Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社ソフトクリエイトホールディングス (3371)

ソフトクリエイトホールディングスは、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」を主軸とするECソリューション事業と、独自プロダクト「X-pointクラウド」等を提供するITソリューション事業を展開。EC市場拡大やクラウドサービス市場拡大を成長ドライバーとし、主力製品の機能強化で優位性を維持する。無借金経営と潤沢なキャッシュを背景に、M&Aも視野に入れ持続的成長を目指す。連結子会社のエイトレッド、visumoも上場済み。 [本社]東京都渋谷区 [創業]1969年 [上場]2005年

ソフトクリエイトホールディングスは、ECサイト構築パッケージ「ecbeing」を主軸とするECソリューション事業と、ワークフロー「X-pointクラウド」「AgileWorks」、不正接続PC検知・排除「L2Blocker」等の独自プロダクト、ネットワーク構築、法人向けIT機器・ソフトウェアを提供するITソリューション事業を展開する。

主力製品「ecbeing」は、同種競合が存在する中で市場優位性を維持しており、製品機能強化により競争力強化を図っている。ITソリューション事業の独自開発プロダクト群は、情報セキュリティマネジメントシステム認証(ISO/IEC 27001)を取得するなど高い信頼性を確保。顧客にとっての「ベストパートナー」を目指す経営方針は、長期的な顧客関係構築に寄与する。一方で、「ecbeing」はパッケージソフトウェアとして陳腐化リスクに晒され、将来的な大手参入の可能性も認識している。

同社は1969年に不動産業として創業後、1983年にパソコンショップを開店しIT事業へ転換した。1999年にはECサイト構築パッケージ「ec-shop」(現「ecbeing」)の販売を開始し、ECソリューション事業を確立。その後もワークフロー「X-point」やセキュリティ製品「L2Blocker」を投入し、プロダクトラインナップを拡充した。2005年に上場し、2012年には純粋持株会社体制へ移行。連結子会社である株式会社エイトレッドと株式会社visumoもそれぞれ上場しており、グループ全体の事業育成能力と成長戦略の有効性を示している。

同社グループは、EC市場の継続的な拡大、クラウドサービス市場の急成長、行政のデジタル化推進、IT技術者不足といった環境変化を成長機会と捉える。ECソリューション事業では、BtoB・BtoC市場におけるEC浸透と購買増加が、ITソリューション事業では、セキュリティ投資意欲の高まりや独自クラウドサービス「SCクラウド」の拡大が成長を牽引する。

経営ビジョンとして「Webソリューション・サービスを基盤とした高収益会社」の実現を掲げ、経常利益及び利益成長率を重視する。持続的成長のため、人材の確保・育成、販売体制の強化、知名度向上、ソフトウェアの製品機能強化を重点課題と位置付け、計画的に取り組む。具体的には、積極的な人材採用と育成、重点顧客戦略、展示会・セミナーを通じた知名度向上、市場変化に対応した製品機能強化やオプション開発により競合との差別化を図る。さらに、M&A戦略も事業拡大の可能性として検討しており、有力企業への資本参加や買収を通じて技術・ノウハウ・販売チャネルの獲得を目指す。

直近の業績は増収増益基調で推移しており、売上高は30,951百万円、営業利益は5,497百万円、経常利益は5,764百万円、純利益は3,547百万円を計上している。財務面では、無借金経営を維持し、現金及び現金同等物は14,958百万円と潤沢なキャッシュを保有。総資産35,592百万円に対し純資産24,598百万円、自己資本比率は約69.1%と極めて高い水準を維持しており、強固な財務基盤を持つ。営業活動によるキャッシュフローも安定的に創出されている。

株主還元として年間配当を実施しており、直近の年間配当は55.0円。1株当たり当期純利益(EPS)は141.93円、1株当たり純資産(BPS)は836.23円と、企業価値の向上とともに株主還元も着実に進めている。

ソフトクリエイトホールディングスは、EC市場の成長を背景とした主力製品「ecbeing」の優位性維持と機能強化、クラウドサービス市場拡大とセキュリティ投資増を捉えた独自プロダクト及び「SCクラウド」の成長を主要戦略とする。人材確保・育成、販売体制強化、製品機能強化といった課題への計画的な取り組みは、持続的な成長に不可欠である。無借金経営と潤沢なキャッシュポジションは、M&A戦略を含む今後の事業拡大に向けた強力な財務基盤となる。

[本社]東京都渋谷区 [創業]1969年 [上場]2005年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W072 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
54.2B 13.9倍 2.4倍 0.0% 1,969.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 31.0B 27.9B 24.3B
営業利益 5.5B 5.2B 4.3B
純利益 3.5B 3.3B 2.7B
EPS 141.9 129.9 108.7
BPS 836.2 741.5 600.5

大株主

株主名持株比率
有限会社ティーオーシステム0.28%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口)0.07%
BIPROGY株式会社0.05%
株式会社オービックビジネスコンサルタント0.05%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.04%
林  勝0.03%
林 雅也0.03%
林 宗治0.03%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.02%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-23FMR LLC 5.10%+5.10%
2026-01-09株式会社ソフトクリエイトホールディングス 62.49%+9.48%
2026-01-06株式会社ソフトクリエイトホールディングス 62.49%+9.48%
2025-12-16林 宗治 28.82%+0.55%
2025-12-10林 宗治 28.27%(0.29%)
2025-12-05林 宗治 28.27%(0.29%)
2025-01-09株式会社ソフトクリエイトホールディングス 53.01%+53.01%
2023-07-24FMR LLC 4.56%(1.20%)
2022-07-22FMR LLC 5.76%(1.06%)
2022-04-07FMR LLC 6.82%(1.15%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23EDINET大量保有FMR LLC大量保有
2026-02-27TDNet資本政策ソフトクリエHDメグリ株式会社の株式の取得(子会社化)及び第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ2,063+0.29%
2026-02-02TDNet決算ソフトクリエHD2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,036+3.73%
2026-01-09EDINET大量保有株式会社ソフトクリエイトホールディングス大量保有 62.49%2,229-0.72%
2026-01-06EDINET大量保有株式会社ソフトクリエイトホールディングス大量保有 62.49%2,197-0.77%
2025-12-16EDINET大量保有林 宗治大量保有 28.82%2,037+1.62%
2025-12-10EDINET大量保有林 宗治大量保有 28.27%2,056-1.46%
2025-12-05EDINET大量保有林 宗治大量保有 28.27%2,079+0.34%
2025-11-17TDNetM&AソフトクリエHDメグリ株式会社の株式取得に向けた検討開始に関するお知らせ2,080+0.14%
2025-11-04TDNet決算ソフトクリエHD2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,122-4.71%
2025-10-16TDNetM&AソフトクリエHD連結子会社間の合併に関するお知らせ2,163-1.02%
2025-08-01TDNet決算ソフトクリエHD2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,279-4.74%
2025-01-09EDINET大量保有株式会社ソフトクリエイトホールディングス大量保有 53.01%
2023-07-24EDINET大量保有FMR LLC大量保有 4.56%
2022-07-22EDINET大量保有FMR LLC大量保有 5.76%
2022-04-07EDINET大量保有FMR LLC大量保有 6.82%