Activist Journal — EDINET 大量保有報告モニター

株式会社アエリア (3758)

アエリアはITサービス、コンテンツ、アセットマネージメントの3事業を展開する。ITサービスはオンライン電子出版特化アフィリエイトプラットフォームやデータサービスを提供し、ニッチ市場に特化する。コンテンツ事業はスマートフォン向けゲームをフリーミアムモデルで提供し、2004年からのノウハウとRPG『Wizardry』の著作権・商標権を競争優位性とする。参入障壁が低い市場でニッチ戦略を推進する。アセットマネージメントは不動産事業、賃貸管理、宿泊施設運営を行い、ITノウハウを相互活用する。M&Aで事業規模と領域拡大を図る。 [本社]東京都港区 [創業]1998年 [上場]2004年

1. 事業概要と競争優位性

アエリアは、当社、連結子会社26社及び持分法適用関連会社1社で構成され、ITサービス事業、コンテンツ事業、アセットマネージメント事業の3事業を展開する。

ITサービス事業は、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム、マネージドホスティング等のデータサービス、システム開発・管理、Webサイト運営を行う。オンライン電子出版特化アフィリエイトプラットフォームは、ニッチ市場への特化により専門性とノウハウを蓄積し、競争優位性を構築する。データサービスはストック型収益の要素を持つ。

コンテンツ事業は、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発・配信・運営、キャラクターグッズ販売を展開する。ゲームは無料で提供し、ゲーム内アイテム課金で収益を得るフリーミアムモデルを採用する。2004年からの事業経験とノウハウ、RPG『Wizardry』の著作権・商標権保有が競争優位性となる。しかし、コンテンツ市場は参入障壁が低く競争が激化しており、当社グループはマス・マーケットからニッチ・マーケットでの基盤作りを進める方針である。

アセットマネージメント事業は、不動産事業、賃貸管理業務、宿泊施設の企画・運営・管理、コンサルタント業、国内外企業への投資を行う。賃貸管理業務はストック型収益の要素を持つ。アエリアグループのITノウハウやネットワークを相互活用し、事業効率化と収益拡大を図る。

2. 沿革ハイライト

当社は1998年5月、有限会社コミュニケーションオンラインとして創業。2002年10月、会社分割によりモバイルコンテンツ&ソリューション事業等を承継し、株式会社アエリアを設立する。2004年12月、大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場する。

オンラインゲーム事業を拡大し、2006年11月にはRPG『Wizardry』の著作権・商標権を取得する。2012年12月にはオンラインゲーム累計登録会員数が4,000万人を突破する。

2014年以降、ガマニアデジタルエンターテインメント、リベル・エンタテインメント、サイバードなど多数の企業をM&Aにより子会社化し、事業領域を拡大する。2022年4月、東京証券取引所スタンダード市場へ移行する。

3. 収益・成長

当社はEBITDAを重要な経営指標とし、その成長を通じた中長期的な企業価値向上を目指す。

中長期的な経営戦略として、各事業の連携とシナジー創出によるリスク分散、強固な収益基盤確立、国内外市場での事業規模拡大を図る。

ITサービス事業は既存顧客強化と新規顧客開拓により安定収益を獲得する。

コンテンツ事業は女性ターゲット市場での影響力強化、海外・オンラインカジノ等の新規マーケット進出、新たなコンテンツ・サービス創出に取り組む。

アセットマネージメント事業はITノウハウ・ネットワーク相互活用に加え、不動産情報可視化、空き物件利活用、クラウドファンディング活用不動産投資プラットフォーム構築等、新たなマーケット創出に取り組む。

資本提携及び業務提携の推進、新規成長マーケットへの進出は、既存事業強化に加え、海外展開や新規市場開拓を通じた事業規模・領域拡大の主要な成長ドライバーとなる。

研究開発活動はコンテンツ事業が中心であり、当連結会計年度の研究開発費は340百万円である。

4. 財務健全性

2024年12月期(current)の総資産は20,263百万円、純資産は8,581百万円である。現金及び現金同等物は7,684百万円を保有する。有利子負債は7,446百万円である。

