株式会社イーグランドは、中古住宅再生事業を主たる事業とする。一般の中古住宅流通市場や不動産競売市場から仕入れた中古マンション・中古戸建にリフォームを施し、付加価値を高めて販売する。その他不動産事業として不動産賃貸業やリゾート事業も展開する。
主力である居住用物件は、首都圏及び関西圏で一次取得者層をメインターゲットとし、平均販売価格帯2,000万円~3,000万円の物件を中心に取り扱う。高価格帯物件や収益用物件の取扱いも強化する。収益用物件は一棟賃貸マンションを対象とし、内外装リノベーションやリーシング活動で投資利回りの向上を目指す。物件販売による売却益に加え、保有期間中の賃料収入も獲得する。
競争優位性(Moat)として、1戸単位の地理的分散仕入により、価格変動や事故・自然災害等のリスクを限定する。自社直販部門を持たず、地元不動産仲介会社への販売委託で少人数広域展開を可能にする。仕入から販売まで同一担当者が一貫して行うことで、物件情報に精通した担当者が適切な物件管理、価格設定、市場調査、販売戦略に集中する体制を構築する。収益用物件では、物件に合わせた付加価値の高い内外装リノベーション工事やリーシング活動による空室率改善・賃料向上といったバリューアップノウハウを蓄積する。アフターサービスの充実により顧客満足度向上を図り、物件の競争力を維持向上させる。
参入障壁は、中古不動産の売買を継続的に行う場合、宅地建物取引業免許の取得が必要である。不動産競売への応札に特別な許認可や登録は不要であり、競合他社の参入に特段の制約はない。市場シェアに関する記載はない。ビジネスモデルは中古住宅再販が中心のフロー型だが、収益用物件の賃料収入はストック型収益の要素を持つ。高価格帯物件の取扱いを強化する方針を示す。
1989年6月、有限会社恵久ホームを設立し、同年10月宅地建物取引業免許を取得し不動産仲介業を開始する。1996年12月、中古住宅再生事業を開始する。2007年8月、株式会社イーグランドへ商号変更する。2015年11月、東京証券取引所JASDAQ市場スタンダードに株式を上場し、2017年12月東証市場第一部銘柄に指定される。2022年4月、東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場へ移行する。2024年1月、東京都千代田区神田美土代町に本店を移転する。
当社が属する中古住宅流通市場は、取引件数が年々増加し、サステナビリティの観点からも注目され、今後も市場成長が期待される。新築マンション及び新築戸建の販売価格が高い水準を維持すると考えられ、引き続き中古住宅への需要は根強いと予想される。
成長ドライバーとして、組織の効率化と人材育成による生産性向上、居住用物件の収益力強化を図る。収益用物件では、蓄積したノウハウを活かして取引規模の拡大と物件の大型化を進める。高価格帯マンションの販売やリゾート事業にも本格的に取り組む。東京23区内の比較的高単価物件の取扱いを強化し、物件の事業期間を短縮し回転率を高めることで、年間販売件数1,000件体制の早期構築を目指す。
売上高は、2023年3月期25,785百万円、2024年3月期27,321百万円、2025年3月期30,502百万円と増加傾向にある。純利益は、2023年3月期1,744百万円、2024年3月期1,264百万円、2025年3月期880百万円と推移する。
第3次中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)では、自己資本利益率(ROE)12%以上、自己資本比率30%以上を目標とする。
総資産は2025年3月期31,285百万円、純資産は11,493百万円である。有利子負債は2025年3月期18,668百万円と増加傾向にある。自己資本比率は2025年3月期実績で約36.7%であり、中期経営計画目標の30%以上を維持する。物件仕入資金を金融機関からの借入に依存するため、有利子負債依存度は比較的高い。市場金利上昇は業績に影響を及ぼす可能性がある。2025年3月期の営業活動によるキャッシュフローは1,600百万円、投資活動によるキャッシュフローは1,616百万円である。
株主還元については、累進配当の実施を基本方針とし、継続的かつ安定的な配当を実施する。年間配当額は、2023年3月期79.0円、2024年3月期80.0円、2025年3月期82.0円と推移する。
事業上のリスクとして、不動産市況の変動、棚卸資産の長期在庫化、競合他社の参入による価格競争、有利子負債への依存と金利変動の影響が挙げられる。法的規制や契約不適合責任、自然災害等の不測の事態もリスク要因となる。当社は「中古住宅再生事業を通じて良質な住まいを提供し、社会に貢献する」という経営理念のもと、サステナビリティ経営を推進する方針を示す。第3次中期経営計画では、資本効率性の向上と財務健全性の維持を両立させるため、ROE12%以上、自己資本比率30%以上を目標に掲げる。
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 13.2B | 14.3倍 | 1.1倍 | 0.0% | 2,064.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30.5B | 27.3B | 25.8B |
| 営業利益 | 1.5B | 2.0B | 2.6B |
| 純利益 | 880M | 1.3B | 1.7B |
| EPS | 144.6 | 208.1 | 285.9 |
| BPS | 1,880.1 | 1,817.1 | 1,689.1 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 江口 久 | 0.24% |
| 株式会社ヴェルディッシモ | 0.10% |
| 江口 惠津子 | 0.03% |
| 江口 直宏 | 0.03% |
| 千田 美穂 | 0.03% |
| 萩原 香菜 | 0.03% |
| 株式会社ジューテック | 0.03% |
| 藤井 智子 | 0.02% |
| 佐々木 洋 | 0.02% |
| 林田 光司 | 0.02% |
| 日付 | 提出者 | 保有割合 | 変動 |
|---|---|---|---|
| 2022-12-28 | 江口 久 | 36.02% | +0.09% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-10-31 | TDNet | 決算 | イーグランド | 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結) | 1,985 | +0.15% |
| 2025-10-31 | TDNet | IR | イーグランド | 2026年3月期 第2四半期(中間期)決算説明資料 | 1,985 | +0.15% |
| 2025-10-31 | TDNet | 配当・還元 | イーグランド | 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ | 1,985 | +0.15% |
| 2025-10-10 | TDNet | 業績修正 | イーグランド | 業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ | 1,715 | +12.94% |
| 2025-07-31 | TDNet | 決算 | イーグランド | 2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) | 1,563 | +2.62% |
| 2025-07-31 | TDNet | IR | イーグランド | 2026年3月期 第1四半期決算説明資料 | 1,563 | +2.62% |
| 2022-12-28 | EDINET | 大量保有 | 江口 久 | 大量保有 36.02% | — | — |