Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

メディアスホールディングス株式会社 (3154)

メディアスホールディングスは、医療機器販売・メンテナンスと介護福祉機器販売・レンタルを主軸に展開。日本最大級の医療材料データベース「ASOURCE® DATABASE」を基盤とし、物流管理や手術室運営支援等のASPソリューションで病院経営改善に貢献する。プライベートブランド「ASOURCE® SELECT」も拡充。高齢化による市場拡大を背景に、M&Aで事業規模を拡大し、首都圏でのシェア獲得と地域医療貢献を目指す。医薬品医療機器等法に基づく許認可が参入障壁となる。 [本社]東京都千代田区 [創業]1952年 [上場]2009年

1. 事業概要と競争優位性

メディアスホールディングスは、医療機器販売・メンテナンスと介護・福祉機器販売・レンタルを主軸に事業を展開する。医療機器販売では、病院等医療施設へ医療機器の販売、修理、アフターサービス、保守契約に基づくメンテナンスを提供。医療材料の購買・在庫管理ソフトのASPサービスも手掛ける。介護・福祉事業では、介護福祉機器を医療施設及び一般個人へ販売・レンタルする。

競争優位性は、独自構築した日本最大級の医療材料データベース「ASOURCE® DATABASE」を基盤とする点にある。これを活用し、物流管理システムや手術室運営支援プログラム、材料価格最適化支援システム等のソリューションツールを提供し、病院経営改善に総合的に貢献。プライベートブランド「ASOURCE® SELECT」も拡充している。大規模物流センターを保有し、安定した商品供給体制を構築。グループ共通購買により、調達コスト削減も図る。

参入障壁は高く、医薬品医療機器等法に基づく多岐にわたる許認可が必要だ。その他、毒物及び劇物取締法、介護保険法等、様々な法的規制の適用を受ける。病院との契約に基づくSPD事業や保守契約、ASPサービスは、顧客との長期的な関係を築き、顧客ロックイン構造を形成する。

2. 沿革ハイライト

当社は1952年に創業、1959年に前身となる協和医科器械株式会社を設立。2006年にジャスダック上場。2009年7月、持株会社として設立され、同月にジャスダック上場。2010年10月に商号をメディアスホールディングス株式会社に変更。設立以降、M&Aを積極的に推進し、全国の医療機器販売会社をグループに加え、事業規模と商圏を拡大。2022年4月には東京証券取引所プライム市場へ移行した。近年は、物流・調達機能強化やコントラクト事業強化など、グループ体制の強化を図っている。

3. 収益・成長

当社グループは、高齢化進展に伴う医療機器需要の緩やかな拡大を背景に成長を目指す。成長ドライバーは、M&A及びアライアンスの継続的な推進による事業規模拡大とシナジー創出だ。国内最大の市場である首都圏を中核地域とし、急性期医療を提供する医療機関への営業強化、低侵襲手術分野への注力により市場シェア獲得を図る方針。日本最大級の医療材料データベースを基盤としたソリューションツールの活用推進により、病院経営改善に貢献し、顧客価値の最大化を図る。プライベートブランド「ASOURCE® SELECT」の製品拡充も成長に寄与。物流機能強化やDX推進による生産性向上、業務効率化も収益性向上に貢献する。

課題として、国の医療政策(診療報酬見直し、病院機能分化)による償還価格下落や競争激化は利益率低下に影響を及ぼす可能性がある。M&Aにおけるのれんの減損損失、簿外債務、企業文化の融合失敗、人材流出等のリスクを認識する。新規事業展開の先行投資による一時的な利益率低下や投資回収不能のリスクも存在する。

4. 財務健全性

2025年6月30日現在の総資産は約1,130億円、純資産は約205億円。現金及び現金同等物約143億円、有利子負債約212億円を計上する。営業キャッシュフローは約70億円、投資キャッシュフローは約25億円、EBITDAは約41億円だ。M&Aを積極的に推進する戦略から、のれんの減損損失計上の可能性をリスクとして認識する。当連結会計年度の設備投資総額は約27億円であり、医療機器販売事業、介護・福祉事業、基幹システムの改修・機能強化に投資を実施した。

5. 株主還元

2025年6月30日現在の年間配当金は20.0円、EPSは61.91円である。安定的な株主還元を重視し、業績に応じた配当を継続する方針だ。

6. 注目ポイント

今後の注目ポイントは、国の医療政策変化への適応力と、M&A戦略の継続性及びPMIの成功だ。日本最大級の医療材料データベースを核としたソリューションビジネスの展開による付加価値向上と病院経営改善への貢献、物流・調達機能の強化とDX推進によるグループ全体の効率化も重要となる。大規模自然災害や新興感染症に対するBCP体制の整備、法的規制遵守とコンプライアンス体制の強化も事業継続における重要な要素である。

[本社]東京都千代田区 [創業]1952年 [上場]2009年

出典: 有価証券報告書 (2025-06) doc_id=S100WQP5 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
17.6B 12.8倍 0.9倍 0.0% 792.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 288.7B 259.8B 239.1B
営業利益 1.9B 1.3B 1.9B
純利益 1.4B 1.1B 1.5B
EPS 61.9 51.2 68.3
BPS 920.9 891.2 847.1

大株主

株主名持株比率
㈱エム・ケー0.10%
㈱M’s0.10%
㈱イケヤ0.08%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)0.05%
メディアスホールディングス従業員持株会0.05%
栗原医療従業員持株会0.03%
池谷 保彦0.02%
野田 了子0.02%
アルフレッサホールディングス㈱0.02%
宮地 修平0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-07-11池谷保彦 10.83%+0.07%
2024-07-04池谷保彦 10.83%+0.07%
2023-08-16栗原 勝 10.52%(0.01%)
2021-11-24栗原 勝 10.53%+0.01%
2021-11-24栗原 勝 10.53%--
2021-11-24栗原 勝 10.53%--
2021-11-22栗原 勝 10.52%(1.26%)
2021-10-20池谷保彦 10.76%(1.28%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-09TDNetIRメディアスHD2026年6月期中間決算説明資料818+2.44%
2026-02-09TDNet決算メディアスHD2026年6月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)818+2.44%
2025-11-11TDNet決算メディアスHD2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)799+0.25%
2025-10-01TDNetM&AメディアスHD(開示事項の経過)連結子会社による孫会社の吸収合併完了並びに商号変更に関するお知らせ832-0.84%
2025-08-27TDNetその他メディアスHD定款一部変更に関するお知らせ831-0.36%
2025-07-01TDNetM&AメディアスHD(開示事項の経過)物流部門の会社分割(簡易吸収分割)完了に関するお知らせ874-0.69%
2024-07-11EDINET大量保有池谷保彦大量保有 10.83%
2024-07-04EDINET大量保有池谷保彦大量保有 10.83%
2023-08-16EDINET大量保有栗原 勝大量保有 10.52%
2021-11-24EDINET大量保有栗原 勝大量保有 10.53%
2021-11-24EDINET大量保有栗原 勝大量保有 10.53%
2021-11-24EDINET大量保有栗原 勝大量保有 10.53%
2021-11-22EDINET大量保有栗原 勝大量保有 10.52%
2021-10-20EDINET大量保有池谷保彦大量保有 10.76%