Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

スターティアホールディングス株式会社 (3393)

スターティアホールディングスは、デジタルマーケティングとITインフラを主軸とする。デジタルマーケティングでは、中小企業向けSaaS「Cloud CIRCUS」を提供し、生成AI活用や高頻度アップデートで競争力を維持。ITインフラでは、長年のノウハウを活かし、ネットワークインテグレーションや通信機器販売、回線手配代行を行う。M&Aや新規出店で顧客基盤を拡大し、DX需要を取り込む。CVC事業でイノベーションを誘発し、持続的な成長を目指す。 [本社]東京都新宿区 [創業]1996年 [上場]2005年

スターティアホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営戦略策定と経営管理を担う企業である。経営理念は「社会のニーズとマーケットを見極め、人と企業の未来を創造し、優れた事業と人材を輩出するリーディングカンパニーを目指す」。IT業界では、人手不足を背景とした自動化・省力化投資、クラウドファースト、DX(デジタルトランスフォーメーション)への関心の高まりが市場成長を牽引しており、当社グループはこのトレンドを捉え、デジタルマーケティング、ITインフラ、CVCの三事業を主軸に展開している。

**1. 主要事業と競争優位性**

**デジタルマーケティング関連事業**

中小企業向けに統合型デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」を提供している。これは、情報発信、集客、顧客体験価値向上、見込顧客育成と顧客化、解約防止・リピート増といった五つの課題領域を解決するクラウドツール群であり、初めてデジタルマーケティングに取り組む企業でも容易に利用できる。競争優位性は、高頻度なシステムアップデート、ChatGPT等の生成AI技術を活用したサービス開発、多様なサービスを「Cloud CIRCUS」ブランドに統合し、既存顧客へ他のサービスを提案できる仕組みにある。ビジネスモデルはサブスクリプションモデル(継続課金型)を中心に展開し、収益の安定化を図っている。

**ITインフラ関連事業**

顧客ニーズに合わせた総合的なネットワークインテグレーション及びクラウドソリューションを提供。ビジネスホン、MFP(複合機)、カウンターサービス販売を主力とし、長年の情報通信機器やISP回線手配ノウハウを活かし、オフィスレイアウト提案から導入・保守まで一貫して支援する。電話回線手配代行による通信事業者からのインセンティブ収入も事業の一部であり、この長年のノウハウと強固な顧客基盤が競争優位性となっている。DX推進に対応するため、電子ブック作成ツール「ActiBook」の提供や、コワーキングスペース提供事業者との提携による通信回線・機器提供ビジネスも展開している。

**CVC関連事業**

斬新なアイデアや革新的なテクノロジーを持つITベンチャー企業に出資し、当社グループの顧客基盤やITソリューション力を活用して投資先企業の成長をサポートする。同時に、投資先との資本を通じた連携によりグループ内にイノベーションを誘発し、新たな企業価値創造を目指している。

**2. 成長戦略**

2021年3月期を初年度とする5か年の中期経営計画「NEXT'S 2025」を策定し、変革と成長を目指している。成長ドライバーとして、デジタルマーケティング事業におけるサブスクリプションモデルの利益化、ITインフラ事業におけるオーガニック成長に加え、新規出店とM&Aによる顧客基盤の拡大、アライアンスの推進を掲げる。これにより、中小企業への継続的な生産性向上支援を通じて、安定した収益基盤の構築と更なる成長に繋げる。設備投資は、「Cloud CIRCUS」関連の機能拡充にかかるソフトウェア開発投資を継続的に実施している。

**3. 沿革ハイライト**

1996年2月に有限会社テレコムネットとして設立。その後、商号変更を経て2004年2月にスターティア株式会社となる。2005年12月東京証券取引所マザーズ市場上場、2014年2月市場第一部へ変更。2018年4月には持株会社体制へ移行し、スターティアホールディングス株式会社に商号変更した。M&Aを積極的に推進し、2015年10月株式会社エヌオーエス、2016年7月ビーシーメディア株式会社を連結子会社化。2021年7月にはスターティアラボ株式会社とMtame株式会社を合併し、クラウドサーカス株式会社へ社名変更。同年11月には株式会社Sharp Document 21yoshidaと株式会社吉田ストアのITインフラ事業を譲受し、スターティアリード株式会社として事業を開始。2023年10月株式会社ビジネスサービス、2024年1月富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社との合弁会社である富士フイルムBI奈良株式会社を連結子会社化するなど、ITインフラ関連事業を中心に拡大している。2022年4月には東京証券取引所の市場区分の見直しにより、プライム市場へ移行した。

**4. 事業リスクと対応**

当社グループは、事業リスクへの対応を重視している。

* **デジタルマーケティング関連事業:** 競争激化、破壊的イノベーション、海外ベンダーの価格変動・提供停止リスクに対し、高頻度なシステムアップデート、生成AI技術活用、多様なサービス統合による顧客ロックイン、柔軟な価格改定、バックアッププラン検討で対応する。

