Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社マツオカコーポレーション (3611)

マツオカコーポレーションは、アパレルOEM事業を展開し、企画から製造、物流まで一貫して手掛ける。カジュアルウェア、ワーキングウェア、インナーウェア、透湿防水生地加工品を主力とする。中国・ASEAN等に多国籍生産拠点を持ち、ASEANへの生産シフトと能力拡大を推進。透湿防水生地の自社ラミネート加工技術や、顧客と連携した素材開発が強みである。サプライチェーンの多元化、新素材開発、新規顧客開拓を成長戦略に据える。ファーストリテイリンググループへの販売割合が高い。 [本社]広島県福山市 [創業]1956年 [上場]2017年

マツオカコーポレーションは、アパレルOEM事業を主軸とし、企画提案から素材調達、製造、品質管理、物流までを一貫して手掛ける。主力商品は、カジュアルウェア、ワーキングウェア、インナーウェア、透湿防水生地等の機能性生地加工品。中国、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、ミャンマーなどアジア各国に多数の連結子会社を展開し、グローバルな生産体制を構築している。

長年の事業で培われた商品企画力と高度な縫製技術が強み。特に生地加工事業では、外部調達生地に自社生産の透湿防水フィルムをラミネート加工する技術を有し、高い防水・透湿機能を両立させる。国内外のアウトドアウェアメーカー等と連携した高品質素材の共同開発や、環境負荷低減を考慮した素材開発も推進。インナーウェア分野では東レグループとの合弁子会社で生地生産を行う。多国籍生産拠点網の構築と運用ノウハウ、継続的な設備投資による生産ライン増強が参入障壁。ファーストリテイリンググループへの販売割合が高く、そのサプライチェーンにおいて重要な地位を確立し、長期安定的な取引関係を構築している。

1946年創業の松岡呉服店を前身とし、1956年に株式会社松岡呉服店を設立。1964年、松岡繊維工業株式会社へ商号変更し、繊維製品の製造加工に業態転換。1990年代に中国での生産を開始し、1998年には国内工場を閉鎖し生産拠点を中国へ完全移管。2000年代以降、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナム、インドネシアへと生産拠点を多角化し、グローバルな生産体制を構築。2017年東証一部上場、2023年スタンダード市場へ市場変更。

中期経営計画「ビジョン2025」に基づき、サプライチェーンの多元化と生産能力拡大を推進。ASEAN地域等への生産地シフトと生産能力拡大を加速し、バングラデシュ、インドネシア、ベトナムの工場で生産ラインを増設。これにより、アパレル需要の回復と顧客の多様なニーズに対応できる柔軟で強靭なサプライチェーンを整備する。新素材開発では、透湿・防水・撥水加工技術を活かした機能性素材を顧客に提案し、アウトドア、医療、自動車関連等、新たな領域への展開を進める。素材と縫製事業のシナジー効果も追求。主力OEM事業における営業力強化として、既存顧客との関係を深耕しつつ、新規セグメント、ミドル~ハイエンド顧客、米国・欧州顧客の開拓を行う。ODM生産、クイックレスポンス、多品種小ロット生産への要望にも対応。2026年3月期に売上高740億円、経常利益47億円を目指しており、既に上方修正されている。

2025年3月期において自己資本比率55.9%と高い水準を維持。現金及び現金同等物は有利子負債を上回り、営業活動によるキャッシュフローは投資活動によるキャッシュフローを上回る。積極的な設備投資を行いながらも、営業キャッシュフローで投資を賄える強固な財務基盤を持つ。

2025年3月期の年間配当は90.0円と前年から大幅に増加し、配当性向は34.7%。自己株式も保有しており、株主への還元姿勢を示す。

グローバルサプライチェーンの強靭化が重要。地政学的リスクに対応するため、ASEAN諸国等を中心とした多拠点展開を加速し、コスト競争力強化とリスク低減を両立させる戦略を推進する。高機能素材開発への注力も重要であり、透湿防水生地のラミネート加工技術を核に、アウトドア、医療、自動車関連などアパレル以外の新領域への展開を模索し、事業ポートフォリオの多様化を図る。特定顧客依存からの脱却と新規開拓も課題。ファーストリテイリンググループへの高い依存度を認識し、新規取引先や新規販売チャネルの開拓、米国・欧州顧客への進出を重点課題とする。これにより、収益基盤の安定化と成長機会の拡大を目指す。中期経営計画の進捗、特に上方修正された2026年3月期の定量目標達成に向けた取り組みが注目される。

[本社]広島県福山市 [創業]1956年 [上場]2017年

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W6S4 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
23.9B 8.8倍 0.6倍 0.0% 2,273.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 70.6B 60.2B 62.8B
営業利益 433M 792M 67M
純利益 2.6B 2.5B 1.7B
EPS 259.5 246.0 170.3
BPS 3,598.3 3,329.1 2,950.9

大株主

株主名持株比率
合同会社マツオカカンパニー0.17%
松岡典之0.12%
日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)0.02%
倉敷紡績株式会社0.02%
上田八木短資株式会社0.02%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)0.02%
三菱UFJキャピタル株式会社0.02%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.02%
JP JPMSE LUX RE NOMURA INT PLC 1 EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
UBS AG SINGAPORE(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.02%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-03-24株式会社日本政策投資銀行 7.42%(3.77%)
2025-03-18松岡 典之 28.76%(1.23%)
2025-03-12株式会社日本政策投資銀行 11.19%(2.55%)
2024-10-04松岡 典之 29.99%(0.02%)
2024-10-01松岡 典之 30.00%(0.01%)
2024-01-05スパークス・アセット・マネジメント株式会社 3.88%(1.26%)
2023-10-13松岡 典之 30.01%--
2023-07-04スパークス・アセット・マネジメント株式会社 5.14%+1.14%
2023-03-13松岡 典之 30.01%--
2022-10-04株式会社日本政策投資銀行 13.74%+13.74%
2022-09-20スパークス・アセット・マネジメント株式会社 3.45%(1.61%)
2022-09-02松岡 典之 30.01%(0.01%)
2022-06-17イーストスプリング・インベストメンツリミテッド 1.66%(3.35%)
2022-02-16松岡 典之 30.02%(0.06%)
2021-12-14松岡 典之 30.02%+0.39%
2021-12-14松岡 典之 30.08%+0.45%
2021-08-30松岡 典之 30.02%+0.39%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2025-03-24EDINET大量保有株式会社日本政策投資銀行大量保有 7.42%1,890+0.48%
2025-03-18EDINET大量保有松岡 典之大量保有 28.76%1,917+0.26%
2025-03-12EDINET大量保有株式会社日本政策投資銀行大量保有 11.19%1,820-0.05%
2024-10-04EDINET大量保有松岡 典之大量保有 29.99%
2024-10-01EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.0%
2024-01-05EDINET大量保有スパークス・アセット・マネジメント株式会大量保有 3.88%
2023-10-13EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.01%
2023-07-04EDINET大量保有スパークス・アセット・マネジメント株式会大量保有 5.14%
2023-03-13EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.01%
2022-10-04EDINET大量保有株式会社日本政策投資銀行大量保有 13.74%
2022-09-20EDINET大量保有スパークス・アセット・マネジメント株式会大量保有 3.45%
2022-09-02EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.01%
2022-06-17EDINET大量保有イーストスプリング・インベストメンツリミ大量保有 1.66%
2022-02-16EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.02%
2021-12-14EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.02%
2021-12-14EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.08%
2021-08-30EDINET大量保有松岡 典之大量保有 30.02%