Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社フライングガーデン (3317)

株式会社フライングガーデンは、郊外型ロードサイドレストラン「フライングガーデン」を栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉に58店舗直営展開する。主力「爆弾ハンバーグ」を中心とした独自料理とサービスで差別化を図り、栃木工場で自社生産する。お客様満足度日本一を目指しCQS向上に注力。新規出店と新商品・新業態開発を成長戦略とし、客単価1,580円以上、爆弾ハンバーグ来客数比60%以上を目標とする。お持ち帰り専門店「フラガ★デリカ」も運営する。 [本社]栃木県小山市 [創業]1976年 [上場]2004年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社フライングガーデンは、郊外型レストラン「フライングガーデン」の直営多店舗展開を主たる事業とする。主力メニューは「爆弾ハンバーグ」であり、出店形態は郊外型ロードサイド店を中心とする。出店地域は栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県に及び、2025年3月31日現在で58店舗を展開する。お持ち帰り専門店「フラガ★デリカ」も1店舗運営する。

競争優位性(Moat)は、「爆弾ハンバーグ」を中心とした当社独自の料理とサービスによる差別化である。2013年2月からは栃木工場で自社生産した「爆弾ハンバーグ」の全店販売を開始し、品質管理と安定供給体制を確立する。経営基本方針として「お客様第一主義」「環境整備」「研究開発」を掲げ、「お客様満足度日本一への挑戦」をスローガンにCQS(クリンリネス・クオリティ・サービス)の向上を追求する。

参入障壁は、郊外型ロードサイド店の多店舗展開に必要な設備投資規模、および「爆弾ハンバーグ」のブランド認知と顧客基盤の構築に要する時間と費用である。食材調達、衛生管理、人材育成に関するノウハウ蓄積も新規参入者にとって障壁となる。

ビジネスモデルの質は、直営多店舗展開による品質とサービスの一貫性維持である。店舗における数値目標として、客単価1,580円以上、主力商品の爆弾ハンバーグの来客数比60%以上、来客数前年比100%以上を目指す。

2. 沿革ハイライト

1976年11月、現代表取締役会長野沢八千万が個人創業する。1981年12月に法人化し、1984年8月にはフライングガーデン1号店を開店する。1996年11月に株式会社フライングガーデンへ商号変更する。2004年3月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、同年12月にはジャスダック証券取引所に上場する。2012年8月には栃木工場が竣工し、翌2013年2月には自社生産の爆弾ハンバーグの全店販売を開始する。2020年12月にはお持ち帰り専門店「フラガ★デリカ」を開店し、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場へ移行する。

3. 収益・成長

中長期的な経営戦略として、商品力・サービス力の強化、爆弾ハンバーグに並ぶ新商品の開発、新業態の開発をテーマに掲げる。成長ドライバーは、新規出店による店舗網の拡大と、既存店舗への投資によるCQS向上、そして新商品・新業態開発による顧客層の拡大である。当事業年度における設備投資総額は594,424千円であり、主に新規出店及び既存店舗への投資に充当する。リスク対処として出店エリアの拡大も進める方針である。経営の中長期的な指標として、売上高100億円、売上高経常利益率6%を目指す。

最新の財務データ(2025年3月31日時点)では、売上高8,265,549千円、営業利益558,738千円、経常利益589,209千円、純利益352,141千円を計上する。

4. 財務健全性

企業の安定性の指標として自己資本比率の向上を常に心がけており、当面の目標として70%を目指す。最新の財務データ(2025年3月31日時点)では、自己資本比率は67.7%(純資産3,259,148千円 / 総資産4,813,199千円)である。有利子負債は0円であり、無借金経営を維持する。現金及び現金同等物は1,195,985千円を保有する。固定資産の減損リスクを認識しており、2025年3月期に33,134千円の減損損失を計上する。

5. 株主還元

株主還元として、年間配当を実施する。最新の財務データ(2025年3月31日時点)では、年間配当金は30.0円/株である。

6. 注目ポイント

外食業界は消費者ニーズの多様化による企業間競争の激化、人手不足による人件費高騰、水道光熱費や原材料価格、物流費の上昇等、厳しい事業環境に直面する。当社は、これらの課題に対し、衛生管理の徹底、食材の安全・安心の追求、営業体制の再構築、原材料費及び経費高騰への対応、労働生産性の向上、労働環境の整備、内部統制の充実した組織の強化に取り組む。

「爆弾ハンバーグ」を中心とした商品戦略は、お客様のニーズ変化や販売できない状況が生じた場合に業績に影響を及ぼす可能性がある。これに対し、爆弾ハンバーグに次ぐ新商品の開発や出店エリアの拡大を進めることで対処する方針である。無借金経営と高い自己資本比率は、財務的な安定性を示す。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W269 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2.3B 6.6倍 0.7倍 0.0% 1,610.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 8.3B 7.8B 7.2B
営業利益 559M 551M 449M
純利益 352M 396M 292M
EPS 243.7 274.3 201.8
BPS 2,255.2 2,041.5 1,792.2

大株主

株主名持株比率
野沢八千万0.29%
有限会社アクティヴ0.08%
野沢卓史0.05%
野沢通子0.04%
野沢良史0.04%
FG持株会0.03%
須田忠雄0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.01%
綾羽静江0.01%
野中浩二0.01%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-05TDNetその他フライングG2026年3月期2月度 月次業績のお知らせ1,618-0.56%
2026-02-09TDNet決算フライングG2026年3月期第3四半期決算短信[日本基準](非連結)1,615+0.68%
2026-01-05TDNetその他フライングG2026年3月期12月度 月次業績のお知らせ1,599+1.44%
2025-12-11TDNetIRフライングG2026年3月期第2四半期(中間期)会社説明会 主な質疑応答(要旨)1,510+0.33%
2025-12-10TDNetIRフライングG2026年3月期第2四半期(中間期)個人投資家向け会社説明会資料1,537-1.76%
2025-12-05TDNetその他フライングG2026年3月期11月度 月次業績のお知らせ1,529+2.81%
2025-11-04TDNet決算フライングG2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](非連結)1,478-2.03%
2025-11-04TDNetその他フライングG2026年3月期10月度 月次業績のお知らせ1,478-2.03%
2025-10-06TDNetその他フライングG2026年3月期9月度 月次業績のお知らせ1,471-1.50%
2025-09-05TDNetその他フライングG2026年3月期8月度 月次業績のお知らせ2,832+1.73%
2025-08-18TDNet業績修正フライングG株式分割及び配当予想の修正(増配)、並びに株主優待制度の変更に関するお知らせ2,626+14.81%
2025-08-04TDNet決算フライングG2026年3月期第1四半期決算短信[日本基準](非連結)2,645+0.95%
2025-08-04TDNetその他フライングG2026年3月期7月度 月次業績のお知らせ2,645+0.95%
2025-07-04TDNetその他フライングG2026年3月期6月度 月次業績のお知らせ2,446+2.70%