Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ピクスタ株式会社 (3416)

ピクスタは、デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」と出張撮影プラットフォーム「fotowa」を運営する。PIXTAは国内外クリエイターから写真・イラスト・動画等をクラウドソーシングで収集し、ロイヤリティフリーで販売、定額制が収益基盤。fotowaはライフイベント撮影に特化。インターネット広告市場拡大やデジタル素材ニーズ増加、AI技術活用、機械学習向けデータ販売、新規事業展開を成長ドライバーとする。潤沢な現金と少ない有利子負債で財務は健全。市場成長とAI対応、新規事業創出が注目される。 [本社]東京都渋谷区 [創業]2005年 [上場]2015年

ピクスタ株式会社は、「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」を企業理念に掲げ、インターネットを活用したクリエイティブ・プラットフォーム経済圏の実現を目指す。主要事業は、デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」と、出張撮影プラットフォーム「fotowa」である。

PIXTA事業は、写真・イラスト・動画等のデジタル素材を国内外のクリエイターからクラウドソーシングで収集し、法人・個人向けにロイヤリティフリー・ライセンスで販売する。単品販売と定額制販売を提供し、定額制が収益基盤の軸となる。素材の品質確保のため独自の審査を実施し、一定のクオリティを有するクリエイターには「専属クリエイター」制度を設ける。このクリエイターネットワーク、独自の審査体制、プラットフォーム運営ノウハウが、高品質な素材供給を可能にする競争優位性である。

fotowa事業は、2016年2月に開始した、撮影してほしい人とフォトグラファーをつなぐ出張撮影プラットフォーム。ニューボーン撮影、お宮参り、七五三等のライフイベントにおける家族写真撮影に特化する。PIXTAで培ったクリエイターネットワークとプラットフォーム運営ノウハウを活かし、市場の需要に応える。2024年12月にはマッチングサービスから自社提供サービスへリニューアルし、顧客利便性と付加価値向上を図る。

沿革として、2005年設立後、2006年「PIXTA」をリリース。2007年イラスト、2010年動画素材販売開始。2013年PIXTA英語版サイト開設で海外展開を本格化。2015年東証マザーズ上場。2016年「fotowa」開始。2018年fotowaを全国展開。2022年東証グロース市場へ移行。2023年には「PIXTAカスタム」や機械学習用データ撮り下ろしサービスを開始し、新たなニーズに対応している。

当社グループは、2030年に売上60億円超、営業利益10億円超を目指す。経営戦略として、法人・個人の様々なビジュアルニーズを横断的に解決する「ビジュアルプラットフォーム」の実現を掲げる。当面3年程度は一定の営業利益水準を維持しつつ、売上の再成長を目指すための投資を進める方針である。

成長ドライバーは、インターネット広告市場の継続的な成長とデジタル素材ニーズの増加、SNS普及を背景としたライフイベント時の撮影ニーズ増加・多様化である。また、画像認識に関する機械学習技術の発展による学習データの重要性向上も新たな成長機会となる。

PIXTA事業では、人物コンテンツの販売点数増加、品質アップデート、UI・UX改善、商品・価格体系改善を通じて既存顧客層への訴求を図る。さらに、イラストオーダーメイド等の新サービス展開や、機械学習向けデータ販売プラットフォームの立ち上げを通じて、新たな顧客需要の開拓とPIXTA事業の再成長を目指す。fotowa事業では、自社提供サービスへのリニューアルによりサービスの付加価値を高め、売上単価向上を図る。その他の事業として展開するPIXTAオンデマンド事業及びPIXTAカスタム事業を中心とした新規事業群への投資を通じて、中期的にはPIXTA事業、fotowa事業に続く新たなメイン事業の創出を目指す。

対処すべき課題は、PIXTAの定額制販売強化と素材充実、fotowa等の顧客獲得による収益基盤強化、新規サービス・事業の立ち上げ、AIを用いた自動画像生成等の技術革新への積極的な対応、優秀な人材の確保・育成、経営管理体制の強化である。

2024年12月31日現在の財務状況は、現金及び現金同等物が1,845百万円、有利子負債が20百万円と少なく、潤沢な現金を保有する健全な状況である。総資産は2,610百万円、純資産は1,160百万円を計上している。年間配当は45.0円である。

注目ポイントは、インターネット広告市場の成長とデジタル素材ニーズの高まりがPIXTA事業の安定収益を支え、SNS普及によるライフイベント撮影ニーズ増加がfotowa事業の成長を後押しする点である。AI技術の進展は業界変化を促すが、当社はAI活用や機械学習向けデータ販売プラットフォーム立ち上げを通じて、これを成長機会と捉える。PIXTAで培ったクリエイターネットワークとプラットフォーム運営ノウハウを活かした新規事業創出への投資と「ビジュアルプラットフォーム」構想の実現が、中長期的な企業価値向上に寄与する可能性を秘める。

[本社]東京都渋谷区 [創業]2005年 [上場]2015年

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.9B 13.8倍 1.3倍 5.4% 840.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 607M 2.9B 2.7B
営業利益 3M 163M 151M
純利益 -2M 105M 93M
EPS -1.2 61.1 53.4
BPS 657.6

大株主

株主名持株比率
古俣大介0.16%
遠藤健治0.16%
株式会社ガイアックス0.09%
株式会社SBI証券0.05%
内田浩太郎0.04%
GMOクリック証券株式会社0.04%
楽天証券株式会社0.03%
西村裕二0.03%
吉田真士0.02%
恩田茂穂0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-04-07光通信株式会社 6.11
2026-02-25光通信株式会社 5.08
2025-12-04株式会社ガイアックス 6.09
2025-04-04株式会社SBI証券 4.42
2025-03-06株式会社SBI証券 5.0
2024-12-23古俣 大介 13.15
2024-12-12古俣 大介 13.15
2024-03-25古俣 大介 12.76
2024-03-01遠藤 健治 12.36
2024-03-01遠藤 健治 7.2
2024-02-22古俣 大介 12.76
2024-02-19遠藤 健治 12.36
2024-02-19古俣 大介 12.76
2022-06-29古俣 大介 17.86
2022-06-29古俣 大介 17.86
2022-06-03R FINANCIAL INVESTMENT PTE. LT 2.74
2021-11-09古俣 大介 17.3
2021-11-09古俣 大介 17.3

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-04-07TDNetHolding change by 光通信株式会社
2026-02-26TDNet取締役人事に関するお知らせ
2026-02-25TDNetHolding change by 光通信株式会社
2026-02-13TDNet2025年12月期 通期決算説明資料
2026-02-13TDNet2025年12月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
2026-02-13TDNet2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-13TDNetearnings: 2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2026-02-13TDNetforecast_revision: 2025年12月期通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知
2025-12-29TDNet東京証券取引所スタンダード市場への上場市場区分変更に関するお知らせ
2025-12-22TDNet東京証券取引所スタンダード市場への上場市場区分変更承認に関するお知らせ
2025-12-04TDNetHolding change by 株式会社ガイアックス
2025-11-13TDNetearnings: 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-11-13TDNet2025年12月期 第3四半期決算説明資料
2025-11-13TDNet2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-10-17TDNetYASUMI WORKS社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
2025-08-12TDNet2025年12月期 第2四半期決算説明資料
2025-08-12TDNet2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-08-12TDNetearnings: 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-05-12TDNet2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025-05-12TDNet2025年12月期 第1四半期決算説明資料