Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社アールエイジ (3248)

株式会社アールエイジは、都心部・千葉西部を営業地域とし、ストック型収益の運営管理事業と賃貸物件の開発販売事業を展開する。ユーザーニーズ把握、企画開発力、専門性・ネットワークを競争優位性とし、開発物件は運営管理事業の収益源となるビジネスモデルを構築。都心部の人口転入・賃料上昇を背景に、都心特化開発で持続的成長を図る。一級建築士事務所登録や宅建業・賃貸住宅管理業の許認可も参入障壁となる。 [本社]東京都中央区 [創業]1986年 [上場]2007年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社アールエイジグループは、東京都及び千葉県西部を主たる営業地域とし、「運営管理事業」と「開発販売事業」を展開する。中核は、自社所有物件の賃貸、サブリース、管理受託を行うストック型収益の「運営管理事業」であり、安定的持続的成長を目指す。

「開発販売事業」では、中長期安定収入確保を第一義とし、賃貸物件市場で競争力の高い物件を企画開発する。市場の二極化を見据え、都心部に焦点を合わせた開発を行い、稼働後は自社所有物件やサブリース・管理受託物件として「運営管理事業」の収益源に寄与するビジネスモデルを構築する。

競争優位性は、賃貸仲介活動を通じたユーザーニーズ・賃料動向の把握力、独自の企画開発力、培ってきた高い専門性とネットワーク。一級建築士事務所登録を有し、宅地建物取引業及び賃貸住宅管理業の許認可を取得しており、これらは事業遂行上の参入障壁の一部を形成する。

2. 沿革ハイライト

1986年11月、有限会社光建として千葉県佐倉市に設立。1994年1月に株式会社アールエイジへ社名変更し、同年7月には本社を東京都中央区に移転した。2002年12月には一級建築士事務所として登録。2007年10月に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場し、2022年4月にはスタンダード市場へ移行した。2021年10月には株式会社BHAGコーポレーションが親会社となる。

3. 収益・成長

当社グループは、運営管理事業を柱に、長期的には売上高経常利益率の向上を重視する。成長ドライバーとして、主たる事業エリアである都心部における人口転入超過を背景とした住宅賃料の上昇基調と底堅い需要が挙げられる。市場の二極化を見据えた都心部特化の開発戦略を推進し、優良事業用地の迅速な取得と、培った専門性・ネットワークを活かした良質な賃貸事業用不動産の企画開発に注力することで成長を図る。ビジネスモデルは、ストック型収益を柱とする運営管理事業と、その収益源を供給する開発販売事業の連携により、安定的かつ持続的な成長を目指す質を持つ。

4. 財務健全性

当社グループは、賃貸事業用不動産の取得資金を主に金融機関からの借入金で調達する。このため、事業拡大の過程においてフリー・キャッシュ・フローが継続的にマイナスとなり、財務活動により補う傾向にある。総資産に対する有利子負債の割合は、2024年10月期で61.03%、2025年10月期で63.78%と高い水準にある。

リスク対応策として、資金調達に関して特定の金融機関に偏ることなく、個別プロジェクトごとに協議を行い、客観的評価を経た上で借入を実施する。また、資金調達の裾野を広げる努力を行う。保有物件は自社の不動産鑑定基準で毎決算期に評価し、賃貸事業用不動産であるため価格下落や流動性低下局面での影響は限定的と予想する。

5. 株主還元

当社グループは、2025年10月期及び2024年10月期において年間配当36.0円、2023年10月期において年間配当33.0円を実施する。

6. 注目ポイント

都心部における堅調な賃貸需要と賃料上昇基調は、都心特化型開発戦略にとって追い風となる。優良事業用地取得の厳しさに対し、迅速な意思決定と専門性・ネットワークの活用が鍵を握る。ストック型収益を基盤とするビジネスモデルは安定性を提供するが、開発販売事業における不動産取得資金の借入依存度が高く、有利子負債依存度の推移と資金調達環境の変化には注視が必要である。法的規制改廃や人材確保・育成も事業継続と成長に不可欠。

出典: 有価証券報告書 (2025-10) doc_id=S100XH8O | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.8B 10.2倍 0.6倍 0.0% 895.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.3B 4.7B 3.4B
営業利益 507M 891M 548M
純利益 280M 530M 327M
EPS 88.1 166.6 102.8
BPS 1,486.3 1,434.0 1,300.3

大株主

株主名持株比率
株式会社BHAGコーポレーション0.50%
向井山 達也0.04%
大川 真美0.04%
内藤 征吾0.03%
若杉 精三郎0.03%
笠原 賢一0.02%
金室 貴久0.02%
株式会社SBI証券0.02%
小西 宏明0.01%
肥田 亘0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-22向井山 達也 54.64%(1.01%)
2024-09-19向井山 達也 55.65%(1.03%)
2024-06-19向井山 達也 56.68%(1.50%)
2024-04-23向井山 達也 58.18%(1.02%)
2023-10-30向井山 達也 59.20%(1.01%)
2023-10-05向井山 達也 60.21%(1.11%)
2023-09-19向井山 達也 61.32%(1.07%)
2022-12-05向井山 達也 62.39%(1.01%)
2022-10-04向井山 達也 63.40%(1.05%)
2022-09-26向井山 達也 63.39%(1.06%)
2021-10-08向井山 達也 64.45%--
2021-09-03向井山 達也 64.45%(0.60%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-10TDNet決算アールエイジ2026年10月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)895+0.45%
2026-02-06TDNetその他アールエイジ非上場の親会社等の決算に関するお知らせ871+0.46%
2026-01-29TDNetその他アールエイジ支配株主等に関する事項について862-0.70%
2025-12-17TDNetIRアールエイジ2025年10月期 決算説明会資料820-0.24%
2025-12-15TDNet決算アールエイジ2025年10月期 決算短信[日本基準](連結)835-1.56%
2025-09-22EDINET大量保有向井山 達也大量保有 54.64%901-0.55%
2025-09-09TDNet決算アールエイジ2025年10月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)879-0.23%
2025-06-10TDNet決算アールエイジ2025年10月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)845-2.60%
2024-09-19EDINET大量保有向井山 達也大量保有 55.65%
2024-06-19EDINET大量保有向井山 達也大量保有 56.68%
2024-04-23EDINET大量保有向井山 達也大量保有 58.18%
2023-10-30EDINET大量保有向井山 達也大量保有 59.2%
2023-10-05EDINET大量保有向井山 達也大量保有 60.21%
2023-09-19EDINET大量保有向井山 達也大量保有 61.32%
2022-12-05EDINET大量保有向井山 達也大量保有 62.39%
2022-10-04EDINET大量保有向井山 達也大量保有 63.4%
2022-09-26EDINET大量保有向井山 達也大量保有 63.39%
2021-10-08EDINET大量保有向井山 達也大量保有 64.45%
2021-09-03EDINET大量保有向井山 達也大量保有 64.45%