企業買収や物件取得で借入金を活用するため、金融環境変化による支払利息増加や調達困難、財務維持要件抵触リスクを認識する。

5. 株主還元

2024年12月期(current)の年間配当金は5.0円である。

6. 注目ポイント

当社は「コミュニケーション」をキーワードに、成長市場へ集中し、EBITDA成長を通じた企業価値向上を目指す。

コンテンツ事業における参入障壁の低さに対し、長年の経験とノウハウ、IP保有、ニッチ市場戦略の成否が競争力維持と成長を左右する。M&Aによる事業規模・領域拡大戦略の実行力も重要な注目点である。アセットマネージメント事業におけるITノウハウ活用やクラウドファンディングを活用した不動産投資プラットフォーム構築による新たなマーケット創出も成長ドライバーとして注目される。

主要な事業リスクとして、市場競争激化、技術革新、M&A不確実性、有利子負債依存、創業者である特定人物への依存が挙げられる。これらのリスクに対する対応策と経営戦略の進捗を注視する必要がある。

[本社]東京都港区 [創業]1998年 [上場]2004年

出典: 有価証券報告書 (2024-12) doc_id=S100VJ2F | 生成: gemini-2.5-flash (2026-03-21)

主要指標

時価総額 PER PBR 配当利回り 終値
6.0B 0.6倍 0.0% 253.0円

業績(3期)

current prior1 prior2
売上高 19.2B 22.7B 20.6B
営業利益 -42M 476M 835M
純利益 -739M 480M 172M
EPS -33.6 21.6 7.8
BPS 395.2 426.4 406.8

大株主

株主名持株比率
長嶋 貴之0.15%
小林 祐介0.11%
林田 浩太郎0.05%
TUSCAN CAPITAL LLC0.02%
山下 博0.02%
石田 博男0.01%
アエリアグループ役員持株会0.01%
西村 智0.01%
浅井 和子0.00%
JPモルガン証券株式会社0.00%

大量保有報告書

日付提出者保有割合変動
2025-05-15長嶋 貴之 15.12%+2.21%
2025-05-15小林 祐介 13.65%+1.64%
2025-04-16小林 祐介 12.14%+0.13%
2025-04-16小林 祐介 12.14%+0.13%
2023-07-21小林 祐介 12.01%+0.42%
2023-07-20小林 祐介 12.01%+0.42%

カタリスト・タイムライン

日付ソースカテゴリアクターイベント株価翌日
2026-02-24TDNet不祥事・訂正アエリア(訂正)「孫会社の異動に関するお知らせ」の一部訂正について265-1.51%
2026-02-24TDNetその他アエリア孫会社の異動に関するお知らせ265-1.51%
2026-02-02TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ290+0.00%
2026-01-05TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ285+2.81%
2025-12-22TDNetその他アエリア2025年12月期 株主優待の内容決定に関するお知らせ294-0.68%
2025-12-01TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ302-0.33%
2025-10-01TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ287+1.05%
2025-09-01TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ343-0.58%
2025-08-01TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ325+0.00%
2025-07-01TDNet配当・還元アエリア自己株式の取得状況に関するお知らせ273-1.10%
2025-05-15EDINET大量保有長嶋 貴之大量保有 15.12%250+0.00%
2025-05-15EDINET大量保有小林 祐介大量保有 13.65%250+0.00%
2025-04-16EDINET大量保有小林 祐介大量保有 12.14%227+10.57%
2025-04-16EDINET大量保有小林 祐介大量保有 12.14%227+10.57%
2023-07-21EDINET大量保有小林 祐介大量保有 12.01%
2023-07-20EDINET大量保有小林 祐介大量保有 12.01%