Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ヨシックスホールディングス (3221)

株式会社ヨシックスホールディングスは、居酒屋チェーン「や台ずし」を主軸とする飲食事業を展開。建装事業の内製化により、イニシャルコストを抑制し、機動的な店舗展開を実現する。駅前1.5・2等地への出店戦略で固定費を抑え、高い収益性を追求。無借金経営に近い財務健全性を誇る。積極的な新規出店と新業態開発を成長ドライバーとし、厳しい外食業界で人材育成と効率的な店舗運営を強みに持続的成長を目指す。 [本社]愛知県名古屋市東区 [創業]1985年 [上場]2014年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社ヨシックスホールディングスは、居酒屋チェーンの直営・FC展開を行う飲食事業と、飲食店建築を担う建装事業を展開する。建装事業は自社店舗の設計・施工管理を内製化。企業理念は「赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」を掲げる。

飲食事業の主力は「や台ずし」で、その他多様な業態を直営展開し、2025年3月31日現在で計379店舗。全業態でオープンキッチンを採用し、独自のレシピで店舗作りを行う。出店戦略は駅前1.5・2等地への出店で、固定費を抑制し、地元密着型の運営を図る。

競争優位性は、建装事業の内製化によるイニシャルコスト抑制、早期投資回収、機動的な店舗展開。これにより外食業界でコスト優位性を確立する。また、駅前1.5・2等地への出店戦略は、高騰する1等地賃料を回避し、固定費を抑制する。独自の業態開発力と、地域・顧客ニーズに対応する人材育成も強みである。

2. 沿革ハイライト

1985年4月、株式会社テンガロンキッドとして設立。1990年7月に株式会社ヨシックスへ商号変更。2000年3月、主力業態「や台ずし」をオープンし全国展開を加速。2006年5月、株式会社ヨシオカ建装を子会社化し建装事業をグループ内に取り込む。2014年12月、東証JASDAQ及び名証二部に上場後、東証一部・名証一部を経て、2022年4月にはプライム市場・プレミア市場へ移行。以降も全国各地への出店を継続し、事業エリアを拡大している。

3. 収益・成長戦略

当社グループは、中長期的な持続的成長のため、積極的な出店による企業規模拡大と収益基盤強化、フリー・キャッシュ・フロー増大を経営戦略とする。直営店舗の純増、品質・サービス向上、人材採用・教育、建装事業強化に注力。新規出店におけるイニシャルコスト抑制と早期回収を重視し、キャッシュ・フローを意識した経営を行う。中期的には売上高経常利益率10.0%超を目標とする。

成長ドライバーは、「や台ずし業態」の積極展開による出店数の伸長。過去5年間で毎期20~40店舗を出店し、2025年3月期末の店舗数は379店舗に達する。未開拓地域(関東、群馬、栃木等)への新規出店拡大や、顧客ニーズを探求した新業態開発も重要な成長戦略。また、株式会社ヨシックスキャピタルがフードテック・飲食・建装関連分野のベンチャー投資やM&A仲介も計画し、新たな成長機会を追求する。

4. 財務健全性

当社グループは、店舗運営における固定費の徹底抑制に努め、各店舗が確実に利益を生む体制を構築。2025年3月期末の現金同等物は65億円超と潤沢で、有利子負債は0円と極めて低く、高い財務健全性を誇る。

5. 株主還元

当社グループは、2025年3月期に年間配当金28.0円、2024年3月期に26.0円、2023年3月期に24.0円と、安定的な増配を継続している。

6. 注目ポイント

外食業界は、燃料・食材価格高騰、中食市場拡大、人口減少、競合激化といった厳しい経営環境に直面している。当社グループは、人材採用・育成を最重要課題とし、優秀な人材確保に注力。新規出店、地域開拓、新業態開発、本部機能強化、コンプライアンス、食の安全追求も優先課題である。事業投資・M&Aリスク、特定人物(代表取締役 吉岡昌成)への依存リスクも認識。季節変動(上半期売上増、下半期鈍化)や円安による輸入食材価格高騰も業績に影響を及ぼす可能性がある。

[本社]愛知県名古屋市東区 [創業]1985年 [上場]2014年

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VZZ5 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
33.3B 14.0倍 2.5倍 1.0% 3,210.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 28.5B 25.9B
営業利益 3.1B 3.0B
純利益 2.4B 2.0B
EPS 230.1 197.7
BPS 1,295.3

大株主

株主名持株比率
株式会社吉岡0.35%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.06%
吉岡 昌成0.06%
吉岡 裕太郎0.04%
吉岡 光代0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
瀬川 雅人0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部長 梨本譲  0.01%
サントリー株式会社0.01%
アサヒビール株式会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2024-02-06吉岡 昌成 43.83
2024-01-24吉岡 昌成 44.83
2023-12-25吉岡 昌成 45.9
2023-12-05吉岡 昌成 47.03
2023-12-04株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 3.94
2023-11-16吉岡 昌成 48.1
2023-11-07株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.4
2023-10-27吉岡 昌成 49.13
2023-10-16株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 6.56
2023-10-10吉岡 昌成 50.17
2023-09-22吉岡 昌成 51.19
2023-09-22吉岡 昌成 2.98
2023-09-19株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 7.9
2023-09-08吉岡 昌成 51.26
2023-09-05吉岡 昌成 52.27
2023-08-14株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 9.57
2023-03-02吉岡 昌成 53.51
2023-02-24株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 10.6
2023-02-17吉岡 昌成 53.51
2022-09-07ハイクレア・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー 3.99

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNetdividend: 期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2026-03-12TDNet期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2026-03-12TDNet2026年3月期 2月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2026-02-13TDNet業績予想の修正に関するお知らせ(上方修正)
2026-02-13TDNet2026年3月期 1月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2026-02-13TDNetforecast_revision: 業績予想の修正に関するお知らせ(上方修正)
2026-02-06TDNet2026年3月期 第3四半期決算説明資料
2026-02-06TDNet2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-06TDNetearnings: 2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-01-16TDNet2026年3月期 12月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2025-12-12TDNet2026年3月期 11月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2025-11-13TDNet2026年3月期 10月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2025-11-07TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-07TDNet2026年3月期 第2四半期決算説明資料
2025-11-07TDNet剰余金の配当(第2四半期末配当)に関するお知らせ
2025-11-07TDNetearnings: 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-07TDNetdividend: 剰余金の配当(第2四半期末配当)に関するお知らせ
2025-10-14TDNet2026年3月期 9月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2025-09-12TDNet2026年3月期 8月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ
2025-08-13TDNet2026年3月期 7月度 店舗数の状況及び月次売上高前年対比のお知らせ