Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

AGS株式会社 (3648)

AGSは、データセンター基盤の情報処理サービスと、金融・公共・法人向けSIビジネスを両輪とする総合情報サービス企業。さいたまiDCは都心からの利便性、強固な地盤、免震技術、24時間365日運用、多数の国際認証で高い信頼性と参入障壁を確立する。CMMIレベル3認定の高品質なソフトウエア開発と長年の業務ノウハウが競争優位性。DX・クラウド・セキュリティ需要を成長ドライバーとし、優良顧客基盤とワンストップ提供で事業を推進する。 [本社]埼玉県さいたま市浦和区 [創業]1971年 [上場]2011年

1. 事業概要と競争優位性

AGSは、ソフトウエア開発と運用が一体となった総合情報サービスをワンストップで提供する。主要セグメントは情報処理サービスとソフトウエア開発。情報処理サービスでは、データセンターを基盤に、50年来の実績を持つ受託計算サービス、IDC、クラウド、BPOサービスを提供する。「さいたまiDC」は、都心からの利便性、強固な地盤、免震技術、24時間365日運用体制、堅牢なファシリティ・セキュリティが競争優位性となる。ISMS、ISMSクラウドセキュリティ等多数の国際認証取得は、高い信頼性と参入障壁を構築する。ソフトウエア開発では、金融・公共・一般法人向けに情報戦略策定支援、受託開発、ネットワーク設計・構築をトータルに提供する。CMMIレベル3認定、当社オリジナルの「AGS統合開発標準(INDESTA)」、専任品質管理部門による高品質なソフトウエア開発能力を持つ。長年の業務ノウハウが参入障壁となる。ワンストップ提供の企業構造が顧客との深いリレーションを構築し、スイッチングコストを高める。都市銀行子会社であった経緯から、金融・公共・法人分野の優良顧客基盤を保有し、売上割合がほぼ均等な顧客ポートフォリオを構成し、安定的な収益基盤を確立する。

2. 沿革ハイライト

1971年、協和銀行系と埼玉銀行系のコンピューターサービス会社設立。1995年4月、両社合併、あさひ銀総合システム株式会社となる。2003年1月、本社を現住所に移転、「さいたまiDC」を開設。2004年3月、りそな銀行連結子会社から独立。同年7月、商号をAGS株式会社に変更。2006年6月、CMMIレベル3を達成。2011年3月、東証二部上場、2014年3月東証一部指定。2018年1月、ISMSクラウドセキュリティ認証を取得。2022年4月、東証スタンダード市場へ移行する。2025年4月、AGSシステムアドバイザリー株式会社を吸収合併、コンサルティング機能を強化する。

3. 収益・成長

情報サービス産業は、地方公共団体基幹業務システム標準化、民間企業基幹システム刷新、生成AI活用を含むデジタルトランスフォーメーション(DX)推進、サイバー攻撃対策の重要性増大により、中長期的な市場規模拡大が期待される。当社グループは、これらを成長機会と捉え、DXへの取り組みを強化する。第二期中期経営計画(2025年度開始)では、「クラウド・インフラセキュリティビジネスの推進」「コアビジネスの深化」「人事戦略の推進」「経営効率化の推進」の4つの重点施策に取り組む。研究開発では、新技術調査研究や新サービス企画・開発を進め、企業・団体向け生成AIサービス「AI-Zanmai」等を新規構築する。高速開発ツールや生成AI活用を通じ、質の高いサービス提供を図る。AGSシステムアドバイザリー吸収合併により、ITコンサルティング機能を強化し、ワンストップサービス提供能力を向上させる。

4. 財務健全性

2025年3月期末、有利子負債は0円で無借金経営を維持する。現金及び現金同等物は5,435,923千円を保有。データセンターへの設備投資を継続的に実施し、当連結会計年度は494百万円を投下した。

5. 株主還元

2025年3月期の年間配当金は24.0円。2024年度ROEは8.9%(一過性要因除く)。

6. 注目ポイント

AGSは、金融・公共・法人分野の優良顧客基盤とバランスの取れたポートフォリオで安定収益基盤を形成する。「さいたまiDC」の地理的優位性、堅牢なファシリティ、多数の国際認証取得は、データセンタービジネスの競争優位性と参入障壁となる。DX推進、クラウドシフト、サイバーセキュリティ対策を成長機会と捉え、クラウド・インフラセキュリティビジネス推進や生成AI活用を重点戦略とする。ワンストップサービス提供能力強化と高品質なソフトウエア開発体制が、顧客との長期関係を構築する。りそなグループへの売上依存度(2025年3月期30.3%)はリスク要因だが、新規顧客開拓とサービス拡大でリスク軽減を図る。

出典: 有価証券報告書 (2025-03) doc_id=S100W007 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
20.3B 14.3倍 1.3倍 0.0% 1,172.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 24.9B 22.1B 21.1B
営業利益 1.8B 1.3B 874M
純利益 1.4B 936M 682M
EPS 81.9 54.0 38.4
BPS 877.0 815.7 761.2

大株主

株主名持株比率
AGS社員持株会0.11%
大栄不動産株式会社0.09%
富士倉庫運輸株式会社0.06%
埼玉県民共済生活協同組合0.06%
千葉県民共済生活協同組合0.06%
株式会社りそな銀行0.05%
株式会社ティー・アイ・シー0.04%
武州瓦斯株式会社0.02%
兼松エレクトロニクス株式会社0.02%
株式会社KSK0.02%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-01-30TDNet決算AGS2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,414+0.71%
2026-01-30TDNet配当・還元AGS自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付け並びに自己株式の1,414+0.71%
2026-01-30TDNet人事AGS役員人事に関するお知らせ1,414+0.71%
2025-10-30TDNet決算AGS2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)1,455+2.61%
2025-10-15TDNet業績修正AGS2026年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想の修正、並びに中間及び期末配当予想の修正(増1,196+20.15%
2025-08-08TDNetガバナンスAGSコーポレートガバナンス・ガイドラインの一部改正に関するお知らせ1,302-1.23%
2025-07-30TDNet決算AGS2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)1,123+16.92%
2025-07-15TDNet人事AGS役員に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ1,023-0.20%