Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社リップス (373A)

株式会社リップスは、メンズコスメ「LIPPS」の商品事業とメンズヘアサロン「LIPPS hair」のフランチャイズ事業を展開。サロンワークからのニーズを商品開発に活かす独自モデルが強みで、ヘアワックスは2023年度グッドデザイン賞を受賞。国内に先駆け男性向けスキンケア・メイクアップ「LIPPS BOY」を発売し、トレンドを創出。 [本社]東京都渋谷区神宮前 [創業]2008年 [上場]2025年

1. 事業概要と競争優位性

株式会社リップスは、メンズコスメ「LIPPS」の商品企画・販売を行う商品事業と、メンズヘアサロン「LIPPS hair」のフランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業を展開しています。

商品事業は、ファブレスメーカーとして化粧品の企画・販売を手掛けます。主力はヘアワックスやシャンプー等のヘアケア商品で、ヘアワックスは2023年度グッドデザイン賞を受賞。商品開発は、フランチャイズ展開するメンズヘアサロンでのサロンワークから得られるニーズを起点とし、スタイリストの意見を取り入れる独自モデルが強みです。これにより、美容感度の高い若年層男性に支持される「LIPPS hair」の強みを活かした高品質な商品作りを実現しています。2019年には国内メーカーに先駆け男性向けスキンケア・メイクアップ商品シリーズ「LIPPS BOY」を発売し、トレンドを創出。販売先は小売店、サロン、ECなど多岐にわたります。

サロンフランチャイズ事業は、創業者の的場隆光が1999年に東京原宿でヘアサロン「LIPPS」を開店したことに始まります。現在、当社は直営店舗を持たず、フランチャイザーとして経営指導、店舗運営支援、美容師への技術指導を行い、加盟店からロイヤリティなどを収受。原宿でメンズヘアサロン文化を創造。独自のカット技法とSNS活用で最新トレンドを発信し、若年層に支持される地位を確立しています。フランチャイズ店は関東を中心に28店舗を展開(当事業年度末現在)。独立志向のスタイリストを支援する制度を構築し、顧客ロックインとノウハウ蓄積による参入障壁を形成しています。

2. 沿革ハイライト

2008年4月、創業者の的場隆光が営むヘアサロン「LIPPS」の運営支援と業務用美容商材の企画・販売を目的に株式会社レスプリ設立。2019年4月にはスキンケア・メイクアップ商品ブランド「LIPPS BOY」を発売。2022年6月、株式会社リップスへ商号変更。同年、ヘアサロン「LIPPS hair」運営法人はMBOで当社から分離し、フランチャイジーに。2025年6月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場しました。

3. 収益・成長

当社はメンズビューティーのスタンダードブランドを目指し、メンズコスメ市場におけるシェア拡大を図ります。メンズコスメ市場は拡大基調で、富士経済によると2024年には1,636億円に達する見込み。商品ラインナップ増加や美容感度向上、男性用スキンケア需要拡大が市場成長を牽引しています。当社は、ヘアサロンブランド「LIPPS hair」の強みを活かし、ヘアケア商品を中心に商品認知度を向上させ、販路を拡大してきました。上場を通じ「LIPPS」のブランド力向上、人材確保、組織強化、販路拡大、企画・開発力向上を目指します。商品事業の売上高を主な経営指標とし、広告宣伝費が同業他社に比べ低い事業構造を特徴とします。

4. 財務健全性

当社の財務状況は健全です。2025年8月31日時点で現金及び現金同等物26.5億円、有利子負債0円の実質無借金経営を維持。総資産40.7億円に対し、純資産36.1億円、自己資本比率約88.8%と高水準です。営業活動によるキャッシュフローは6.7億円を計上。事業拡大に伴う人材関連投資費用が先行し、利益率を低下させる可能性をリスクとして認識しています。

5. 株主還元

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要項目の一つと位置付けています。

出典: 有価証券報告書 doc_id=S100X6NP | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-20)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
3.9B 8.0倍 1.1倍 0.0% 1,544.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 4.7B 4.4B 3.8B
営業利益 705M 949M 721M
純利益 489M 652M 424M
EPS 192.1 260.0 169.5
BPS 1,418.7 1,128.6

大株主

株主名持株比率
株式会社Akeru0.41%
的場 隆光0.09%
株式会社SBI証券0.08%
楽天証券株式会社0.07%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.04%
NOMURA INTERNATION AL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社)0.02%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNY GCM CLIENT ACCOUNTS M LSCB RD(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.02%
松井証券株式会社0.02%
伊藤 伸0.01%
JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.01%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2026-02-16GMOクリック証券株式会社 4.09
2026-02-06SMBC日興証券株式会社 5.63
2026-02-02GMOクリック証券株式会社 5.94
2026-02-02GMOクリック証券株式会社 5.94
2025-11-10三井住友DSアセットマネジメント株式会社 6.6
2025-07-03株式会社Akeru 49.92

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-16TDNetHolding change by GMOクリック証券株式会社
2026-02-06TDNetHolding change by SMBC日興証券株式会社
2026-02-02TDNetHolding change by GMOクリック証券株式会社
2026-02-02TDNetHolding change by GMOクリック証券株式会社
2025-11-10TDNetHolding change by 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
2025-07-03TDNetHolding change by 株式会社Akeru