 | Long Corridor Asset | 大量保有 4.77% | — | — |
| 2024-10-24 | EDINET | 大量保有 | Long Corridor Asset | 大量保有 5.35% | — | — |
| 2024-10-24 | EDINET | 大量保有 | Long Corridor Asset | 大量保有 5.35% | — | — |