Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社JMホールディングス (3539)

JMホールディングスは精肉専門店として創業し、スーパーマーケット事業を主力とする企業です。M&Aにより「肉のハナマサ」「スーパーみらべる」等を傘下に収め、都心から郊外まで店舗網を拡充。精肉を核とした垂直統合型サプライチェーンと大規模な加工物流センターにより、高品質・低価格な商品提供と安定的な仕入れを実現します。積極的な新規出店とM&Aで成長を加速し、業績は堅調に推移。強固な財務基盤と安定的な株主還元も魅力です。 [本社]茨城県土浦市 [創業]1978年 [上場]2016年

JMホールディングスは、精肉専門店として創業後、青果・鮮魚・惣菜部門を統合し、スーパーマーケット事業を主力とする企業です。茨城県を中心に「ジャパンミート『生鮮館』」「ジャパンミート『卸売市場』」を展開。M&A戦略を積極的に推進し、2013年には都心部で飲食店事業者等のプロを主要顧客とする業務用スーパー「肉のハナマサ」を、2023年には「スーパーみらべる」を子会社化。都心部から郊外まで店舗網を拡充し、事業規模を拡大しています。2020年には持株会社体制へ移行し、JMホールディングスに商号を変更、2022年には東京証券取引所プライム市場へ移行しました。

**競争優位性:強固なサプライチェーンと独自の販売戦略**

同社の競争優位性は、以下の多角的な要素に集約されます。

第一に、**精肉を核とした生鮮品の専門ノウハウと垂直統合型ビジネスモデル**です。長年の精肉専門店としての知見に加え、青果仲卸や米穀小売をグループ化することで、生鮮品の調達から加工、販売までを一貫して手掛ける体制を構築。これにより、高品質な商品を低価格で提供することを可能にしています。

第二に、**大規模な仕入・加工・備蓄体制**です。加工物流センターと2023年に開設したJMトレードセンターは、冷凍・冷蔵機能を備えた大量備蓄能力と効率的な精肉加工機能を持ちます。この強固なサプライチェーンは、食材価格変動の影響を受けにくい安定的な仕入と採算確保に貢献しています。

第三に、**独自の販売戦略「異常値販売」**です。特定商品を大量に陳列し、顧客の購買意欲を刺激するこの戦略を定期的に実施。また、店舗内加工により売れ筋商品に迅速に対応し、販売機会ロスを削減しています。

第四に、**ニッチ市場での顧客ロックイン**です。「肉のハナマサ」は、飲食店事業者などの「プロ」を主要顧客としつつ、一般家庭向け品揃えも充実させる「都市型ホールセール」を展開。大容量販売と多様な商品ラインナップにより、顧客ロイヤルティを確立しています。

第五に、**品質マネジメントシステムによる食の安全性確保**です。「ジャパンミート生鮮館」等の全店と加工物流センターでISO9001認証を取得。信頼できる仕入先との長期取引と合わせて、高鮮度・高品質で安全な商品提供を徹底し、顧客からの信頼を獲得しています。

**成長戦略と堅調な業績推移**

JMホールディングスは、積極的な成長戦略を推進しています。中期経営計画では、年間8〜10店舗の新規出店加速、関西エリアや新たな地域への店舗網拡充、M&Aの積極的検討を重点課題としています。また、PB商品・直輸入商品など独自の商品開発を加速させ、商品製造・加工の内製化も推進することで、スーパーマーケット既存店売上高の前期比100%以上を目指しています。

これらの戦略が奏功し、業績は堅調な成長を示しています。2023年7月期の売上高は154,815百万円、純利益は4,416百万円を計上。2024年7月期には売上高172,331百万円、営業利益9,149百万円、純利益5,465百万円と伸長しました。2025年7月期には売上高186,207百万円、営業利益10,048百万円、純利益6,457百万円を見込んでいます。中期経営計画では、2029年7月期に売上高250,000百万円、営業利益15,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9,100百万円、ROE10%以上を目標としています。

**強固な財務基盤と安定的な株主還元**

同社は高い財務健全性を維持しています。2025年7月期末の自己資本比率は約62.36%と強固な財務基盤を誇ります。有利子負債7,619百万円に対し、現金及び現金同等物は12,396百万円とこれを上回っており、実質無借金経営に近い状態です。営業活動によるキャッシュフロー(6,641百万円)で積極的な設備投資(5,663百万円)を賄っており、事業活動で創出するキャッシュで成長投資をまかなえる体制が確立されています。

株主還元についても積極的であり、安定的な増配傾向にあります。2023年7月期は40.0円/株、2024年7月期は42.0円/株、そして2025年7月期は46.0円/株の年間配当を予定しており、株主への利益還元を重視する姿勢が伺えます。

JMホールディングスは、精肉を核とした生鮮品の専門ノウハウと、大規模な加工物流・トレードセンターによる強固なサプライチェーンを競争優位性の源泉とし、食材価格変動リスクを低減しながら低価格・高品質な商品提供を実現しています。M&Aを軸とした成長戦略で事業規模とエリアを拡大し、ISO9001認証による食の安全性確保で顧客からの信頼を獲得。新規出店とPB商品開発による既存店売上高の向上も、持続的な成長を支える重要な要素であり、今後のさらなる発展が期待されます。

[本社]茨城県土浦市 [創業]1978年 [上場]2016年

出典: 有価証券報告書 (2025-07) doc_id=S100WWAM | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
39.5B 6.1倍 0.9倍 0.0% 1,550.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 186.2B 172.3B 154.8B
営業利益 10.0B 9.1B 7.2B
純利益 6.5B 5.5B 4.4B
EPS 252.1 204.9 165.6
BPS 1,771.3 1,633.6 1,463.0

大株主

株主名持株比率
境  正博0.20%
境  和弘0.10%
境  弘治0.09%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)0.06%
藤原 ひろみ0.03%
㈱ジョイフル本田0.03%
JMホールディングス従業員持株会0.03%
境  和美0.03%
藤原 克朗0.02%
BBH BOSTON FOR NOMURA JAPAN SMALLER CAPITALIZAT ION FUND 620065(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-06-16藤原 克朗 4.72%(1.29%)
2024-10-01境 弘治 10.95%(3.86%)

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-16TDNet決算JMホールディングス2026年7月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,580-3.16%
2025-12-12TDNet決算JMホールディングス2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,584+1.33%
2025-09-16TDNet配当・還元JMホールディングス(訂正)剰余金の配当(増配)に関するお知らせ3,145-1.27%
2025-09-12TDNet決算JMホールディングス2025年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2,867+9.70%
2025-09-12TDNet配当・還元JMホールディングス剰余金の配当(増配)に関するお知らせ2,867+9.70%
2025-09-12TDNet資本政策JMホールディングス株式分割及び株主優待制度の変更に関するお知らせ2,867+9.70%
2025-09-12TDNet事業計画JMホールディングス第2次中期経営計画策定に関するお知らせ2,867+9.70%
2025-06-16EDINET大量保有藤原 克朗大量保有 4.72%2,629+0.15%
2025-06-12TDNet決算JMホールディングス2025年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2,484+4.23%
2024-10-01EDINET大量保有境 弘治大量保有 10.95%