Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ウイン・パートナーズ株式会社 (3183)

ウイン・パートナーズは、虚血性心疾患関連、心臓律動管理関連等の医療機器を販売する。身体的負担の少ない低侵襲医療機器を主力商品群とし、専門性を活かした提案で同業他社との差別化を図る。高度管理医療機器販売許可や生物由来製品の販売情報提供義務など、厳格な法的規制を遵守し事業を展開する。高齢化に伴う低侵襲医療ニーズの高まりを成長ドライバーとし、M&Aや提携による営業エリア・事業領域の拡大、新商品の早期導入、全国展開を目指す。 [本社]東京都中央区 [創業]2013年 [上場]2013年

ウイン・パートナーズ株式会社は、2013年4月に共同株式移転により設立され、同月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した持株会社である。本社を東京都中央区に置き、首都圏・東北を中心に全国展開を目指している。主要事業は医療機器販売の単一セグメントであり、虚血性心疾患、心臓律動管理、心臓血管外科、末梢血管疾患、脳外科関連の医療機器、X線血管撮影装置、CT、MRI、麻酔器、インスリンポンプなど多岐にわたる医療機器を取り扱う。特に、患者の身体的負担が少ない「低侵襲医療」機器を主力商品群とし、専門性を活かした提案とサービスで同業他社との差別化を図っている。

医療機器販売事業は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づく厳格な規制下にあり、高度管理医療機器販売許可や生物由来製品の販売情報提供義務、毒物劇物一般販売業の登録、特定建設業の許可(手術室等医療設備工事)など、多岐にわたる法的規制を遵守している。これらの許可要件や関連法規の遵守は、新規参入者にとって高い参入障壁となる。また、M&Aや提携による営業エリア・事業領域の拡大戦略も競争力強化に寄与している。

沿革としては、2013年4月の設立・JASDAQ上場後、2014年5月に東証二部へ、同年9月には東証一部へ指定され、2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。事業拡大戦略としてM&Aを積極的に実施しており、テスコ秋田販売(2017年10月)、エムシーアイ(2018年12月)、トーセイメディカル(2022年8月)、トライテック(2023年4月)などの企業買収を通じてグループの事業基盤を強化してきた。

収益面では、2025年3月期は連結売上高814億円、営業利益28億円、純利益20億円を計上し、前連結会計年度(2024年3月期)の売上高770億円、営業利益26億円、純利益18億円から増収増益を達成した。2023年3月期も売上高708億円、純利益20億円と堅調に推移している。中期的にはROE(自己資本利益率)15.0%以上を目標としている。成長ドライバーとして、高齢化が進む日本において低侵襲医療のニーズが今後も高まると予想される市場環境が挙げられる。同社は、低侵襲医療の更なる普及・拡大を図るとともに、M&Aや提携により業界再編を促進し、営業エリア及び事業領域を拡大することで持続的な成長を目指す。また、国内外の新しい医療技術に関する情報を的確に捉え、新商品の早期導入に努め、新規顧客の開拓や既存顧客の深耕を推進する。一方で、医療制度改革に伴う特定保険医療材料の償還価格改定や、顧客である医療機関のコスト意識の高まり、卸市場への新規参入による競争激化は、収益を圧迫するリスク要因である。

財務健全性については、2025年3月期は有利子負債0千円の無借金経営を維持している。連結総資産は466億円、純資産は240億円、現金及び現金同等物は112億円と潤沢であり、強固な財務基盤を維持している。株主還元として、年間配当金は2023年3月期、2024年3月期ともに50.0円、2025年3月期は52.0円と増配傾向にある。

高齢化社会における低侵襲医療市場の拡大、M&Aによる積極的な事業拡大戦略、厳格な法的規制下での事業運営能力、そして無借金経営による強固な財務基盤が、ウイン・パートナーズの持続的成長を支える。医療制度改革による償還価格改定の影響をいかに吸収し、収益性を維持・向上させるかが今後の課題となる。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VZI0 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
43.6B 20.3倍 1.7倍 0.0% 1,429.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 81.4B 77.1B 70.9B
営業利益 2.8B 2.6B 2.5B
純利益 2.0B 1.8B 2.0B
EPS 70.5 64.4 72.0
BPS 841.9 818.8 801.6

大株主

株主名持株比率
㈲オフィスA0.19%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)0.07%
㈱キエマ企画0.07%
秋田 裕二0.06%
グリーンホスピタルサプライ㈱0.06%
THE SFP VALUE REALIZATION MASTER FUND LTD.(常任代理人 立花証券㈱)0.05%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)0.05%
秋沢 英海0.03%
古川 國久0.03%
伊藤 成幸0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-07-07シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズピーティーイー・リ 0.00%(5.18%)
2025-06-27秋沢 英海 26.17%+4.34%
2025-06-20シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズピーティーイー・リ 5.18%(1.95%)
2023-09-07シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズピーティーイー・リ 7.13%+1.09%
2022-02-07シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズピーティーイー・リ 6.04%+1.00%
2021-12-07シンフォニー・フィナンシャル・パートナーズピーティーイー・リ 5.04%+1.04%
2021-09-24キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 4.60%(1.43%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-10TDNet配当・還元ウイン・パートナーズ自己株式の取得状況に関するお知らせ1,443+1.18%
2026-02-09TDNet決算ウイン・パートナーズ2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,372+4.01%
2026-02-09TDNet配当・還元ウイン・パートナーズ自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ1,372+4.01%
2026-02-09TDNet業績修正ウイン・パートナーズ配当予想の修正(増配)に関するお知らせ1,372+4.01%
2025-12-26TDNetM&Aウイン・パートナーズ連結子会社による株式会社プラステンメディカルの株式取得のお知らせ1,326+1.81%
2025-12-18TDNetM&Aウイン・パートナーズ連結子会社による孫会社の吸収合併に関するお知らせ1,303+2.07%
2025-11-05TDNet決算ウイン・パートナーズ2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,242+2.25%
2025-08-05TDNet決算ウイン・パートナーズ2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,329+1.43%
2025-07-07EDINET大量保有シンフォニー・フィナンシャル・パートナー変更1,319+0.23%
2025-06-27EDINET大量保有秋沢 英海大量保有 26.17%1,382-3.26%
2025-06-20EDINET大量保有シンフォニー・フィナンシャル・パートナー大量保有 5.18%1,341+1.04%
2025-06-20TDNetM&Aウイン・パートナーズウイン・パートナーズ株式会社(証券コード3183)に対する 公開買付けに準ずる行為として政令で定める1,341+1.04%
2025-06-12TDNet配当・還元ウイン・パートナーズ自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果 及び自己株式の取得終了に関する1,307-0.54%
2025-06-11TDNet配当・還元ウイン・パートナーズ自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得に関するお知らせ1,295+0.93%
2023-09-07EDINET大量保有シンフォニー・フィナンシャル・パートナー大量保有 7.13%
2022-02-07EDINET大量保有シンフォニー・フィナンシャル・パートナー大量保有 6.04%
2021-12-07EDINET大量保有シンフォニー・フィナンシャル・パートナー大量保有 5.04%
2021-09-24EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 4.6%