株式会社スタジオアタオは、「ファッションにエンタテイメントを」を経営理念に掲げ、オリジナルバッグ・財布等の企画・販売、直営店舗及びインターネット店舗の運営を主事業とする。主要ブランドは、機能性重視の革小物『ATAO』、パリジェンヌがテーマの『IANNE』、オリジナルキャラクターの『ILEMER』、和の要素を取り入れた『StrawberryMe』の4つ。販路は国内直営店舗12店(2025年2月末現在)、イベント販売、IANNEパリギャラリー1ヶ所、自社EC「ATAOLAND+」等。生産は、生産工場、資材業者、皮革業者等を一括で取りまとめる業務を株式会社サカタに委託している。
同社の強みは、「トレンドに左右されない商品企画と、定番商品を人気商品化するノウハウ」により、流行に左右されない「ブランドのファン」を創出し、長期的・安定的な収益を目指す点にある。原則直営店運営で継続的な社内研修を受けた正社員販売スタッフが質の高いサービスを提供し、リピーターを獲得。オンラインとオフラインを連動させるOMO戦略で顧客回遊と相乗効果を創出する。商標権等の知的財産権保全と模倣品対策も強化し、これらのノウハウ蓄積と顧客ロックイン構造が参入障壁となる。
創業者・瀬尾訓弘社長は、トレンドに左右されにくいバッグ製造に着目し、地場の職人技術を生かしたモノづくりを目指し、2005年2月に有限会社スタジオアタオを設立、同年7月「ATAO」を発表した。2007年8月株式会社スタジオアタオへ法人改組。2011年3月「IANNE」、2016年10月「ILEMER」展開開始、同年11月東証マザーズに上場。2019年3月総合ショップ「アタオランド」、2021年9月「StrawberryMe」展開。2022年4月東証グロース市場へ移行、同年5月新ECサイト「ATAOLAND+」を開設した。
2025年2月期の売上高は3,696百万円、営業利益は182百万円を計上。業績は一定の季節変動があり、特に第4四半期は売上高、営業利益ともに通期に占める比率が高い傾向にある。
継続的な成長及び企業価値の拡大を図るため、海外進出、キャラクタービジネス、ライセンス事業等の新規販売チャネル開拓を推進する。OMO実現とEC事業の効率化・最適化により、各ブランド価値の向上と売上・利益の中長期的な拡大に取り組む。供給システム構築のため、技術指導等による生産管理委託先及び生産工場の育成を通じて生産体制を強化。新ブランドや新ライン(アトリエアタオ、ILEMER STREET、アタオゴルフ等)の展開も成長に寄与する。
2025年2月期の総資産は3,171百万円、純資産は2,501百万円。現金及び現金同等物は1,832百万円、有利子負債は198百万円。経済環境の急激な変化等に備え、中長期的な安定成長を実現させるべく、財務体質の更なる強化を課題としている。
株主還元については、各事業年度の業績、財務体質の強化、中長期事業戦略などを総合的に勘案し、株主価値を最大化させることを念頭に資本政策を決定する方針。安定配当の維持を基本とし、事業拡大のための投資に資金を投じることが株主価値を最大化すると考える。2025年2月期の年間配当は1株当たり5.0円である。
同社の経営には、創業者である代表取締役社長の瀬尾訓弘への依存リスクが存在する。瀬尾は商品の企画等、ブランド全体のプロデュースにおいて重要な役割を担い、継続困難な事態が発生した場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。人材育成や権限委譲を進めることで依存度低減を図る。
また、過去に株式会社デジサーチアンドアドバタイジングとの商品販売基本契約を終了したが、インターネットサイトに関する知的財産権及び顧客情報が同社に帰属する契約であったため、インターネット販売及び店舗販売の再拡大には引き続き販売促進費等の積極的な投資が必要となる。
生産面では、株式会社サカタへの生産管理委託比率が2025年2月期において全体の86.7%と高く、安定的な商品の仕入が行えない場合には業績に影響を及ぼす可能性がある。代替取引先の確保や直接契約への切替等によりリスク低減を図る。急激な円安や物価上昇によるメーカーからの値上げ要求も仕入価格上昇リスクとなる。
従業員数67名(2025年2月末現在)と小規模な組織であり、事業拡大に応じた人材の確保・育成、内部管理体制の強化が重要な課題である。模倣品等への対策強化、知的財産権の保全、個人情報管理、システム安定稼働も事業運営上のリスクとして認識している。
[本社]兵庫県神戸市 [創業]2005年 [上場]2016年
| 時価総額 | PER | PBR | 配当利回り | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 3.1B | 45.1倍 | 1.2倍 | 0.0% | 223.0円 |
| current | prior1 | prior2 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.7B | 3.2B | 3.7B |
| 営業利益 | 183M | 124M | -257M |
| 純利益 | 68M | 51M | -229M |
| EPS | 5.0 | 3.6 | -16.3 |
| BPS | 180.7 | 180.5 | 182.8 |
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 瀬尾 訓弘 | 0.25% |
| 株式会社セブンオー | 0.17% |
| 黒越 誠治 | 0.09% |
| 株式会社九六 | 0.09% |
| 長南 伸明 | 0.03% |
| 籠谷 雅 | 0.02% |
| 山口 敬之 | 0.01% |
| 鈴政 博美 | 0.01% |
| 時津 昭彦 | 0.01% |
| 山本 洋輔 | 0.01% |
| 日付 | ソース | カテゴリ | アクター | イベント | 株価 | 翌日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-28 | TDNet | その他 | G-スタジオアタオ | 株主優待制度の変更(拡充)に関するお知らせ | 228 | -3.51% |
| 2026-01-09 | TDNet | 決算 | G-スタジオアタオ | 2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) | 204 | +2.94% |
| 2025-10-10 | TDNet | 決算 | G-スタジオアタオ | 2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結) | 240 | -12.50% |
| 2025-10-10 | TDNet | その他 | G-スタジオアタオ | 2026年2月期 中間期決算補足説明資料 | 240 | -12.50% |
| 2025-07-31 | TDNet | その他 | G-スタジオアタオ | 従業員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ | 219 | -0.91% |
| 2025-07-11 | TDNet | 決算 | G-スタジオアタオ | 2026年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) | 209 | +6.70% |
| 2025-06-25 | TDNet | その他 | G-スタジオアタオ | 従業員に対する譲渡制限付株式としての自己株式処分に関するお知らせ | 204 | +1.96% |