Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

ソフトマックス株式会社 (3671)

ソフトマックスは、電子カルテ・オーダリング・医事会計システム等の総合医療情報システム「PlusUs」の開発・販売・保守サポートを行う。Web型電子カルテは高セキュリティと低運用コストを実現し、データベース一元化で効率化を図る。1978年からの医事会計ノウハウと開発から導入までの一貫体制が競争優位性。医療DX施策に積極対応し、クラウド型システムの提案で市場シェア拡大を目指す。全国16拠点で直販を主体とする。 [本社]東京都品川区 [創業]1974年 [上場]2013年

1. 事業概要と競争優位性

ソフトマックスは、電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システム等の総合医療情報システムの開発・販売及び保守サポートを中核事業とする。事業は単一セグメントで、システムソフトウェア、ハードウェア、保守サービス等を販売する。主力製品は総合医療情報システム「PlusUs」シリーズである。

ビジネスモデルの質として、保守サービス等によるストック型収益の確保を図る。近年はデータセンターを利用したクラウド型医療情報システムでの提供を進め、サーバ投資の初期・運用コストを低減し、高レベルのセキュリティと耐災害性を備えたサービスを提供する。

競争優位性(Moat)は、まず技術的優位性にある。Web型電子カルテシステムは、端末への専用プログラムや管理者常駐を不要とし、納期短縮、初期・ランニングコスト低減、高セキュリティ、低運用コストを実現する。Webベースでのシステム統合により、データベースの一元化とリアルタイムデータ反映を可能にする。SS-MIX2やHL7 FHIR等の国際標準規格、医療DXの各種施策に積極対応する。生成AI等の新しい技術の研究にも取り組む。次に、1978年からの医事会計システム開発で培ったノウハウ、開発から導入サポートまでを自社で一貫して行う体制が強みである。医療機関の基幹システムとして、24時間サポート体制や保守サービス提供により顧客のスイッチングコストを高める。品質・セキュリティ面では、国際品質保証規格ISO9001、情報セキュリティ認証ISO27001、プライバシーマークを取得し、適切な情報管理を実施する。参入障壁は、医療分野特有のノウハウ蓄積と法規制・医療制度改革への対応能力である。

2. 沿革ハイライト

1974年1月、鹿児島市にビクター計算機九州販売株式会社を設立する。1978年8月、医事会計システムの開発・販売を開始する。2001年1月、グループ4社を吸収合併し、ソフトマックス株式会社に商号変更する。2004年2月、電子カルテシステムの販売を開始する。2011年4月、Web型電子カルテシステムの開発・販売を開始する。2013年3月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、2022年4月にはグロース市場へ移行する。2016年2月、本社を東京都品川区に移転する。

3. 収益・成長

当社の収益は増加傾向にある。current期の売上高は5,428,986千円、営業利益は662,531千円、純利益は480,154千円を計上する。

成長ドライバーとして、医療分野のICT化、特に医療DXの推進によるTAM拡大が挙げられる。医療情報システムの役割は、診療データ記録から医療従事者の働き方改革支援、医療情報の共有化によるデータ利活用へと拡大し、市場成長を牽引する。新市場・新製品への対応として、クラウド型システムや生成AI活用による新機能開発で、医療従事者の作業効率化を目指す。医療DX施策への積極関与が新たな事業機会を創出する。営業基盤の強化も重要な成長戦略であり、全国16か所に営業拠点を設置し、直販を主体に展開する。九州エリア中心から、関東・東北・北海道エリアでの営業体制強化を図り、クラウド型システムの提案を積極的に展開することで市場シェア拡大に取り組む。人材確保・育成も重視し、事業拡大と技術革新に対応する。

4. 財務健全性

当社の財務状況は健全性を維持する。current期の総資産は7,535,616千円、純資産は3,517,717千円であり、増加傾向にある。現金及び現金同等物は2,346,044千円であり、有利子負債1,412,060千円を上回る水準を維持する。

5. 株主還元

株主還元として、年間配当金は30.0円(current期)であり、安定的に維持する。

6. 注目ポイント

医療DX推進を背景に、Web型・クラウド型医療情報システムの提供強化と市場シェア拡大戦略は注目に値する。生成AI等の新技術活用による新機能開発は、医療従事者の業務効率化と診療報酬請求業務の精度向上に貢献し、競争力強化に貢献する。全国的な営業基盤の強化、特に東日本エリアでの展開拡大は、新たな成長機会を追求する上で重要である。長年培ったノウハウ、開発から導入サポートまでの一貫体制、24時間サポート、ISO認証等による品質・セキュリティへのコミットメントは、持続的な事業成長を支える基盤となる。

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VIM3 | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
1.9B 4.0倍 0.5倍 0.1% 317.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 5.4B 5.3B 5.1B
営業利益 663M 581M 548M
純利益 480M 453M 419M
EPS 80.0 75.5 70.1
BPS 586.4 536.7 490.5

大株主

株主名持株比率
株式会社リンクス0.25%
野  村  俊  郎0.21%
株式会社鹿児島銀行0.04%
株式会社青雲0.04%
光通信株式会社0.04%
ソフトマックス従業員持株会0.02%
槇 田 重 夫0.01%
小 野 薫 子0.01%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社0.01%
中 園 政 秀0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-09-26光通信株式会社 6.79%+0.69%
2025-05-02光通信株式会社 6.10%+1.08%
2025-04-18光通信株式会社 5.02%+5.02%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-03-23TDNetその他ソフトMAX非上場の親会社等の決算に関するお知らせ
2026-03-23TDNetその他ソフトMAX支配株主等に関する事項について
2025-12-26TDNetその他ソフトMAX東京証券取引所スタンダード市場への上場市場区分変更のお知らせ363-4.41%
2025-12-19TDNetその他G-ソフトMAX東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更承認に関するお知らせ342+3.22%
2025-12-18TDNet業績修正G-ソフトMAX配当予想の修正(増配)に関するお知らせ332+3.01%
2025-12-18TDNet決算G-ソフトMAX(訂正・数値データ訂正)「2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」の一部訂正に332+3.01%
2025-12-18TDNet決算G-ソフトMAX(訂正・数値データ訂正)「2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」の332+3.01%
2025-11-11TDNet決算G-ソフトMAX2025年12月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結)391+0.51%
2025-09-26EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 6.79%368-0.27%
2025-08-26TDNetその他G-ソフトMAX固定資産の取得に関するお知らせ343+0.87%
2025-08-12TDNet決算G-ソフトMAX2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](非連結)320+0.94%
2025-08-12TDNetその他G-ソフトMAX2025年12月期第2四半期(中間期)の業績予想と実績値の差異に関するお知らせ320+0.94%
2025-08-12TDNetその他G-ソフトMAX東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更申請に向けた準備に関するお知らせ320+0.94%
2025-05-02EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 6.1%853+2.58%
2025-04-18EDINET大量保有光通信株式会社大量保有 5.02%835+1.68%