Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ICDAホールディングス株式会社 (3184)

ICDAホールディングスは三重県を拠点に、自動車販売関連とリサイクル事業を展開。新車・中古車販売からアフターサービス、解体、資源化まで一貫した「バリューチェーンクロス・ミックスビジネス」を強みとし、顧客の生涯カーライフをサポートする。ホンダ等の正規ディーラーとしてオートモールで集客し、自動車リサイクル法に基づく「全部再資源化業者」認定や三菱マテリアルとの希少希土類回収事業も手掛ける。アフターサービス強化で安定収益を図る地域密着型企業である。 [本社]三重県四日市市 [創業]1967年 [上場]2013年

1. 事業概要と競争優位性

ICDAホールディングスは、三重県を拠点に自動車販売関連事業と自動車リサイクル事業を展開する純粋持株会社です。

自動車販売関連事業では、ホンダ、フォルクスワーゲン、アウディの正規ディーラーとして新車・中古車販売、車検・整備、保険代理店事業を手掛け、顧客の総合カーライフをサポート。

自動車リサイクル事業では、「全部再資源化業者」認定のもと、使用済自動車の解体、リサイクル資源・リユースパーツの国内外販売、中古車の海外販売を行います。三菱マテリアルとの協業による希少希土類回収事業も推進し、資源循環型社会への貢献と新たな収益源を追求。

当社グループの強みは、新車販売からアフターサービス、リサイクルまで自動車のライフサイクル全体を網羅する「バリューチェーンクロス・ミックスビジネス」です。これにより、顧客への付加価値を最大化し、生涯カーライフパートナーとしての地位を確立。

競争優位性は、地域密着型の営業活動と強固な顧客関係にあります。下取車・買取車の一元管理と多様な中古車業態・リサイクルセンターの連携で多くの車両を確保。複合商業施設「オートモール」で集客力を高め、新規出店費用を抑制します。アフターサービスは顧客の囲い込みを強化し、安定的な収益基盤を構築。リサイクル事業の「手バラシ解体」は高品質な資源・パーツ生産に繋がり、グループ内整備でのリユースパーツ活用はシナジーを生みます。正規ディーラー権や「全部再資源化業者」認定は高い参入障壁となります。

2. 沿革ハイライト

当社は1967年5月、向井自動車商会として創業し、日産自動車サブディーラーとして事業を開始。1969年10月には本田技研工業の新車販売を開始しました。1998年4月、㈱オートモールが輸入車ディーラーを開始し、複合型店舗「鈴鹿オートモール」を開店。2004年11月には自動車リサイクル事業に参入しました。2009年10月に株式移転により純粋持株会社ICDAホールディングス㈱を設立。2013年6月に大阪証券取引所JASDAQに上場、同年11月には名古屋証券取引所市場第二部に上場し、2014年6月には東京証券取引所市場第二部に市場変更。2022年4月には東証スタンダード市場、名証メイン市場へ移行しました。

3. 収益・成長戦略

自動車販売市場は「自動車離れ」、保有期間長期化、EV化へのシフト等により縮小傾向にあり、再編激化や消費者の購入意欲低下リスクがあります。当社グループは、これらの課題に対し「バリューチェーンクロス・ミックスビジネス」の強化を中長期経営戦略として推進します。

成長ドライバーとして、自動車販売関連事業では、アフターサービス充実による買い替え需要掘り起こしと附帯収益安定化を図ります。新規出店を推進し、新車・中古車複合店舗を既存店舗近隣地域や三重県外へ展開。環境配慮型店舗開発も進めます。

自動車リサイクル事業では、知名度向上と全部再資源化を推進。一部機械化で効率的な「ASR(自動車破砕残渣)」が出ない処理方法を目指します。三菱マテリアルとの希少希土類回収事業は順調に進捗し、他社からの素材回収・製品化も行い、カーボンニュートラルや資源循環型社会への貢献という規制追い風を受けます。

定量目標は、売上高経常利益率4.5%の安定的な達成です。

4. 財務健全性

当社グループは、店舗開発やグループファイナンス資金等を金融機関からの借入金で調達しています。有利子負債依存度は減少傾向にあり、2025年3月期は7.4%(前連結会計年度16.7%)です。財務制限条項付契約を締結しており、抵触時は業績に影響を及ぼす可能性があります。店舗設備等の有形固定資産を多数保有しており、収益性低下により減損損失を計上するリスクがあります。

5. 株主還元

当社グループは、安定的な配当を継続的に実施する方針です。2025年3月期の年間配当金は70.0円(前連結会計年度50.0円)を予定しています。

6. 注目ポイントとリスク

地域密着型バリューチェーンで新車販売からリサイクルまで一貫サービスを提供し、顧客の生涯カーライフをサポート。高いロックイン効果と安定収益基盤を構築。「全部再資源化業者」認定と三菱マテリアルとの希少希土類回収事業は、環境規制強化や資源循環ニーズの高まりを背景に、将来的な成長ドライバーとなる可能性を秘めます。リユースパーツのグループ内活用も効率性を高めています。自動車販売市場の構造変化(EV化、非保有化)に対し、アフターサービス強化、複合店舗展開、EV充電ステーション設置、リサイクル事業の多角化で対応を図っています。

リスクとして、主要仕入先である本田技研工業への高い依存度(2025年3月期49.8%)や、主要営業拠点の三重県集中による自然災害リスクがあるため、事業継続計画の策定を進めます。また、自動車離れによる就業希望者減少の中、優秀な人材の確保・育成も重要な課題です。

[本社]三重県四日市市 [創業]1967年 [上場]2013年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VXHU | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
9.0B 7.1倍 0.9倍 0.0% 4,305.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 38.2B 33.1B 30.5B
営業利益 1.8B 1.8B 1.4B
純利益 1.3B 931M 884M
EPS 607.0 443.3 420.8
BPS 4,960.6 4,385.1 3,943.4

大株主

株主名持株比率
株式会社エム・エフ0.25%
向井 俊樹0.13%
向井 弘光0.13%
ICDAグループ社員持株会0.08%
向井 なよ子0.04%
株式会社百五銀行0.03%
三菱UFJeスマート証券株式会社0.02%
株式会社三十三銀行0.02%
向井 崇0.02%
株式会社フラクタル・ビジネス0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-12-02株式会社フラクタル・ビジネス 8.48%+1.05%
2025-12-02株式会社フラクタル・ビジネス 8.48%+1.05%
2025-04-08株式会社フラクタル・ビジネス 7.43%+1.02%
2024-07-12株式会社フラクタル・ビジネス 6.41%+0.36%
2024-06-10株式会社フラクタル・ビジネス 6.41%+0.36%
2024-01-30株式会社フラクタル・ビジネス 6.05%+1.02%
2024-01-26株式会社フラクタル・ビジネス 6.04%+1.01%
2023-05-02株式会社フラクタル・ビジネス 5.03%+2.03%
2023-05-01株式会社フラクタル・ビジネス 5.03%+2.03%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-12-02EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 8.48%4,350-0.69%
2025-12-02EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 8.48%4,350-0.69%
2025-11-14TDNet決算ICDA・HD2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-07-28TDNet決算ICDA・HD2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)4,450-6.52%
2025-04-08EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 7.43%3,150+4.29%
2024-07-12EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 6.41%
2024-06-10EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 6.41%
2024-01-30EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 6.05%
2024-01-26EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 6.04%
2023-05-02EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 5.03%
2023-05-01EDINET大量保有株式会社フラクタル・ビジネス大量保有 5.03%