Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ユニチカ株式会社 (3103)

ユニチカは高分子、機能資材、繊維の3事業を展開。事業再生計画に基づき、高付加価値製品の販売拡大とポートフォリオ変革を推進している。高分子事業では高耐熱性フィルムやバリアナイロンフィルム、機能資材事業では超薄ガラスクロスや特殊活性炭繊維などを提供し、モバイル機器、自動車、半導体、食品包装、環境対応市場で用途を拡大。ケミカルリサイクルやバイオマスプラスチックなど環境配慮型素材の開発にも注力する。 [本社]大阪府大阪市 [創業]1889年 [上場]1892年

1. 事業概要と競争優位性

ユニチカグループは、高分子、機能資材、繊維の3事業を展開。長年培った高分子、無機素材、繊維技術を基盤に、高機能・高付加価値製品を提供し、多様な産業分野で競争優位性を確立しています。

高分子事業では、ナイロン・ポリエステルフィルムや樹脂を製造・販売。高耐熱性ポリアミドフィルム「ユニアミド」はモバイル機器向け、バリアナイロンフィルム「エンブレムHG」は食品包装分野で採用が拡大。ケミカルリサイクル樹脂フィルムや、マスバランス方式によるマテリアルリサイクルナイロン樹脂でISCC PLUS認証を取得するなど、環境配慮型素材の開発に注力。バイオマスプラスチックのスーパーエンジニアプラスチック「ゼコット」は、電気・電子や自動車用途で展開しています。

機能資材事業では、スマートフォン向け超薄ガラスクロス、浄水器や医療用途の活性炭繊維フィルター、半導体向け高精度ガラスビーズ、高通気性不織布などを提供。また、半導体・化学分野向け中空糸膜フィルターの省エネルギーな膜分離技術実用化を進めています。

繊維事業では、リサイクルポリエステルやバイオマス繊維を開発し、GRS、GOTS認証を取得。次世代サステナブル素材“カポック”を用いた「PALPA × KAPOK」衣料製品の販売も推進しています。

2. 沿革ハイライト

ユニチカは1889年創業、1892年上場。1969年ニチボーと日本レイヨンが合併しユニチカ株式会社に改称。2022年東証プライム市場へ移行。2024年11月、事業再生計画を立案しました。

3. 収益・成長

当社グループは、2024年11月28日に事業再生計画を立案し、地域経済活性化支援機構や取引金融機関からの支援を受け再建を目指しています。最大430億円の債権放棄等の金融支援を前提とし、2030年3月期には売上高700億円、営業利益65億円を目指す計画です。

計画の骨子は、不採算事業の撤退、供給能力の適正化、コスト削減、高付加価値製品の販売拡大、組織運営体制の強化であり、高分子等の将来性ある事業を中心とするポートフォリオ変革に重点的に取り組みます。

研究開発では、長年蓄積した技術力を基盤に新技術開発を進め、モバイル機器、自動車、半導体、医療、食品包装、環境対応型高機能繊維などの分野で高付加価値製品の用途展開と販売拡大を図っています。当連結会計年度の研究開発費は3,220百万円、設備投資は高分子事業を中心に2,725百万円を実施しました。

4. 財務健全性

当社グループは、財務体質強化のため自己資本比率向上、有利子負債削減、キャッシュ・フロー管理を重視しています。2025年3月31日時点の総資産は149,430百万円、純資産は16,233百万円、有利子負債は92,140百万円です。事業再生計画では、取引金融機関による最大430億円の債権放棄等の金融支援を前提としています。

事業遂行上のリスクとして、高伸度防砂シートに関する損害賠償請求訴訟が2件係争中であり、業績や財政状況に影響を及ぼす可能性があります。その他、製品の安全・品質保証、原燃料価格や為替・金利レートの変動、海外事業におけるカントリーリスクなども経営に影響を及ぼす可能性があります。

5. 株主還元

提供された情報には、株主還元に関する具体的な方針や実績の記載はありません。

6. 注目ポイント

ユニチカグループは、事業再生計画の確実な遂行を最優先課題としています。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W59T | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
81.5B 17.6倍 2.4倍 0.0% 1,411.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 84.0B 118.6B 110.0B
営業利益 8.0B 10.5B 9.5B
純利益 5.0B 18.2B 20.0B
EPS 80.3 310.3 342.4
BPS 581.4

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)0.10%
株式会社三菱UFJ銀行0.04%
ユニチカ従業員持株会0.03%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC) (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
林 貴夫0.01%
大同生命保険株式会社0.01%
J.P.Morgan Securities plc (常任代理人JPモルガン証券株式会社)0.01%
ユニチカ共栄会0.01%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-06ゴールドマン・サックス証券株式会社 5.04
2025-12-05ゴールドマン・サックス証券株式会社 5.04
2025-05-12株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 2.43
2025-04-30株式会社地域経済活性化支援機構 66.67
2024-10-18野村證券株式会社 4.39
2024-10-04野村證券株式会社 5.03
2024-09-20野村證券株式会社 4.28
2024-08-21野村證券株式会社 5.57
2024-07-23株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.04
2024-06-19野村證券株式会社 4.75
2024-05-20野村證券株式会社 6.28
2024-04-19野村證券株式会社 5.24
2023-06-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 4.8
2023-03-22三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.08
2023-02-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.1
2022-10-20野村證券株式会社 4.77
2022-10-20三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.07
2022-10-05野村證券株式会社 6.13
2022-09-21野村證券株式会社 6.67
2022-08-19野村證券株式会社 5.34

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-06TDNet子会社の解散に関するお知らせ
2026-03-25TDNetスタンダード市場への市場区分の変更承認及びプライム市場上場維持基準の適合に向けた計画の撤回に関するお
2026-03-19TDNet債務免除益にかかる特別利益の計上に関するお知らせ
2026-03-12TDNet(開示事項の経過)子会社の清算結了に関するお知らせ
2026-03-06TDNetHolding change by ゴールドマン・サックス証券株式会社
2026-03-02TDNet連結子会社における固定資産の譲渡および特別利益の計上に関するお知らせ
2026-02-26TDNet子会社の解散に関するお知らせ
2025-12-12TDNet子会社の解散に関するお知らせ
2025-12-05TDNetHolding change by ゴールドマン・サックス証券株式会社
2025-11-25TDNet2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明会
2025-11-04TDNet(開示事項の経過)完全子会社との会社分割の契約締結に関するお知らせ
2025-10-06TDNet(開示事項の変更)会社分割スキーム(共同新設分割の中止及び吸収分割への変更)に関するお知らせ
2025-09-12TDNet事業譲渡に関するお知らせ
2025-09-10TDNet子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ
2025-09-03TDNet連結子会社における固定資産の譲渡および特別利益の計上に関するお知らせ
2025-09-02TDNet(開示事項の経過)当社と連結子会社による共同新設分割(簡易会社分割)による子会社設立及び当該子会社の
2025-08-29TDNet連結子会社における固定資産の譲渡および特別利益の計上に関するお知らせ
2025-08-28TDNet(開示事項の経過)子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ
2025-08-28TDNet(開示事項の経過)子会社における事業譲渡及び子会社(孫会社)の異動(株式譲渡)に関するお知らせ
2025-07-28TDNet子会社の解散に関するお知らせ