Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社丸八ホールディングス (3504)

株式会社丸八ホールディングスは、寝具・リビング用品の企画・原材料調達・製造・販売・関連サービスを一貫して行う。主力は高付加価値製品を健康志向の中高年層に直接販売するダイレクトセールスである。製販一体経営により顧客意見を製品開発に反映し、クリーニング、リフレッシュ、リサイクル等の関連サービスで顧客との長期関係を構築する競争優位性を確立する。不動産賃貸事業も展開する。 [本社]神奈川県横浜市港北区 [創業]1962年 [上場]2016年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社丸八ホールディングスは、持株会社として子会社15社を管理・統括し、寝具・リビング用品事業と不動産賃貸事業を展開する。

寝具・リビング用品事業は、製品企画・原材料調達・製造・品質管理・物流・販売・関連サービスを一貫して行う。主力製品は羽毛ふとん、敷きふとん等で、ふとんの側生地加工や敷きふとん製造を主にラオス工場で行い、羽毛投入や最終工程、製品検査は国内工場で行う。国内・海外工場を棲み分け、高品質かつ効率的な生産体制を構築する。

競争優位性(Moat)は、製販一体経営と顧客ロックイン構造にある。製品企画部門が営業等の関連部署と情報交換し、顧客意見を直接製品開発に反映する。クリーニング、リフレッシュ、保管、リサイクルといった包括的な関連サービスを提供することで、顧客との長期関係を構築する。ダイレクトセールスは高付加価値製品を健康志向の中高年層に直接販売し、潜在需要を掘り起こすノウハウを蓄積する。

参入障壁は、製品企画から関連サービスまでの一貫体制構築に必要な大規模設備投資とノウハウ蓄積、特定商取引法等の法的規制への対応である。

ビジネスモデルの質として、不動産賃貸事業はストック型収益を提供し、寝具・リビング用品事業の関連サービスはリカーリング収益に寄与する。2025年3月期のダイレクトセールス比率は50.2%であり、高価格帯製品を能動的営業手法で販売する。

2. 沿革ハイライト

当社グループは1962年10月に株式会社丸八織物として創業し、1969年5月に株式会社丸八真綿へ商号変更する。1984年2月クレジット事業、1985年7月ふとんクリーニングサービス、1987年3月不動産賃貸事業を開始する。2009年3月不要ふとんリサイクル、同年11月ラオス工場稼働とふとんリフレッシュサービスを開始し、一貫サービス体制を強化する。2012年4月株式移転により株式会社丸八ホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行する。2016年4月に名古屋証券取引所市場第二部へ上場し、2022年4月にはメイン市場へ移行する。

3. 収益・成長

睡眠への関心の高揚、健康志向、衛生意識の高まりが寝具・リビング用品のTAM拡大要因となる。これに対応し、新素材製品化や睡眠時無呼吸症候群専門医療機関・整形外科医院との連携による新製品開発に注力する。寝具以外の住宅関連用品拡充も図る。

ダイレクトセールスに加え、「丸八真綿」ブランドを前面に押し出し、卸売、リース、レンタル、アフターサービス、周辺商材まで幅広く対応し、新規顧客獲得と売上拡大を図る。生産体制は、国内・海外工場の役割分担見直し、設備と人員の最適化により生産能力とコスト競争力向上を目指す。

当連結会計年度における研究開発費は寝具・リビング用品事業で30,509千円、設備投資総額は196,778千円であった。

4. 財務健全性

2025年3月期末の連結総資産は72,028,728千円、純資産は55,148,127千円である。現金及び現金同等物は17,875,076千円、有利子負債は12,250,000千円である。保有有価証券は23,872,559千円、保有不動産は建物及び構築物(純額)5,551,032千円、土地12,423,109千円である。これらの資産は、時価下落や不動産市況悪化、為替変動により業績に影響するリスクを内包する。原材料(羽毛)仕入価格上昇や為替円安動向もコスト上昇リスクとなる。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当金は1株当たり30.0円を実施する。

6. 注目ポイント

当社グループは、製販一体経営と多角的な関連サービスによる顧客ロックインを強みとし、健康志向の高まりを背景とした市場需要の取り込みを図る。ダイレクトセールス以外の販売チャネル強化や新製品開発、生産体制の効率化が今後の成長を牽引する。一方で、ダイレクトセールス販売員の確保、原材料価格の変動、特定商取引法等の法的規制遵守、保有資産の時価変動リスクへの対応が経営上の課題となる。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100W7J5 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
— — — — —

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 3.2B 11.6B 11.8B
営業利益 539M 1.4B 1.6B
純利益 824M 1.8B 3.7B
EPS 53.2 119.0 239.1
BPS — — 3,749.2

大株主

株主名持株比率
株式会社洋大0.68%
株式会社静岡銀行0.03%
岡本 一八0.03%
岡本 八大0.03%
小林 茂0.02%
寺田 英司0.01%
株式会社81280.01%
内藤 征吾0.01%
間瀬 久吉0.00%
株式会社りそな銀行0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-06-01株式会社洋大 67.88
2023-06-16株式会社洋大 63.93
2023-06-16株式会社洋大 63.93
2023-05-18株式会社洋大 63.93

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-08-12TDNet2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2026-06-25TDNet非上場の親会社等の決算情報に関するお知らせ——
2026-06-25TDNet支配株主等に関する事項について——
2026-06-17TDNet株主優待制度の導入に関するお知らせ——
2026-06-01TDNetHolding change by 株式会社洋大——
2026-03-12TDNetdividend: 子会社の現物配当による孫会社の異動に関するお知らせ——
2026-03-12TDNet子会社の現物配当による孫会社の異動に関するお知らせ——
2026-02-12TDNet通期連結業績予想の修正に関するお知らせ——
2026-02-12TDNet営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ——
2026-02-12TDNet2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2026-02-12TDNetearnings: 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2026-02-12TDNetforecast_revision: 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ——
2025-11-13TDNet第2四半期(中間期)連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ——
2025-11-13TDNet2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)——
2025-11-13TDNetearnings: 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)——
2025-11-13TDNetforecast_revision: 第2四半期(中間期)連結業績予想と実績との差異及び通期連結業績——
2025-08-12TDNetearnings: 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2025-08-12TDNet2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)——
2025-06-26TDNet支配株主等に関する事項について——
2025-06-26TDNet非上場の親会社等の決算情報に関するお知らせ——