Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社クラレ (3405)

株式会社クラレは、ビニルアセテート、イソプレン、機能材料、繊維等を展開するスペシャリティ化学企業です。ポバール樹脂・フィルム、EVOH樹脂〈エバール〉で世界のリーディングカンパニーとして技術的優位性とグローバルネットワークを確立しています。特殊化学品が多く商品市況の影響を受けにくい事業構造です。サステナビリティを成長機会と捉え、〈エバール〉新プラント建設やADAS向けPVBフィルム、環境配慮型人工皮革〈クラリーノ〉等で需要拡大に対応。独自の技術とイノベーションで事業ポートフォリオの高度化を図り、自動車・電気電子・環境・医療分野へシフトし持続的成長を目指します。 [創業]1926年 [上場]1933年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社クラレは、ビニルアセテート、イソプレン、機能材料、繊維などを展開するスペシャリティ化学企業である。連結子会社73社を擁し、グローバルに事業を展開、海外売上高比率は7割を超える。

ビニルアセテート事業では、ポバール樹脂・フィルム、EVOH樹脂〈エバール〉・フィルム、PVB樹脂・フィルム等を展開し、ビニルアセテートチェーンにおける「世界のリーディングカンパニー」としての地位を確立している。培った技術開発力とグローバルネットワークにより、高品質で差別化された製品の安定供給を実現。PVBフィルムはADAS向け特殊フィルムやサンルーフ向け高付加価値品を開発し、〈エバール〉樹脂はガスバリア材として食品廃棄ロス削減や環境負荷低減に貢献する。

イソプレン事業では、独自性の高いC4ケミストリーを展開し、耐熱性ポリアミド樹脂〈ジェネスタ〉や熱可塑性エラストマー〈セプトン〉等を製造。〈ジェネスタ〉はサーバー・自動車用コネクタ向け電気・電子用途や、自動車の環境規制強化・EV高電圧化に対応する材料開発を加速している。

機能材料事業では、メタクリル樹脂、活性炭、中空糸水処理膜、歯科材料を手掛ける。活性炭事業はCalgon Carbon Corporation買収によりグローバル展開を加速し、環境阻害物質吸着剤開発や再生技術を推進。歯科材料はデジタル化に対応した製品を開発している。

繊維事業では、ビニロン、人工皮革〈クラリーノ〉、不織布〈クラフレックス〉、面ファスナー〈マジックテープ〉等を展開。人工皮革〈クラリーノ〉は環境配慮型生産プロセスとリサイクル原料を用いたサステナブルな商品の開発・拡販に取り組む。液晶ポリマー繊維〈ベクトラン〉は高強度・低誘電損失の特質から高機能分野で需要を拡大している。

当社グループの製品は特殊化学品が多く、商品市況の影響を受けにくい構成である。

2. 沿革ハイライト

1926年6月、化学繊維レーヨンの企業化を目的に「倉敷絹織株式会社」を設立。1933年11月に上場し、1949年4月「倉敷レイヨン株式会社」に社名変更。1950年ビニロン、1964年人工皮革〈クラリーノ〉、1972年EVOH樹脂〈エバール〉の生産を開始し、事業領域を拡大した。1970年6月「株式会社クラレ」に社名変更。グローバル展開を積極的に進め、2012年MonoSol Holdings, Inc.、2015年Plantic Technologies Limited、2018年Calgon Carbon Corporationを買収し、事業ポートフォリオを強化。2022年4月には東京証券取引所のプライム市場へ移行した。

3. 収益・成長

クラレグループは、創立100周年となる2026年度に向けた長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』で「独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を目指す。中期経営計画「PASSION 2026」では、「機会としてのサステナビリティ」「ネットワーキングから始めるイノベーション」「人と組織のトランスフォーメーション」の3つの挑戦を設定し、エバール、活性炭、歯科材料等の「成長・拡大事業」で需要拡大に対応し、事業ポートフォリオの高度化を推進している。

成長ドライバーとして、〈エバール〉樹脂は旺盛な需要に応えるため、2024年度にシンガポールでの新プラント建設を決定し、2026年末の商用生産開始を計画。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100VGVW | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
505.2B 12.4倍 0.7倍 3.9% 1,640.5円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 200.9B 850.0B 808.4B
営業利益 14.9B 70.0B 58.9B
純利益 7.8B 40.0B 7.5B
EPS 25.6 132.8 23.6
BPS 2,418.7

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)0.20%
㈱日本カストディ銀行 (信託口)0.10%
全国共済農業協同組合連合会0.03%
日本生命保険相互会社0.03%
クラレ従業員持株会0.02%
JPモルガン証券㈱0.02%
明治安田生命保険相互会社0.02%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部) 0.02%
クラレ持株会0.01%
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC SECURITIES/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-05三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.44
2026-01-08三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.34
2025-10-21野村證券株式会社 6.15
2025-10-21三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.3
2025-10-06野村證券株式会社 6.46
2025-10-06三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.33
2025-09-19野村證券株式会社 6.13
2025-09-19三井住友信託銀行株式会社 5.31
2025-08-05株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.27
2025-07-22株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.27
2025-07-07株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 5.08
2025-04-21野村證券株式会社 5.94
2025-04-21三井住友信託銀行株式会社 5.99
2025-04-04野村證券株式会社 6.59
2025-03-21野村證券株式会社 5.73
2025-03-21三井住友信託銀行株式会社 5.99
2025-02-06野村アセットマネジメント株式会社 5.82
2025-01-21野村アセットマネジメント株式会社 6.04
2024-10-18野村證券株式会社 5.99
2024-09-20野村證券株式会社 5.81

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-26TDNet譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ
2026-03-25TDNet自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ
2026-03-25TDNetbuyback: 自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ
2026-03-03TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-03-03TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2026-02-17TDNet剰余金の配当に関するお知らせ
2026-02-17TDNetdividend: 剰余金の配当に関するお知らせ
2026-02-05TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2026-01-08TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-11-26TDNet役員の異動に関するお知らせ
2025-10-21TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-10-21TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-10-07TDNet自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ
2025-10-07TDNetbuyback: 自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ
2025-10-06TDNetHolding change by 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
2025-10-06TDNetHolding change by 野村證券株式会社
2025-10-02TDNet自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-10-02TDNetbuyback: 自己株式の取得状況に関するお知らせ
2025-09-25TDNet連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ
2025-09-25TDNetdividend: 連結子会社からの配当金受領に関するお知らせ