Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社コーセーアールイー (3246)

コーセーアールイーは、ファミリー・資産運用型マンション販売、賃貸管理、ビルメンテナンスを手掛ける。福岡都市圏を中心に高品質分譲マンション「グランフォーレ」を企画・開発・販売。販売後の賃貸管理・ビルメンテナンスも一貫して担う。用地仕入れのネットワークと迅速な意思決定、1級建築施工管理技士による品質管理が強み。自社物件の管理受託で顧客を囲い込む。福岡市での資産運用型マンション需要は高く、首都圏・九州中核市への事業拡大を推進する。 [本社]福岡市中央区 [創業]1990年 [上場]2007年

1. 事業概要と競争優位性

コーセーアールイーグループは、ファミリーマンション販売、資産運用型マンション販売、不動産賃貸管理、ビルメンテナンスを主要事業とする。福岡都市圏を中心に高品質分譲マンション「グランフォーレ」を企画・開発・販売し、首都圏・九州中核市へも展開。資産運用型マンションは賃貸需要の高い福岡市中心部で展開する。販売後の賃貸管理・ビルメンテナンスも一貫して担う。

競争優位性としては、用地仕入れの広範なネットワークと迅速な意思決定が強み。1級建築施工管理技士による厳格な品質管理で高品質なマンションを供給する。自社物件管理による顧客ロックイン構造は、安定的なストック型収益と顧客満足度向上に貢献。法的規制や条例への対応ノウハウも参入障壁となる。福岡都市圏に経営資源を集中し効率的な事業運営を推進。今後はエリア拡大でリスク分散と成長加速を目指す。マンション販売が主軸だが、賃貸管理・ビルメンテナンスはストック型収益であり、中期経営計画では管理戸数増加と空室率3%台維持を目指し、収益基盤安定化を図る。

2. 沿革ハイライト

1990年にエステート栄和として設立され、1992年にコーセーへ商号変更。1993年に「ラフォーレ」シリーズ、2001年に資産運用型マンション販売を開始した。2005年に現商号のコーセーアールイーへ変更し、「グランフォーレ」シリーズの販売を開始。2007年には福岡証券取引所に上場を果たした。その後も事業領域の拡大を進め、2014年にはアールメンテナンス、2024年にはみらい保証を完全子会社化している。

3. 収益・成長戦略

成長ドライバーはファミリーマンション販売での首都圏・九州中核市へのエリア拡大。資産運用型マンション販売では、商品多様化と顧客層拡大に注力する。賃貸管理では管理戸数増加と空室率3%台維持、ビルメンテナンスでは工事請負増と品質向上でストック型収益を強化。M&Aも事業領域拡大の手段。アールメンテナンス、みらい保証を子会社化。中期経営計画(2024-2026年1月期)では、堅実な成長と適正利益を保持し、総合不動産業への挑戦を掲げ、持続的な企業価値向上を目指す。

4. 財務健全性

事業用地取得資金および建設費用は、主に金融機関からの借入により調達する。有利子負債残高は、2023年1月期約43億円(総資産依存度27.8%)、2024年1月期約30億円(同20.6%)、2025年1月期約51億円(同30.1%)で推移。金利上昇リスクに対し、資金調達の多様化、効率的な資金管理、リスクコントロールに取り組む。自己資本は、2023年1月期約94億円、2024年1月期約103億円、2025年1月期約103億円と堅調に推移し、財務基盤の安定性を維持している。

5. 株主還元

自己資本を有効活用し、株主価値の向上に努める方針。年間配当は、2023年1月期36.0円、2024年1月期36.0円、2025年1月期24.0円で推移している。

6. 注目ポイントとリスク

金利上昇、地価・建築コスト上昇によるマンション価格高騰や住宅取得費用の負担増が課題。ファミリーマンションでは顧客ニーズに合った仕様と慎重な価格設定、資産運用型マンションでは仕入原価高騰と賃貸・販売価格のバランスが重要となる。事業エリア集中リスク回避のため、ファミリーマンション販売で首都圏・九州中核市への展開を強化。組織面では、DX推進による生産性向上、人材多様化、リスキリング支援を通じた人的資本経営を強化し、挑戦的な企業風土を醸成する。法的規制、瑕疵担保責任、用地仕入れ、資金調達、建設工事外注、金利上昇、近隣反対運動、個人情報管理、事業エリア、在庫リスク、資産運用型マンション販売、ファミリーマンション引渡し時期による業績変動など、多岐にわたる事業リスクを認識し対処する。

[本社]福岡市中央区 [創業]1990年 [上場]2007年

出典: 有価証券報告書 (2025-01) doc_id=S100VNO4 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.7B 19.4倍 0.6倍 0.0% 650.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 7.6B 10.2B 11.0B
営業利益 322M 1.6B 1.6B
純利益 341M 1.3B 1.3B
EPS 33.6 124.3 124.0
BPS 1,005.1 1,007.5 919.2

大株主

株主名持株比率
諸藤 敏一0.25%
株式会社TMIトラスト0.21%
グランフォーレ会0.03%
株式会社合人社計画研究所0.01%
株式会社旭工務店0.01%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.01%
コーセーアールイー役員持株会0.01%
九州建設株式会社0.01%
株式会社三広0.01%
株式会社ウェルホールディングス0.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-12TDNet配当・還元コーセーアールイー剰余金の配当に関するお知らせ662-1.66%
2026-03-12TDNet決算コーセーアールイー2026年1月期 決算短信[日本基準](連結)662-1.66%
2026-03-12TDNet業績修正コーセーアールイー連結業績予想と実績の差異に関するお知らせ662-1.66%
2026-03-12TDNetその他コーセーアールイー個別業績の前期実績との差異に関するお知らせ662-1.66%
2026-03-12TDNet事業計画コーセーアールイー中期経営計画の策定に関するお知らせ662-1.66%
2025-12-08TDNet決算コーセーアールイー2026年1月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)721-0.14%
2025-12-08TDNet業績修正コーセーアールイー連結業績予想の修正に関するお知らせ721-0.14%
2025-09-08TDNet決算コーセーアールイー2026年1月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)691-3.18%
2025-06-09TDNet決算コーセーアールイー2026年1月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)661-3.48%