* **ITインフラ関連事業:** 複合機需要の漸減、ワークスタイルの多様化による通信機器需要減少、新電力事業における調達価格変動、仕入先の生産遅延リスクに対し、既存顧客との持続的関係構築、ペーパーレス化対応ビジネス、コワーキングスペース提携、固定価格調達、代替商品切り替え等でリスクを低減する。

* **その他共通リスク:** 知的財産権侵害、投資有価証券の評価額減少、M&Aによる事業拡大効果の不確実性、固定資産の減損、情報セキュリティ及び個人情報保護、人材の確保及び育成、自然災害等の予期せぬ事態発生リスクに対し、専門家連携、厳密なデューデリジェンス、ISMS/PMS認証、給与水準引き上げ・採用強化、BCP(事業継続計画)策定等で対応する。

**5. 株主還元**

コーポレート・ガバナンスの基本として、株主利益及び企業価値の最大化を掲げている。経営の効率化と透明性向上を図り、企業倫理とコンプライアンスを徹底する。

**6. 注目ポイント**

スターティアホールディングスは、DX推進やクラウドファーストといった市場トレンドを捉え、中小企業向けITソリューションを提供する。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」はサブスクリプションモデルを主軸とし、高頻度なアップデートと生成AI活用で競争優位性を維持。ITインフラ事業は、長年のノウハウとM&A戦略で顧客基盤を拡大し、安定収益を確保する。CVC事業でイノベーションを誘発し、新たな価値創造を目指す。多角的な事業リスク対応と中期経営計画に基づく成長戦略により、持続的な企業価値向上に期待が持てる。

[本社]東京都新宿区 [創業]1996年 [上場]2005年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100VZEI | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
27.9B 13.2倍 3.4倍 0.0% 2,722.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 22.2B 19.6B 20.0B
営業利益 2.7B 2.3B 1.7B
純利益 2.0B 1.5B 1.2B
EPS 206.3 165.3 135.1
BPS 803.0 724.3 609.6

大株主

株主名持株比率
本郷 秀之0.27%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)0.05%
スターティアホールディングス従業員持株会0.04%
財賀 明0.03%
古川 征且0.03%
源内 悟0.03%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人)株式会社三菱UFJ銀行0.03%
ヨシダ トモヒロ0.02%
光通信株式会社0.02%
BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH-PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT(常任代理人)香港上海銀行東京支店0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-05-30本郷秀之 24.42%(1.90%)
2024-07-05みずほ信託銀行株式会社 0.04%N/A
2024-06-21みずほ信託銀行株式会社 0.06%N/A
2024-06-03本郷秀之 26.32%(1.03%)
2024-05-23本郷秀之 27.35%(1.45%)
2023-09-25みずほ信託銀行株式会社 0.07%+0.07%
2023-03-23SMBC日興証券株式会社 0.02%(8.68%)
2023-03-09SMBC日興証券株式会社 8.70%(1.31%)
2022-11-24SMBC日興証券株式会社 10.01%(1.08%)
2022-11-21SMBC日興証券株式会社 11.09%(1.84%)
2022-11-08SMBC日興証券株式会社 12.93%(0.98%)
2022-10-14SMBC日興証券株式会社 13.91%(1.17%)
2022-09-30SMBC日興証券株式会社 15.08%+1.69%
2022-07-04SMBC日興証券株式会社 13.39%(1.26%)
2022-01-19SMBC日興証券株式会社 14.65%+14.65%
2022-01-05本郷秀之 28.80%(11.58%)
2021-12-20野村證券株式会社 3.99%(1.68%)
2021-11-18野村證券株式会社 5.67%(0.09%)
2021-09-17光通信株式会社 4.90%(1.05%)
2021-08-30光通信株式会社 5.95%(1.03%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-11-07TDNet決算スターティアHD2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2,685-3.13%
2025-11-07TDNetその他スターティアHD2026年3月期 第2四半期 決算補足資料2,685-3.13%
2025-07-25TDNetその他スターティアHD事業セグメントの変更に関するお知らせ2,616-0.50%
2025-05-30EDINET大量保有本郷秀之大量保有 24.42%2,814+0.68%
2024-07-05EDINET大量保有みずほ信託銀行株式会社大量保有 0.04%
2024-06-21EDINET大量保有みずほ信託銀行株式会社大量保有 0.06%
2024-06-03EDINET大量保有本郷秀之大量保有 26.32%
2024-05-23EDINET大量保有本郷秀之大量保有 27.35%
2023-09-25EDINET大量保有みずほ信託銀行株式会社大量保有 0.07%
2023-03-23EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 0.02%
2023-03-09EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 8.7%
2022-11-24EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 10.01%
2022-11-21EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 11.09%
2022-11-08EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 12.93%
2022-10-14EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 13.91%
2022-09-30EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 15.08%
2022-07-04EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 13.39%
2022-01-19EDINET大量保有SMBC日興証券株式会社大量保有 14.65%
2022-01-05EDINET大量保有本郷秀之大量保有 28.8%
2021-12-20EDINET大量保有野村證券株式会社大量保有 3.99%