Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

旭化成株式会社 (3407)

旭化成はマテリアル、住宅、ヘルスケアの3領域でグローバルに事業を展開。「Diversity × Specialty」戦略で高付加価値・高収益を追求する。リチウムイオン電池用セパレータ「ハイポア™」、CO2を原料とするポリカーボネート樹脂製造プロセス、世界初の深紫外半導体レーザーなど、独自の技術的優位性を持つ。 [本社]東京都千代田区 [創業]1931年 [上場]1949年

1. 事業概要と「Diversity × Specialty」戦略

旭化成はマテリアル、住宅、ヘルスケアの3つの領域でグローバルに事業を展開しています。「Diversity × Specialty」戦略を掲げ、多様な事業ポートフォリオと高付加価値・高収益の実現を目指し、高い経営安定性と持続的なイノベーション創出を図るビジネスモデルを構築しています。

2. 主要事業と競争優位性

マテリアル領域では、リチウムイオン電池用セパレータ「ハイポア™」や中空糸ろ過膜などの環境ソリューション、自動車関連繊維やエンジニアリング樹脂などのモビリティ&インダストリアル、電子材料、ミックスドシグナルLSI、深紫外線LEDなどのライフイノベーション事業を手掛けています。セパレータ事業は高分子設計・合成、製膜加工、塗工のコア技術を競争優位性としています。

住宅領域では、戸建・集合住宅の建築請負、不動産、リフォーム、米国・豪州住宅事業を展開し、軽量気泡コンクリート(ALC)「へーベル™」を製造しています。

ヘルスケア領域では、医療用医薬品、診断薬の医薬事業、血液透析・アフェレシス関連機器、ウイルス除去フィルター「プラノバ™」、CRO/CDMOの医療事業、AEDや除細動器、睡眠時無呼吸症治療・診断機器のクリティカルケア事業を行っています。

技術的優位性として、CO2を原料に使用するポリカーボネート(PC)樹脂製造プロセスを世界で初めて確立しました。また、深紫外半導体レーザーの室温連続発振に世界で初めて成功し、4インチ(直径100mm)のAlN単結晶基板の製造、理想的なAlN系の「pn接合」の実現にも世界で初めて成功しています。これらの「世界初」の技術は高い参入障壁を構築しています。

3. 沿革ハイライト

1931年5月21日に設立され、1949年5月に上場しました。ビスコース・レーヨン糸、キュプラ繊維「ベンベルグ®」、アンモニア、硝酸等の化成品製造から事業を開始し、グルタミン酸ソーダ、ポリスチレン、アクリル繊維「カシミロン™」、食品用ラップフィルム「サランラップ®」、軽量気泡コンクリート(ALC)「へーベル™」、住宅「ヘーベルハウス™」、人工腎臓、ホール素子、LSI、医薬・医療へと多角化を進めてきました。

近年はM&Aを積極的に活用し、2012年には米国ZOLL Medical Corporationを買収しクリティカルケア事業へ進出、2015年には米国Polypore International, Inc.を買収しバッテリーセパレータ事業を拡大しました。2018年には米国Sage Automotive Interiors, Inc.を買収し自動車分野向け事業を拡大、2020年には米国Veloxis Pharmaceuticals, Inc.、2024年にはスウェーデンCalliditas Therapeutics ABを買収し医薬事業を強化しています。一方で、石油化学チェーン関連事業の構造転換や血液浄化事業の譲渡など、事業ポートフォリオの変革も推進しています。

4. 収益・成長戦略

中期経営計画2027では、2027年度に営業利益2,700億円を目指しています。主な利益成長ドライバーは医薬、クリティカルケア、海外住宅であり、M&Aを中心とした先行的投資から利益創出を図ります。エレクトロニクス事業の着実な成長や、エナジー&インフラにおけるセパレータの収益改善を見込みます。マテリアル領域のポートフォリオ変革を加速し、ケミカル事業の構造転換を推進します。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W2HS | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
2121.7B 15.9倍 1.1倍 0.0% 1,553.5円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3037.3B 2784.9B 2726.5B
営業利益 211.9B 140.7B 127.7B
純利益 135.0B 43.8B -91.9B
EPS 97.9 31.6 -66.3
BPS 1,369.2 1,308.2 1,197.8

大株主

株主名持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) (注) 10.17%
株式会社日本カストディ銀行(信託口) (注) 10.07%
日本生命保険相互会社0.03%
旭化成グループ従業員持株会0.03%
JPモルガン証券株式会社0.02%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.02%
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 (注) 10.01%
住友生命保険相互会社0.01%
明治安田生命保険相互会社0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-03-19野村アセットマネジメント株式会社 5.00%N/A
2025-10-03ブラックロック・ジャパン株式会社 7.34%(1.01%)
2025-09-19三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 5.05%(0.08%)
2025-01-10株式会社みずほ銀行 0.01%N/A
2025-01-09三井住友信託銀行株式会社 5.13%(1.51%)
2024-10-18ブラックロック・ジャパン株式会社 8.35%+1.01%
2024-08-07株式会社みずほ銀行 0.02%+0.02%
2024-05-09株式会社みずほ銀行 0.02%N/A
2023-11-06ブラックロック・ジャパン株式会社 7.34%+1.07%
2023-07-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 4.43%(1.41%)
2023-04-07株式会社みずほ銀行 0.02%+0.02%
2023-03-06株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 4.63%(0.48%)
2022-12-22株式会社みずほ銀行 0.02%N/A
2022-11-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 5.84%(1.00%)
2021-12-21ブラックロック・ジャパン株式会社 6.27%+1.27%
2021-09-24キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー 6.84%(1.20%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-19EDINET大量保有野村アセットマネジメント株式会社大量保有 5.0%
2026-02-04TDNet決算旭化成2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,594+2.89%
2026-02-04TDNetIR旭化成2025年度第3半期決算説明会資料1,594+2.89%
2026-01-06TDNet配当・還元旭化成自己株式の取得状況に関するお知らせ1,468-0.89%
2025-10-14TDNetM&A旭化成旭化成ホームズ株式会社による株式会社アールシーコア(証券コード:7837)株式の買集め行為に該当する1,162+1.08%
2025-10-03EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 7.34%1,162+2.28%
2025-09-19EDINET大量保有三井住友トラスト・アセットマネジメント株大量保有 5.05%1,187+0.80%
2025-01-10EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.01%
2025-01-09EDINET大量保有三井住友信託銀行株式会社大量保有 5.13%
2024-10-18EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 8.35%
2024-08-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2024-05-09EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2023-11-06EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 7.34%
2023-07-07EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 4.43%
2023-04-07EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2023-03-06EDINET大量保有株式会社三菱UFJフィナンシャル・グルー大量保有 4.63%
2022-12-22EDINET大量保有株式会社みずほ銀行大量保有 0.02%
2022-11-22EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 5.84%
2021-12-21EDINET大量保有ブラックロック・ジャパン株式会社大量保有 6.27%
2021-09-24EDINET大量保有キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメ大量保有 6.84%